キャンプ料理

 キャンプ中にも便利な料理の紹介です。
●山菜類

sansai02.jpg  見ての通りのワラビです。

sansai01.jpg  初めて食べたウドです。茹でただけで醤油もつけずそのまま食べてみましたが、茎は素直な野菜でおいしかったです。

 芽は苦味が強いので、さすがに味無しでは食べにくかったですが、てんぷらにして油の甘さも加えれば相当いけるかもです。

cook0002.jpg  北海道の、初めて食べたフキです。一応、一番ありふれた油揚げと一緒に炒めてみました。当然おいしかったです。しかし、中頓別の高橋豆腐店の油揚げは異常な厚みと大きさでした。確か厚揚げでは無かったと思います。

 北海道のフキですが、本州のに比べて素直な味で、食べやすかったです。わたしは元々フキは好きでは無かったのですが、年齢の影響もあるとは思いますが、それにしてもあっさりしていて美味しく食べられました。普通の野菜としても充分使えました。

 フキの採り方ですが、山菜採りの人は普通は横の方の柔らかいのを採るのですが、山菜採りの業者の人は、中央の丸い方、それも柔らかく無いのを採るとのことでした。スチーム(圧力鍋?)で加工するので柔らかいのだと崩れてだめらしいです。

 普通の山菜採りだと春でフキのシーズンは終わるのですが、業者は夏中?採るそうです。そこでわたしも茹でる時間を長くすることで、業者と同じ中央の丸い、夏のフキを使ってみたところ、充分食べられました。おかげで野菜に不自由しませんでした。北海道はやはり山菜天国ですね。圧力鍋があるなら、無敵かもです。

 夏の場合、採る場所は、やはり水に近いところがいいみたいです。水から遠いとさすがにだめでした。水際のフキを切ると、中から水があふれてきます。

cook0003.jpg  その山菜採り業者に教えてもらったのが、フキの味噌漬けです。茹でて皮をむいたフキを、そのまま味噌に漬けるだけというシンプルな方法でOKです。次の日くらいから食べられます。辛いので味噌は洗い落としてから食べます。長く漬けて塩辛過ぎる場合は、短時間水に浸けるといいかも知れません。但し長時間浸けると塩抜き状態になってしまいます。

 これは、皆にすごく好評でした。キュウリやナスの味噌漬けもすごく美味しくて、味噌漬けがちょっとしたブームになりました。

 キュウリは半日でもOKでしたが、ナスは一日では漬かりませんでした。

cook0004.jpg  こちらはTさんがやっていた麺つゆ漬けです。

 真似してやってみましたが、これも手軽で美味しいです。

 麺つゆが高価なのが少し難点ですが。


●ご飯の炊き方

 海外でも、お米はどこのスーパーでも売っています。なので、キャンプなら毎日ご飯を食べることも可能です。ただ、お米の種類はタイ米みたいな長いのが多いです。これも食べられないことはありません。品揃えが無い場合はわたしも長いのでも使います。

 デザート用(ライスプディング用で、イタリア産が多い)として短いのがあります。わたしは出来る限るこれを買っています。どちらのお米も日本の感覚から言えば桁違いに安いです。英語だとlongとかshortとか書いてあるのでわかります。まあ袋が透明だと見ればわかりますが。

 もうひとつ、日本米の系統の、少し高級なお米も売っていることもあります。勿論、日本産ではなくカリフォルニア産とかですが。これは結構高いですが、それでも日本のお米よりは相当安いです。まあ価格に関しては、超高級な品質の日本のお米と比べるのは無理があります。「安かろう悪かろう」というほどではありませんが、海外の安いお米は、当然それなりの品質です。

 ご飯の炊き方ですが、

 (1) 洗う。(実は洗わなくても可能)
 (2) 容量比で2割増の水を入れる。(洗わない場合には4割増し)
 (3) 30分程度放置。(急ぎの時はパス?)
 (4) 中火で沸騰するまで加熱する。
 (5) 弱火にして10分炊く。(弱火不可なら手で持って調整する)
 (6) 火を止めて10分蒸らす。(おなかすいてる時はパス?)

 洗うのは実は無しでもかまいません。ヌカ臭いと感じられる人はごく少数の味覚の特に敏感な人だけだと思います。わたしもそう鈍感なわけではないと思いますが、お米だけを意識して味わってみても辛うじて感じられるかどうかという程度です。無洗米も含めて、洗わなかった場合には水は4割増しです。炊く前の30分放置は時間が無ければパスして下さい。少し硬い感じになる場合もあります。冷えた時には差が大きいかも知れませんが、暖かいうちなら充分食べられると思います。

 最初は蓋が暴れるまで中火で加熱して、暴れたら出来る限りの弱火にします。これで10分炊けばOKですが、外で風が強い場合や量が多い時などには、少し火力を上げないと芯が残る可能性もあります。

 鍋ですが、チタンやステンレスの鍋だと、熱伝導が悪いので、火の形に焦げます。逆に保温性はいいので、汁物などには適していますが。なので、これらの鍋でごはんを炊くのは結構難しいです。わたしは鉄の板(缶詰の蓋など)を火と鍋の間に敷いて火力を均等にしています。缶詰の蓋はフィルムコーティングされているので、使う場合には最初に外で焼いておくことが必要です。

 ガソリンコンロなどで充分な弱火に出来ない場合や、チタンの鍋を使う時などでは、可能なら、弱火で炊く10分間、鍋を持ってずっと移動させておく方法はあります。

 蒸らしの10分間を省くと、ご飯の出来は少し落ちるかもですが、おなかがすいている場合は仕方ないかもですね。


●ネコうどん <2007年3月8日>

うどんの玉  「ねこまんま」というのがあります。地域によって味噌汁をごはんにかけたものと鰹節をかけたものがあるようです。わたしはどちらもやりますが、鰹節の方が多いかもです。味噌汁をかけるのは、お行儀が悪いと言われる食べ方ではありますが、キャンプの朝、冷たいご飯の時などには便利です。

 この鰹節をうどんにかけたものが「ネコうどん」(勝手に命名)です。材料は、うどんの玉と鰹節パック、あとは葱くらいでしょうか。写真では、葱が無かったので、菜の花を摘んできて緑の彩りにしています。

 作り方ですが、うどんを茹で、軽く水分を切って器に移し、鰹節をかけ、その上に少量の醤油をかけ、あとはかき混ぜて食べます。鰹節をかけて混ぜ、それから醤油をかけるやり方もあります。

ネコうどん  おいしさのこつは、茹でてすぐ食べることです。遅くとも、数分以内に。水分が少ないので、醤油は相当少ない量でも大丈夫です。初めてだと多めにかかってしまう可能性もあると思います。

 水分の切り方は、少し水分が残っているくらいの方が、醤油の量の調整がやさしいかもしれません。ごく少量の茹で汁を入れ、スープ的にして食べるのもいいかも知れません。

 わたしは一瞬だけ水分を切ってすぐ器に移すので、少し汁が残るような状態で食べています。非常に簡単な料理ですが、おいしさは保障付き?です。これは椎名誠がやっていたものですが、まあお試し下さい。

 食べ物がこれだけの場合は、1玉ではすぐおなかがすくので、1.5玉か2玉は必要かも知れません。


●ツナ缶の炊き込みご飯 <2007年2月23日>

ツナ缶  ツナ缶(オイル入り)を使った炊き込みご飯です。いつもは”シーチキン”を使っているのですが、買いに行った店に4缶セットが無かったので、今回は別のメーカーのを使いました。こういう缶詰は海外でも一般的ですが、健康志向の国では、オイル入りがなかなか見つからない時もあります。

 オイルが炊き込みご飯に入るとお米にツヤが出て、よりおいしくなりますが、缶に入っているのを全部入れると多過ぎるかも知れません。適度に油を切ってから使うといいと思います。

具  具は、ニンジン、玉ねぎ、しいたけ、です。

 具は適当な大きさに切ります。細かく切ってもいいし、1cm四方とかのブロックでも問題無しです。量は結構たくさん入れても大丈夫だと思います。

炊飯前  水加減は、醤油や玉ねぎの水分もあるので、お米と1対1にします。普通のご飯を炊くように2割増にすると相当柔らかくなってしまいます。

 調味料は、うすくち醤油をお米1合に対して大さじ1杯程度にします。

 ダシとして「ほんだし」などを適量入れればうまみが増すでしょうが、しいたけからも少しは出るでしょうし、ツナ缶にもある程度は入っているでしょうから、無しでもいいと思います。入れると「コッテリ」、入れないと「アッサリ」、といったところでしょうか。勿論、昆布などでちゃんとダシをとってもかまいません。

 砂糖を少々入れてもいいですが、玉ねぎの甘味などもあるので、無しでかまいません。まあお好みで。

炊き上がり  炊き上がって混ぜる途中の写真です。炊き上がった時は具は上に層になっているので、かき混ぜて下さい。

 オイル入りツナ缶を使うと簡単に炊き込みご飯が作れます。手軽なのでお試し下さい。

 わたしはキャンプの時、全く同じ材料で、野菜炒めを作ることもあります。でそのフライパンの中に暖かいご飯を入れてかき混ぜて、「ご飯を炒めてないチャーハン」として食べることもあります。フライパンを食器としてそのまま食べるのですが、これもなかなかおいしいです。

 ツナ缶をいっぱい持っている時は、このチャーハン?と炊き込みご飯を交互に作るときもありますが、全く同じ材料にもかかわらず、雰囲気はちょっと変わるのでいいかもです。


●ご飯を炒めていないチャーハン?

cook0001.jpg  炊き込みご飯と同じ材料で野菜炒めを作り、出来上がってから炊き上がったご飯を混ぜてチャーハンもどきにします。

 ご飯を炒めなくても充分おいしいです。

 このまま、フライパンから食べます。

 小さなフライパンにこれだけの量だと炒めるのは難しいですが、完成後に混ぜるだけなら、簡単です。


●ホットケーキ改、2種 <2007年1月27日>

cakemix.jpg  ホットケーキの粉は海外でも売っています。店の無い地帯でパンを何日分も持つのも大変なので、ホットケーキの粉を持ち運ぶこともあります。長期の旅行の場合はテフロン加工の小さなフライパンも持って行く(というよりは現地で買うことが多いですが)ので、油無しでも焼けますし。(テフロン加工は有害との情報もあります。まあ樹脂のコーティングですから当然かもしれません。便利なので使ってしまうでしょうが、出来るだけ弱火での調理がよさそうです。強火料理は鉄鍋で。)

 水で溶いて焼くだけでも充分食べられますが、いつも同じだと飽きてくるので、変化技の2種を作ってみました。

cake0001.jpg  「ゆであずき」を混ぜます。ホットケーキミックス1袋(200g)に対して1缶(210g)でいいと思いますが、ちとカロリーが気になった?ので、2袋に対して1缶にしてみました。水は1袋に対して180cc、計360cc。

 このケーキは「しっとり」させるのがコツ?です。生クリームを入れたりするとそうなるでしょうかね〜。卵や牛乳、生クリーム、バターなど、なんでも合うと思います。

 水だけでオーブンで焼いた場合は、少々乾燥し過ぎの焼き上がりになるかも知れません。

cake0002.jpg  不精をして2袋をフライパンで一気に焼いてみました。蓋をして、1番弱火で片面20分程度、計40分焼きます。オーブンだと180度30分〜40分でしょうかね〜。フライパンで充分な弱火にならない場合は焦げますので、時間を短くしないとだめかも知れません。使ったことはありませんが、キャンプでダッチオーブン?が使えればきっといいでしょうね。

 こんな量をフライパンで一度で焼くのは少々無理があります。普通は1袋でやるんでしょうね。この量だと20分でも上部は柔らかくて、ひっくり返すのには相当な「放り上げテクニック」が必要です。何せ、結構な部分が”タップンタップン”の半液体ですから。

 ひっくり返した時、左に汁が少しはみ出ていますが、この程度で収まれば充分成功です。

cake0001.jpg  厚さ4cm以上、重量は1kg近くある、巨大「ゆであずきケーキ」の完成です。甘味はゆであずきに頼っていますので、当然のように、甘くておいしいです。冷やしてもおいしいかもしれません。

 ホットケーキの粉に混ぜて焼いただけなのに、一見、ちゃんとしたケーキ?に見えるのも利点です。

cake0001.jpg  こっちは、リンゴを混ぜたものです。粉1袋に対してリンゴ1個で少々多めな感じですが、なんとかいけます。リンゴは適当に小さく切って混ぜます。

 写真のは今までで1番大きく切ってみましたが、少し大き過ぎた感じだったので、もうちょっと細かく切った方がいいかも知れません。リンゴに対して粉が多いというほどではないので、リンゴが大きいと、リンゴ部分で分解してしまう可能性があります。まあ切る手間がはぶけていいかもですが。

 水は180cc。卵や牛乳、生クリーム、バターなどはリンゴと合うかどうか不明です。合わないかもしれません。

cake0001.jpg  特殊な?フライパンで焼きました。やはり蓋をして1番の弱火で片面につき20分程度焼きます。これが焼き上がりです。リンゴパイもどき?で、なかなかおいしいです。

 味はリンゴの味に大きく影響されます。焼き上がったすぐは勿論ですが、冷蔵庫で冷やしてから食べれば、なおおいしいかもです。

 リンゴ以外でも、ニンジンをすり下ろして混ぜるのと、カボチャを蒸してつぶして混ぜるのもいい感じでした。カボチャは相当甘く感じる出来上がりになる時もあります。これもカボチャの味に大きく影響されます。


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