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収穫の悦楽

台所洗剤入れ

とっても可愛い入れ物を使っていた。
台所洗剤入れ。
クマさんのカタチをしている透明のプラスチック。
なのに、ある日洗剤がハートの受け皿にこぼれている。
なんと、小さい穴がどこかにあいてしまったようなのだ。
せっかく気にいってたのに、液もれしてしまったら仕方ない。

だいたいわたしは家事が苦手なので、
どうにか楽しくなるように道具くらいは遊びごころがあるものをと工夫している。

台所用品は、窓辺に並べているので、気に入ったものを実用品といっしょに置いている。
スポンジ入れは、ピンクの底がちょっとかけてしまったパフェグラス。
フライパンを洗うブラシは、トウモロコシのカタチをしている。
それを入れているものは、「エミリオ ロバ」のかけてしまったティーカップ。
「エミリオ ロバ」はアレンジフラワーで有名だけれど、
エミリオ ロバ、本人の手描きのティーカップをみつけ購入した。
薔薇の絵が描かれているお気に入りのものだったが、洗っている時にかけてしまった。
それをフライパンを洗うブラシ入れにしているのは悲しいけれど、
毎日そのカップを眺められるという幸せもある。
その隣りには、カエルのハブラシ立て。
陶器製のカエルが腕を胸にあてて立っている。
その腕にそうじ用の使い古しの歯ブラシ、細かいところを洗うブラシを立てている。
カエルがそうじ道具を持って立っているようで、そのとぼけた表情がいい。
液体ハンドソープ入れはクマのプーサンの絵がついている。
オールドプーみたいなタッチなので子どもっぽくないので気に入っている。
タワシ入れは、花柄のティーカップ、
金属タワシは、モスグリーンの大理石のティーカップに入れている。
気に入っているものでもすこしかけたくらいなものは、入れ物として利用できる。
時計は紅茶の空き缶に時計がついているもの。
ベージュをベースにアールヌーボー調の模様のついている美しい缶だ。
みんな並べて窓辺に置いてある。
気に入っていたものなので、捨てられずに違った使い方をしている。
料理をしている時、お茶碗を洗っている時に毎日眺められるのでちょうどいい。

そこにしても、600mlのどーんとした台所洗剤を置くはめになって閉口していた。
今まで活躍してくれたクマさんの入れ物の代わりになるような、
もっと可愛いものはないのか・・・。
600mlの入れ物はちょっとやっぱりヘンだな、という感覚は息子たちにもあったらしく、
「大きすぎてヘンだね」と言っていた。

クマさんの形をしたはちみつを見たことがあったので、
はちみつを食べた後洗剤入れにしようと探したが見つからない。
そこで、100円ショップにあった淡いピンクの入れ物に入った洗剤をみつけた。
それは、原材料などの情報が書かれているものが、
カバーのようにまわりに張り付いていただけなので、
それを外せばなんとかなりそうなコンパクトサイズ。
まわりのシートを外して、こすって貼れる水に強い花のシールをはった。
まあ、クマさんよりはキュートではないけれど、可憐なかんじでいいかな。

たいしたことではないが、壊れたお気に入りを再利用したり、
シールで工夫したりするだけで、自分なりの雰囲気が演出できる。
家事を楽しくするには、道具を楽しくをもっとうに、
でもやっぱりマンネリメニューのわたしなのであった。
う〜ん、あしからず。


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