「印象的」
とても不思議な夢を見た。
夕焼けの中で一人の少年が
泣きながらどこか遠くを見つめる夢。
風景も雑踏も、きっと
見えていたし聞こえていた筈。
顔も服装も定かではなく
ただただ、夕映えの
赤い髪だけが鮮烈に脳裏に胸に
そして目に焼き付いてしまった。
こういう時の事を言うのだと
私は思った。