2004年6月


2004/06/01(Tue)
復活!

風邪もだいぶ良くなりました。朝、2分遅れて教室に着くと、先生が一人電気も点けずに座っていました。いや電気を点けないのは中国だから普通なんだけど、生徒が誰も来てないのはどうしたことか。そのうちにバラバラと来はじめて、やっと6人になりました。他のクラスでもこんな感じらしい。本科生ではない語学進修生は出席日数も単位も関係ないから、休み放題。やる気がない学生は休みがちになるのです。私はやる気はともかく授業料がもったいないから休まない派なんですけど。
2時間目、今日は2週間に一回の作文の授業でした。テーマは、「教科書の漢詩を元に250字の文章を書け。‘叙述’と‘描写’に注意すること。」え?詩の解釈?歴史的背景?それとも感想?みんなに先生の意図がなかなか伝わらず。そーか現代の中国語で美しく書き直せばいいのね。で、書き始めたら以外に難しい。文雅(高尚)な中国語ってのが。5人中2人はがんばって書いてたけど、私を含む3人は、いつのまにか先生との雑談になってしまって、1時間しゃべってたら授業が終わってしまいました。…まぁこれも勉強さ。

2004/06/04(Fri)
金湯力(ジントニック)

週末です。Zさんから「今夜ディスコ行かない?」とメールがきました。ディスコかぁ。まぁたまにはいいかな。早く行ってもしょうがないので、10時出発にしました。今日の夕飯は自作でイタリアン。アンチョビとカニ缶とかパスタソースとか、日本からの物資をふんだんに使用した、お母さん差し入れありがとう、という感じのメニューでした。ワインも飲んで、いい感じに盛り上って、科華北路のディスコに行った。いや、近場なのは雨だったから。それに前から気になってたんです、ココ。だってバスから「DISCO」ってものすごい看板が見えるんだもん。
中に入ったら、ディスコではなく、バーだった。それとカラオケ。か、看板の立場は…?なので、カクテルを頼んで3人でずっとしゃべっていた。すいていたので声のデカイ中国人民がいなくて静かだったし。ということで、ディスコはまた今度。出来たら「角刈り小太りの小さいオッサン」率が低いトコに行きたいです。

2004/06/09(Wed)
蒙古カオ肉

みんなで、近所にあるモンゴル焼肉食べ放題の店に行った。一人38元と高め、しかも誰もモンゴル焼肉なんてどんなものか知らないのに、雨の中集まる8人の日本人。
店に入ると、焼肉なのに各テーブルに鉄板が無い。そのかわり、店の中央に直径1.5mほどの丸くて厚い鉄板があった。どうやら、肉と野菜と調味料をボウルに入れて渡すと、焼いて持ってきてくれる、というシステムらしい。調味料は10種類くらいあったが、よく分からないので店員さんに任せたらすごい辛くなって戻ってきた。これがモンゴル風なのかしら。基本は「肉+野菜+6種以上の調味料」、でも「肉のみ醤油味」で焼いてもらっている強者もいた。…それはモンゴルじゃないだろう。
そしてここは冷たい生ビールが10元で飲み放題。ビールが減ると店員さんがすかさずピッチャーで注ぎに来ます。ああ幸せ。辛いので、ビールがすすみます。
そのうち、ステージでショーが始まった。モンゴル舞踊とか民謡とかではなく、普通の中国の歌。ぼーっと聞いていたら、「時の流れに身をまかせ」を流暢な日本語で歌われてビックリ。更に隣のテーブルには日本語のしゃべれる台湾人のオジサンがいたり。
全体的に、日本の昔のカラオケスナックのような微妙なノリの店だった。私達も、ステージで日本語の歌を歌わされた。焼肉は美味くてサラダバーもあるし、いい店なんだけど、そのうち無くなっちゃうかもしれないな。客が少なすぎ、店員多すぎ。つーかこの店が入っているデパート自体、客が少ないんだけど。だから、モンゴル焼肉を食べてみたい人は、早めに行っといた方がいいと思います。

2004/06/11(Fri)
ブレーキが

一昨日から自転車の左のブレーキワイヤーが切れている。もう3日も雨が続いているので、前ブレーキしか効かないというのは危ない。通学の途中で修理屋に寄っていくことにした。ところが家から出て15m、突然今度は右のブレーキワイヤーがブチッと切れやがった。でも、ブレーキ無くても案外普通に走れるものですよ。ブレーキが全く効かない、という事実を忘れればね。
ちょっとゆっくり目に走ったんだけど、修理屋の前に来ても全然止まれなくて、サンダルでトーン、トーンってふんばって止めた。ちょっと恥。そして修理屋さん、見れば分かるのに、どこ壊れたか聞かないでくれ。ブレーキだよブレーキ。
修理代は4元でした。これでやっと、「生命の危機」を感じなくてすみます。

2004/06/12(Sat)
886baibaile

明日、川大パンダ部副部長のUさんが帰国してしまうので、今日は最後の観光に行った。まず、人民公園。目的は「地下鉄」と「お化け屋敷」。期待通りのショボさで盛り上った。しかし、お化け屋敷、出口が無くて、見終わったらまた入り口まで戻らなきゃならないのはどうか。5元も取るのに。次は、青羊宮をぱぱっと見て、動物園に行った。ヨシ。これで成都のがっかりスポットは全て制覇だ。…なんで動物園ががっかりかというと、パンダが少ないし、ガラスの向こうだから。しかもガラスが汚れてるから。たまには掃除してくれ。その後は帰るついでに「荷花池市場」に寄った。私はいつでも来れるから何も買わなかったけど、Uさんは最後なのでここでもパンダ物を買っていた。動物園でもぬいぐるみやパペットを買ってたのに。何でもスーツケースの半分は既にパンダ物で埋まってるそうなのに、持って帰れるんだろうか。
夜は、そのままUさんの送別会に行った。日中合わせて20人くらい。すごい会だった。カラオケが長くて。合間にディスコタイムやダンガオ投げを挟みながら5時間続いた。その間、ずーっとビール飲みっぱなし。
Uさん、もう寝たら起きれないんで、明日は見送りに行かないけど。一ヶ月、楽しかったわ。元気でね〜。

2004/06/15(Tue)
水管が…

朝、お風呂にお湯を溜めていたら、ブチッと音がした。悪い予感。やっぱり、シャワーのホースが切れていた。(注・ウチのお風呂は湯沸器から遠い。お湯を溜める時はシャワーを使い、更に水流を一番細くして水圧を上げておかないと途中で水になってしまう)。ウキーッ!この前ホース変えたばっか!しかも今年三回目!
さっそく放課後、ホースを買った店に文句を言いに行った。で、見て、と言いながら、おもむろにバッグから笑顔で金属製のホースを取り出し、片手でバキッ!っと折り曲げて割った。簡単に割れるので、3箇所割ってみた。で、これ、アナタが一番いいって言うから買ったんだけど、すぐ壊れた。これ、ナニ?これ使えない!と言いながら踏みつけてやった。
私がすごい剣幕だったので、もっといいヤツ、とやらを10元で売ってくれた。前のは15元。今度壊れたらタダで交換してもらうわよ!と言ってきたけど。ウチの使い方が悪いのかしら。毎日、お風呂のお湯を溜める10分間、シャワー使いっぱなしだからな…。と思ってたら、友達Zさんの家のシャワーホースもよく割れるんだって。しかも20元のなんだってさ。そうか。中国製品、恐るべし。Zさんは、普通だよ〜、と言って笑ってた。心広いな。ごめん、水道屋のオジサン。売る人が悪いんじゃなくって、粗悪な製品を作る人が悪いのよね、きっと。

2004/06/16(Wed)
ローマの休日広場

去年日本で買った眼鏡が合わなくなってきた。なんだかデザインも人相変わっちゃうので評判悪いし。ということで、Zさんと麦徳龍に行く途中、高昇橋のショッピングモールに寄った。ここには、羅馬暇日広場(ローマの休日広場)というこっぱずかしい名前が付いていて、建物はローマ風、屋根には彫刻まで乗っかってる。でも、建物はローマ風なのに、中に入ってるテナントは明らかに四川風。
眼鏡は、フレームが48元レンズが68元だった。合計で1500円くらいか。安いな。レンズはね、日本製のとかコーティングのとかいろいろ有るんだけど、一番安いのにした。度数は、以前に作ったコンタクトと同じにしてもらった。検査しなくていいのでラク。
夜に出来るって言われたので、タクシーで取りに行ってしまった。タクシー代、14元。安い眼鏡買った意味なし。それは別に良いんだけど、タクシーで「ローマの休日広場まで」、って言うの、微妙に恥ずかしかった。

2004/06/17(Thu)
ももづくし

今日も桃を食べた。おとといから毎日食べ続けている。別に桃ダイエット、とかじゃなくて、ただ桃を大量にもらったから。例の中国人運転手がくれたんだけど、いきなり来てダンボール一箱の桃。中国の習慣かしら、と思ってありがたくいただいたけど、こんなのたくさん、2人でどうしろっていうのさ。実は、私は果物をあんまり食べない。理由は、甘いから。辛党なんです。ワタクシ。それに、皮むくの面倒だし。
中国の桃は小ぶりで、ちょっと堅くて、甘い。甘いので、一つ食べれば満足してしまう。
毎日食べてちょっと飽きてきたので、今日は桃のカクテルを作って飲んだ。レモン搾りで搾って、ウォッカベースで。やたら美味くて、一人で感動。なぜか、そういうときはめんどくさいとか思わないのが不思議だわ。

2004/06/18(Fri)
歓歓と喜喜

今日、引っ越してきて初めて隣の住人とはちあわせした。隣、というか、玄関が向かい合ってるんだけど。そして、向こうの客用寝室は私の部屋の隣。窓ぎわの机に座ってると、時々目が合ってしまう。で、目が会うといつの間にか向こうの部屋のカーテンが閉まっている。日夜私の弾くヘタな二胡も耳に入っているだろう。更に、もう帰国した前の住人が、リビングでカラオケを歌っていて、苦情が入った過去もある。気まずいのでなるべく会わないように避けていたんだけど、玄関の掃除をしてる時に、向こうが帰ってきて、逃げ場が無く…。向こうも気まずそうだった。この部屋にいるのもあと少しだからいいけどさ。
珍しく大掃除なんかしたのは、二胡の先生が作曲した曲「歓歓喜喜」のせい。この曲、テンポが早くて、メロディーは覚え易くて、人が弾いているのを聴く分には楽しいんだけど、自分で弾いてみると難しい。弾けないので、練習するたびに掃除したりHPの更新をしたり、予習したりして現実逃避してしまうのだ。あぁ練習しなきゃ。

2004/06/19(Sat)
DVDを買いに行く

今日はNさんと磨子橋までDVDを買いに行った。といっても、ビルの一室とかにひっそり売ってる海賊版。まず、前によく行った店に久しぶりに寄ってみたら、いきなり店が無くなっていた。そこにいたオバサンに、DVDは?と聞くと、怪しげな笑顔で私の肩に手を回してビルの奥に案内してくれたのだった。場所がいつのまにか移転していたのだ。でも、怖い。なんとなく一瞬拉致されるかと思った。
他にも、ノックをして中から開けてもらう店とか、入り口にカーテンがしてあって外からは全然見えない店とか、そんな店ばかりを回った。だんだん疲れてきた。何で中国はどこ行っても照明が暗いんだろう。題名を見ているだけなのにやたら疲れる。3軒ほど回って、DVDを10枚買った。Nさんも私も、グッタリ。
夜は、Sさんも合流して3人でタイ料理を食べに行った。新南門の「非常泰」。美味しかったけど、普通に食べたらDVD10枚の値段を超えてしまった。一人分が。ゼイタクだわ。美味しかったから別にいいけど。

2004/06/21(Mon)
今ごろパーマをかけた。

今日は美容院に行って、切るだけのつもりがパーマをかけることになってしまいました。何となく、気分転換に。本を見ながら美容師さんと相談して、オーダーしたのは髪の途中からの緩いカール、顔の横の辺が自然な感じにうねうねっとなってるヤツ。(スイマセン日本でもパーマかけたことがないので表現が分かりません.…)でも、巻き始めたら、なんか違う。後ろから巻き始めたから見えないんだけど、なんか、細いロッドに根元から思い切り巻きつけてるみたい。だんだん横の髪を巻いているのが見えてきた。やっぱり。毛束も縦じゃなくて横にとって巻いている。ヤバイ。このままじゃ成都の派手なオバサンみたいになってしまう。あわてて本を見せて、やり直してもらいました。でもやっぱり違う気がしたけど、もうなるようになれ、と。
最初に少し切って、巻いて、また切って、で3時間かかりました。仕上がりは、ナチュラルな感じにはならなかったけど、まぁ一応気に入りました。日本だったら会社のオヤジに「家が火事になったの?」と言われるかもしれないけど。つまりそんな感じのクルクルぐあいで。更に、前髪は流行の斜めカット。眉上3センチから1センチにかけてざっくりと。これ、よく見かけるんだけど、日本ではどうかしら。帰国がちょっと心配です。

2004/06/22(Tue)
歓迎雄浜

今日は和歌山の白浜生まれのパンダ、「雄浜」が成都に来る日です。平日ですが、やっぱりお出迎えに行かないと。2時から歓迎式典もあるし。って別に呼ばれてないけどさ。
パンダ基地に着いたのは11時。雄浜が到着するのは12時40分頃、と言われたので、基地の中を見て回った。念のため、12時半から門の前で待つことにした。
何度も来ているので、門を入ってすぐの「熊猫之家」の職員さんとは顔見知り。そこの椅子に座らせてもらう。いつもは少ししゃべるだけだけど、今日は時間があるので延々としゃべり続けた。ワタシ的には持参の昆布オニギリを食べたかったんだけど、雄浜がいつ来るか分からないので、じっと待機。
そのうち、歓迎のパフォーマンスをするために小学生の団体が大型バスでやってきた。小学生達が、雄浜の写真入りの紙の帽子をもらっていたので、私ももらって頭に載せてみた。「歓迎熊猫」って書いてある。こんなんでTVに映っちゃって、それを先生に見られたりしたらどうしようってちょっと思いながら。
1時半頃、やっと雄浜を載せた車が基地に入ってきた。5台連ねてきた真ん中の、スモークが貼ってある車。助手席の窓から黄色いオリが見えたので、取材陣が一斉に走り出す。この辺は、早いもの勝ち。私は荷物が少なかったせいか、すぐに車に追いついて好位置をキープ。気合入ってますからね。雄浜は思ったより大きかった。日本で見たときはまだ3ヶ月だったな、と思うと感慨深いものがある。こんな風に雄浜に再会する事になるなんて…。
その後は会場で、式典まで待ちました。職員さんに日本語を教えたり、四川語を教わったり、資料を見たり。その資料に、雄浜が「彬彬」に改名されるって書いてあってビックリ。「雄浜」って名前に愛着があったので、なんだか寂しいです。式典で、スポンサーが新しい名前を発表した時も、参加者はワーーとかいって盛り上っていたけどさ。ムムムッ。「雄浜」でいいじゃんか〜。
式典では、来賓に混じって前から2番目に座って参加しました。自分で勝手に。なんだか私も関係者になったような気分。帰りにはちゃっかりプレス用の資料ももらったし。
式典の後、実はTV局の人に、後で日本人の団体客にインタビューするから通訳やってくれない?と言われてたんだけど、もう団体客の皆さんがいなくて実現しなかった。ちょっとホッ。通訳難しいしさ。つーか直接アタシを取材してもくれても一向に構わなかったんだけど…。やっぱ絵的に日本人っぽくないからかしら。
夜、さっそくTVで雄浜のニュースをやってました。思ったより、扱いが小さいかった。私の中では「2004年成都10大ニュース」に入るほどの、大きなニュースなんだけどなー。

2004/06/24(Thu)
お風呂ざんまい

今日は暑いからドイツのホテル、ケンピンスキーにドイツビールを飲みに行ったのさ。ビールは美味しくて、料理もよかったけど、2人で369元、高かったわー。ホテルだから税金が15%かかって。ホテルの料理なんて食べた事無いからビックリしたアルよ。
そのあと最近オープンした、「何日君温泉」に行った。ここは24時間営業で、温泉、サウナ、プール、あかすり、マッサージ、休憩室、仮眠室、卓球と麻雀とネット、映写室、他にもあったかしら。とにかく南中国最大の温泉娯楽施設なのだ。なんだか宣伝っぽくなってるのは友達の友達が作ったから。
中国で、こういう温泉施設には初めて言ったんだけど、すごいです。何がすごいって、設備の豪華さもすごいけど、従業員が。服脱ぐ時、お風呂から出る時、従業員の女の子ずっと付いてるんですわ。彼女達は服着てて、私達はハダカ。服を着た従業員が、お湯の温度はいかがですか、とか冷たいオシボリをどうぞ、とか回ってくるのだ。最初は微妙に恥ずかしかったけど、すぐに慣れた。逆に、金持ちマダムになったようで、いい気分だった。
サウナに入って、あかすりもやってもらって、1時間以上もお風呂にいた。連れて行ってくれたSさんは私のお風呂が余りに長いので、退屈そうだったけど。
そのあとは休憩室で休憩して、夜食を少し食べた。そう、ここはご飯が食べ放題なのでした。ドイツ料理を食べてきたのに、ついつい排骨とか焼売とかを食べてしまった。おなかいっぱいだったけど美味しかった。…物が変われば食べられるものだな。今日は、お風呂1時間以上も入って体力使ったからいいよね。
ココは、とっても気に入ったのでまた来たいと思います。今なら68元が2割引き。成都在住者は行くべし。

2004/06/26(Sat)
3台目の携帯

携帯電話を買いにいった。2代目の携帯が完全におかしくなったから。電波は入りにくいし、雑音は入るし、通話中に切れちゃうし、メールが送れないし。近所の修理屋では、修理できないって言われてちゃったし。
新しい電話は、いつもの携帯電話街で買った。今までのより数段グレードアップして、420元。しかも、古い電話を80元で買い取ってくれたので、実質340元しかかかってない。帰国までの2ヶ月しか使えないんだけど、いいの。1回のご飯で200元近く使う日もあるしね。←じゃあ最初から新品買えよ、って。
古い携帯、よく買い取ってくれたなーと思う。店のオジサンは修理した事がある携帯は買い取れない、って最初言ってたんだけど、そのうち電話が掛けられれば80元、って言ってくれて。電話ね〜、運がよければ掛かるけど…そもそも電源入れると2回に1回は挿入SIMカード、とか出て来て使えないのに、その時はたまたまいい状態だったのだ。いいオジサンだったのに、騙したみたいで申し訳ないわ〜。
この携帯電話街だったら、どんなに壊れた携帯でも直せそう。で、200元くらいで売るんだろうな…。私はもう買わないけどね。

2004/06/27(Sun)
チャット

日本から帰国した中国人の友達がチャットをしよう、というので、渋々いちばん近いワンバー(ネットカフェ)に行ってきた。ワンバーにはカメラもマイク付きのヘッドフォンもあるから、メッセンジャーを使って顔見ながら会話できるんだよ、って言われても、私は別に顔見せたくないぞ。つーか機械音痴だったヤツがそんな発言をするとは思わなくて。いわゆる帰国デビューってやつかしら。
実は、ワンバーには一度も行った事がないので気が進まないのであった。家にパソコンがあるからさ、あんな地味な学生が夜な夜な無言でネットゲームとかチャットとかしてるとこ行く必要無いじゃん?
思ったとおり、近所のワンバーはすごく地味だった。カメラが付いてるパソコンは2台しかないし、うるさいし、ヘッドフォンの端子が壊れかかってて、向こうの姿が見えてるのに話が出来ない。ヘッドフォンを変えてもらったけどやっぱり雑音が多くてだめだった。
しょうがないから音声チャットは諦めて、普通のキーボードで打ち込むやつにしたんだけど、仕切りが無くて周りの人が覗き込んでくるからウザかった。私が、おーい!とか、もしもーし!とか叫んでたので日本人だとバレてて、君は漢字がわかるのかい?とか向こうの人も日本人?とか話し掛けられて。…なんで日本人同士で中国語チャットする必要があるのよ。店の人も勝手に向こうも日本人だってよ、とか言ってるし。
結局うまく行かなくて20分で帰ってきた。でも料金は2元。高いよ。もう、ワンバー行くの面倒なので、カメラとヘッドフォン買うことにする。…と彼氏Iさんに言うと、買うの遅すぎ、と言われてしまった。確かに。前からマイク買えーと言われていたのだった。ずーっと電話代を払わせてしまってごめんにゃ、Iさん。

2004/06/28(Mon)
大足・自貢の旅1

今日は重慶市大足〜成都市自貢の旅に出かける日。メンバーはO尚、T氏、Nさん、Zさん、私の5人。8時に集合してバス→徒歩で荷花池バスターミナルまで移動した。遠い。そして、いつも思うけど荷花池って人種が違うわ。自分の体の4倍くらいの荷物を担いでる人がいっぱいいる。あの人たちの運賃も、私達と一緒なんだろうか。出発まで時間が余ったので、ボーッと人間観察をしてしまった。
自貢行きのバスは、中型バスで小さいのに補助席まで満員。更に、走り出してすぐ、エアコンが壊れてる事が判明。運転手さんは、走れば風が入って涼しいから、などと言っていた。…アンタ、直す気ないでしょ。拷問のように暑い5時間を耐え、やっと今日の目的地、大足に着いた。バスの中も暑かったけど、大足の街は更に暑かった。暑さの質が成都とは違って、夕方なのに日陰に入っても容赦なく暑い。暑いので招待所までタクシーで行った。タクシーは初乗り3元、成都は初乗り5元なので得な感じ。ガイドブックに載っていた招待所に行くと、満室と言われてしまった。ホントかどうか分からないけど、中国ではフロントのオバサンが満室といったら満室なのだ。しょうがないので宿を探しながら街中まで歩くことにした。2軒目でも断わられ、焦っていた私達は、3軒目で空き部屋がある、と言われたとき、すぐに飛びついてしまった。一応部屋も見せてもらったんだけど、まぁ屋根があるし良いかな、って。それにこれ以上探し回るの面倒だったし。
荷物を置いて、夕飯を食べに行った。ちょっと高級そうな食堂。冷えたビールがメチャメチャうまい。料理も美味しいし、何よりクーラーが効いている。私達は宿に戻るのがイヤになった。宿に戻る途中、キレイで値段も手ごろなホテルを発見してしまったので、余計に。
だって私達の泊まった宿って、一泊6元、空調もテレビも水道もシャワーも何もナシ。電源も無いから携帯の充電も出来ない。有るのは天井の扇風機と裸電球と蚊取線香だけ、ってトコだったんですもの。シャワーはどうしても浴びたかったので、一人4元払って共同シャワーを使わせてもらったけど。
私達の部屋は3階だったので、1階の洗面所に行く時、2階の「ドアを開けたまま横になってる刺青のオジサン」や「ビキニブリーフ一枚でうろうろするオジサン」と何度か目が合ってしまった。安いけど、一人では泊まりたくないところだわ。何人でも泊まりたくないけど。こんな部屋でも、疲れていたのですぐに寝てしまった。

2004/06/29(Tue)
大足・自貢の旅2

よく寝たー、と思って起きたら夜中の1時。夜中の3時、朝5時にも目が覚めた。よく寝たはずなのに、イマイチ体が重い。そうも言ってられないので、8時に宿を出て、北山公園の石刻を見に行った。石窟の中に彫ってあるのに本当に細かい。じっくり見たい気もするのだけど、何しろ暑いので何も見る気が起こらない。O尚とNさん、T氏はゆっくり見ていたけど、私とZさんはくだらない話をして暑さを紛らわしていた。あの観音様はムチ持ってるからSM観音に決定、とかボールみたいなの持ってるからバレーボール観音、とか。くだらねー。まったく、暑さは人間の脳をダメにするわ。
その後はバスに乗って、宝頂山の石刻を見に行った。ここで昼食を食べたんだけど、ちょっとバトルがあった。というか、店のオバサンが、会計の時に急にエアコン代一人1元を払え、と言ってきたのだ。1杯5元の麺に1元のエアコン代って、どうよ。私達が一番安い物注文して長時間エアコンに当たってたのが気に入らなかったのか。実際、食べてる途中でエアコン切られたんだけど、暑いからまた点けちゃったし。麺一杯で5元、ってのは十分に高いので、無視して麺代だけ払って出て来たけど、オバサンはずっと何やら文句を叫んでいた。感じ悪い。まぁ私はオバサンのみてない時に店のコンセントでちゃっかり携帯の充電までしてたので、1元くらい払っても良かったけどね。
宝頂山の石刻は色も造形も一つ一つ変わっていて、見応えがあった。見応えがあったけど、暑いので長く見ていられない。ここでもO尚とNさんはじっくりと見ていた。さすが。
その後はバスターミナルに戻り、自貢行きのバスに乗った。これが10人乗りの中型バス。一番後ろに座ったら、狭いの何の。普通に座ってて膝が前の列のシートに当たるのだ。2列目の人はスペースが広くていいな、と思ってたら、途中で家族連れが乗ってきて、運転席の後ろの隙間に逆向きに座った。つまり、2列目の人は、本来足を伸ばせるはずのスペースに人が乗ってきて、向かい合わせで座る羽目に。エアコンも無い車に、定員オーバーでギッシリ乗客が乗って、暑い、狭い、クサいの状態で3時間半。グッタリ疲れた。
自貢は、思っていたより発展していて、キレイな街だった。ただ、夕飯を食べに入ったレストランで、冷たいビールはありません、と言われたのが大ショック。高級そうなレストランだったから、すっかり有ると思い込んでた。こんなに暑いのに、ここの人たちは冷たいビールを飲む習慣が無いのかしら。
今日の宿は、昨日で懲りたので普通にホテルにした。エアコンが有って、シャワーが有って、入口のドアが自分で開閉できる。そんな当たり前のことが、有難いわ〜と思ってしまった。

2004/06/30(Wed)
大足・自貢の旅3

朝は快適に目が覚めた。やっぱり普通のホテルは快適だわ〜。朝食もおいしかったし。今日の予定は塩業歴史博物館と恐竜博物館。博物館ってことは直射日光にさらされたり延々と歩いたりする事は無いだろう。室内だからクーラーも効いてるだろうし、と思うと余裕な気がしてきた。自貢に着いた時とはエライ違いだわ。
先に、近いほうの塩業歴史博物館に行った。…いきなり工事中。しかもなんか「西秦会館」とかいう古代建築をそのまま利用して作られているので、趣きはあるがクーラーは無かった。暑いのでツライ。その後バスに乗って恐竜博物館へ。途中、3角(4円位)のアイスを食べてちょっと回復。博物館行きのバスは、ものすごくボロいバスで、遊園地の絶叫マシン並に揺れる。やっと博物館に着くと、建物は大きいのにやっぱりクーラーは効いてない。実際、外の方が涼しい。高い入場料を払ってるのに、もう嫌がらせとしか思えない。チケット売り場と荷物を預ける場所と入り口がそれぞれ離れているのもどうかと思う。展示はそれなりに面白かったけど、暑いのが苦手な私はだんだん無口になってくる。帰りのバスではすっかり調子を崩し、吐き気と腹痛までしてきた。
バスターミナルに着くと、ちょうど成都行き13時40分発のバスがあった。成都行きは夕方遅い時間まであるけど、午後もどこか観光しようよ、って雰囲気じゃない。なにしろ暑いのだ。すぐに切符を買い、昼食の時間も無かったのでお菓子を買ってバスに乗り込んだ。このバスは、この旅行で初めての空調・トイレ付きの大型バスだった。ところが今度はクーラーが効きすぎて冷蔵コンテナのように寒い。…極端なんじゃ、ボケ人民。まったく、この冷気を昨日のバスに分けてあげたいわ。
成都に着いたら、空気がひんやりと爽やか。今まで成都は蒸し暑い、って思ってたけど大足の暑さに比べたら全然マシ。ビバ成都。我愛成都。いや〜成都って暮らしやすい街ですわ、と旅から帰ってきて再発見したのでした。


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