
「色の名前」
子どもの夏休みが終わると、いつもファッション誌のページをめくりたくなる。
子どもとの忙しない生活が一段落し、9月に入ったことで気分が変わるから。
さっそく大きな書店に足を運ぶ。
本屋に行くとわたしの心は躍る。
ここは、知識とエスプリの宝庫。
どんな官能も喜怒哀楽も活字やビジュアルの中に詰まっている、と思うと、
ときめかないわけにはいかないのである。
本屋に行くと許されるだけの時間めいっぱいいてしまう。
欲しかったのに、ファッション誌をいくつか追っていたら、
なんだかもうそれで気持ちが満足してしまって、違うものが欲しくなってしまった。
以前から色の名前には関心があって、
24色パステルのケースに書かれている、
横文字のニュアンスのあるそれを眺めていたこともしばし。
目に入ったのが、タイトルもわたしのまさにずばり欲っしていた「色の名前」という本。
写真がちりばめられた美しい本だ。
以前うぱ(夫)にこの本と同じシリーズの「空の名前」
という本を買ってもらったことがある。
その本が「色の名前」の隣りに並んでいた。
「色の名前」には色に関する写真と解説文が載っている。
源氏物語や今昔物語からも出典がある。
色の名前の秘密が美しく紹介されていてうっとりする。
今夜からベッドに連れていって、枕もとに置こうと思う。
******* 関連情報 *******
「色の名前」
近江 源太郎, ネイチャープロ編集室 角川書店
価格: ¥2,500
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