コース (Bicycling route)

●カナディアンロッキー (Canadian Rockies)

 バンフ−ジャスパー間はカナダの誇る観光資源ですが、一般観光客だけでは無く、サイクリストにも好まれています。バンフ(標高1400m)からジャスパー(標高1100m)まで330kmほど、道中の山や川に氷河、それに動物など自然の景色は最高です。途中に標高2000mの峠が2つあり上りは初心者にはきついでしょうが、荷物が軽ければ、押せばなんとかなるでしょう。実際、年配の人も走っています。道中には国立公園のキャンプ場がいっぱいあります。宿はそう多くないので、宿だけで行くには結構走らないといけないかもです。体力自慢の外人サイクリストだと2日、普通の人で4,5日、年配の人で1週間くらいの日数(休養日、観光日含まず)でしょうか。店少なく、熊そこそこ。 The Icefields Parkway


●アラスカハイウェイ (Alaska Highway)

カナダ−アラスカ国境  カナダからアラスカまで、4000kmほど。ここも北米サイクリストに好まれているルートです。幹線道路なので静かとは言えません。一部単調な区間がありますが、それを避けるためにカナダ内ではイエローヘッドハイウェイとキャシアーハイウェイを使うのも一般的です。ただどこも熊が多く、冒険好み向きのルートです。最低200kmほど無補給で走れる装備が必要かも。往復なら片道は長距離フェリーを使うのもいいかも。

 途中のホワイトホースはこじんまりとしたユーコンの州都。ユーコン下りの中心地。ここからドーソンシティーを経由して、尾根道の"Top of the World Highway"を使ってアラスカに入るルートもあり。なかなかのアップダウンだが名前に負けない展望もあり。但し未舗装区間もある超田舎コース。チキンという村のキャンプ場では無料で砂金採りをさせてくれる。いい土を洗わせてくれるので、技術があれば結構取れます(ものすごく小粒だけど)。


●ノールカップへの道 (Nordkapp)

hokuou1.jpg  ヨーロッパ最北端への道もサイクリストに好まれています。スカンジナビア諸国の首都から2000kmほど。熊がいない(本当は少しいるらしいですが)ので、キャンプは気楽。トナカイいっぱい。最北端の島の中の丘数個は相当きつい坂。ノルウェーを走って北上するのは坂ばかりに車多しでハード。しかしその分景色は一番。スウェーデン、フィンランドの方は一部単調。しかしノルウェーよりはだいぶ楽。物価高し(日本並?)。北欧のキャンプ場はログキャビン完備。テント無しでも宿泊可能。

 ノールカップ(北緯71度10分21秒)にあるのは、簡単に言えば超立派なお土産物屋さん。一人3000円くらいの入場料が必要。ぼったくりではあるが、『ここまで来たら北端まで行きたい』と言うことで、みんな払うしかない(但し自転車旅行者のみ無料)。中は全館暖房されていて快適。さすがに高い入場料を取っているだけの事はある。ここは車で来られる北端と言うことで、簡単には行けないが、近くの別の岬には真の北端があります。

 写真は、北端のモニュメント、海底トンネル(212m.u.hは海面下212mの意味だと思います)、ブルーベリー、トナカイです。2006年の詳細ルート図はこちら
 2006年の日記a  2006年の日記b


●スイス (Schweiz)

OberAlp峠  アルプスなので峠を越えるのは当然きついですが、その分、峠からの眺めはすばらしい。思ったよりも自転車にも向いていて、自転車道も有ります。長距離サイクリングルートも有り。峠ハンターにお勧め。Julier(2284m), Bernina(2330m), Furka(2431m), Oberalp(2044m), Simplon(2005m) など峠いっぱい。ドイツにまで繋がるライン川ルートもいいかも。


●ドイツ (Deutschland)

ライン川下り  全国くまなく自転車ルートが整備されていて、そのうちの結構な部分が自転車道になっています。山岳部に平野部、ロマンティック街道にメルヘン街道、ライン川下りなど色々有り。歴史、文化好きの人にお勧めかも。


●フランス (France)

ストラスブール大聖堂  フランスでは自転車はドイツやオランダのようには甘やかされてはいません。自転車も車と同じく車両。最近は少しは自転車道も出来てきてはいますが。基本は「道路を走るべし」。交通量の多いところはなかなか大変で、自転車にはあまり向いていません。でもわたしはヨーロッパでは一番好きな国。ヨーロッパ一の農業国で、通貨統合までは物価も結構安かった。ドイツと同じく歴史、文化好きの人、向きですが、受ける印象はなんとなく違います。イメージ的にはドイツは堅くてフランスは柔らかい?

 話は変わりますが、フランスのフランスパンは本当においしい。堅くてちょっと塩味で、何もない時にはパンだけでもかじれます。ただ、長いので持つのには苦労しますが。外人さんなんか、そのまま荷物の上にゴムひもでくくりつけて走ってたりします。フランスじゃないところで買うと、結構はずれのフランスパンもあったりします。日本にあるのは柔らか過ぎて悲しい。


●オランダ (Netherlands)

2車線の自転車道  ほとんど坂無し、全国ほとんどくまなく自転車道完備。楽で初心者にお勧め。ただしアムステルダムの治安には要注意。どこの国でも大都市は自転車盗難天国ですが、アムステルダムはその中でも横綱級。その都市がどのくらい危険かは自転車の鍵を見ればわかります。アムステルダムでは2〜3センチの太さの鉄の棒の鍵。それを2つかけている場合もあり。右の写真の道路は自転車道です。


●オーストラリア (Australia)

Nullarbor Plain  夏は暑い。気温50度。300km家無し区間有り。ハードなところを走っているのは、ほとんどドイツ人と日本人。オーストラリア人はいない「こんなくそ暑い中、何も無いところを走るなんてアホちゃう?」という意見。ワイルドなので、当然冒険好き向き。人種差別はいちばんきつい。不審者/泥棒扱いされることも多い。その一方、走っている車からビールやオレンジをもらった経験はほとんど、この国でのこと。ちなみにこれは「こんなところを自転車で走るなんてすごいね、がんばってね、」と言う激励の意味。わたしも歩いている人やリヤカーの人を見ると、同様に激励のために何かあげたくなります。ハエ多し。地域によっては棘のある植物の種?があり、チューブが穴だらけになる事もあり。


●ニュージーランド (Newzealand)

Mt Cook  坂は結構あるが、旅行者には極めて快適な国。ヨーロッパからの旅行者が結構多い。熊や狼などの危ない獣もおらず、ブッシュキャンプでも最も危険を感じない国。少し前には「世界で一番安全な国」と言われていたほど。自転車道は無いが田舎の道は車少なくて快適。自転車に対する道路の配慮は無く、迂回路の指示も無く、突然、「この先自動車専用道につき自転車進入禁止」というような罠にはまることもある。この国の商業キャンプ場はキッチン付きなので燃料不要。物価は比較的安い。

 2004年1月の印象:道路の幅が少し広くなっているところが多かった。しかしそのせいか、減速せずに追い抜いていく車の割合が増えた感じがする。都市に近いところでは、自転車にとって、そう快適では無くなったかもしれない。


●日本 (Japan)

しまなみ海道、愛媛県側の自転車道はよく整備されて段差無し  幹線道路を避け、田舎の過疎になっているようなコースを選べば、静かな走りは充分可能。但し「過疎」や「静かな道」と言うのは「山の中」、「坂ばかり」と言うのと同じ意味。地理的に幹線道路しか選べないところも多く、やはり長距離の旅行には不向き。幹線道路での騒音や危険に耐えられる人のみに向く。


コース図

カナダ (Canada) ヨーロッパ (Europe)

数年前からGPSでルートを記録していますが1km間隔のTRKデータとして整理してみました。
TRKデータCanada2001: CA01.LZH(65 KB) 2002/12/22 更新
TRKデータEuropa2002: EU02.LZH(81 KB) 2002/12/22 更新

国内ルートTRKデータ
京都八幡自転車道(淀川/宇治川/木津川−嵐山): KATSURA.LZH(6 KB) 2003/03/19 更新
八尾河内長野自転車道(八尾南駅−川西大橋手前): ISHIKAWA.LZH(6 KB) 2003/03/19 更新

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