Eyre Highway
気温45度。熱風で日焼けするので、ほっかむりしてキャディーさんスタイルで走行。湿度が低く、汗は瞬時に蒸発。湿度の高い日本の夏よりも快適かもしれない。ただし、気温が体温よりも高いので、体温維持には水を飲むしかない。1日に7リッター飲む必要があるらしい。

オパールの穴 (Coober Pedy)

Lake Laberge
ユーコン下りのルートは複数あるが、湖は漕がないと進まないし(丸2日強漕ぐ必要有り)、風が強いと大きな波が出るので大変(大きな波だとカヌーでは危険なレベル)。しかし全工程を通してキャンプ地の環境はこの湖が最高。川のキャンプ地は地面が泥っぽいが、この湖沿いはきれいに洗われた砂利。これまたきれいに洗われた薪も豊富で、焚き火の場所で座ったまま手を伸ばすだけで良質の薪が入手出来るという、『焚き火天国』状態の場所も有り。

海底トンネル (Undersea Tunnel)
ノールカップへのトンネルは海面下200m。最深部まで時速50kmで一気の下り。照明も暗いし、まさしく地の底に吸い込まれる感じ。後半の上り返しには30分以上を要し、結局トンネルを抜けるのに1時間近くかかってしまった。排気ガスもたまっており、暗いよ〜、狭いよ〜、怖いよ〜、の1時間だった。

北欧の湖 (Sweden)
スウェーデンの水泳場でキャンプ。こっちの人は、お天気がよければ10月でも泳ぐとの事。ノルウェーとスウェーデンのいいところは、自然の中ではどこでもキャンプ可能なこと。もちろん制限もあって、ノルウェーでは人家から150m以上離れている事。スウェーデンでは農業に利用されていない事、2泊まで。などの条件はあるが、基本的には私有地の森や湖であっても、キャンプし、泳ぎ、ベリーを摘む権利が法律によって認められているらしい。これはすばらしい考え方だと思う。
自転車で一日進んでもまだ続いているような長いフェンスで広大な土地を囲み、『私有地につき立ち入り禁止』の立て札を立てまくっているどこかの国とはえらい違い。ましてやその私有地の広さと虐殺した原住民の数が比例するとしたらなおさらだ。
ちなみにキャンプ場以外でのキャンプ禁止の国は、スイスとデンマーク。まあ狭いし本当の自然も少ないのでしかたないかもしれないが。

典型的な記念写真撮影ポイント (Lake Tekapo)

Ninety Mile Beach
ニュージーランドの北端近くにある、車も走れる海岸。この海岸を結構な向かい風の中、苦労して走り、やっと北端の岬に到着。しかしその夜いきなり雲の流れがガラリと変わり、帰りは更に強い向かい風になってしまった。強い風のためあまり進めず、行きに一日かかった海岸の途中でやむなくキャンプ。(手持ちの水も少なかったのに。)
次の日は更に風が強くなり、一度止まると再び発進するのには風が弱まるタイミングを待ってでないと出来ないくらいの強風。前からやって来たアメリカ人のサイクリストは体を突っ立てたまま走ってきて、「踏まなくても走る(^^)」とのこと。こっちはハンドルの低い部分を握って砂煙に顔をたたかれながら全力で踏んで時速4km/hだと言うのに。おだやかに話されると返って気分悪い。
風と戦っている午前中、おじさんが乗った一台の小さなトラックとすれ違った。4〜5時間後、そのトラックは帰ってきた。たぶん北の方に何か仕事にでも行ってきたのだと思う。その時わたしは出会った地点からまだ15km程度しか進んでいなかった。それを見て心配してくれたのか、近寄ってきて、「乗ってく?」とのお言葉。わたしは速攻で「お願いします!」と返事してやっと窮地から脱出出来たのだった。
その地点は砂浜が終わるまでまだ10km以上あるところで、水も食料も少し前に切れていたので、そのままだと水無し、食料無しの状態であと3時間戦わなければならないところだった。のどもだいぶ乾いてきていたし、本当に命拾いした感じだった。

何年か後、この悪夢に仕返しをしようと、再びこの海岸に挑戦した。しかし行きは向かい風。なんだかな〜。で、前と同じキャンプ場でキャンプ。しかしなんとしたことか、その夜に再び怪しい雲がやってきて、「まさか!」と思っていると、そのうち風向きが変わり始め、ついには180度変わってしまったのだった。思わず「オーマイガー!」
この時は食料、水を大量に確保し、すこしずつ南下しながら風向きが変わるのを数日間待ったが、再び風向きが変わることは無かった。と言うわけで、追い風ならさわやかに走れるまっ平らの海岸を往復2回、計4回も向かい風で戦ったと言う悪夢だけが残っている海岸になってしまった。いつの日にか、3度目の挑戦をしなければ。
道路を走る家
ほぼ道幅いっぱいの家に追い抜かれてちょっとびっくり。影が頭上を通過し、思わず首をすくめてしまった。その後急いで対向車線に移動、この写真を撮ったのだった。

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