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60k 「夏の幻惑」

「狂い始めた楽園」

トップページの為に描いたイラストです。
ちょっと狂気をはらんだ夏と言うのをイメージしてみようと思って描きました。
夏が苦手なmono黒としましては、夏の暑さはまさに狂気じみたものを感じます。
それにしても、こんなおねいさんに、幻惑されたら恐いだろうなぁ〜
喰われちゃいそう(^◇^;)

このイラストに素敵な詩を頂きました。
熱い砂の上を一途に踊る姿が目に見えるようで、
鈴の音さえ聞こえてきそうです。
本当に素敵な詩なので、おねだりして
ここにおかせて頂きました
書いて下さったのは、空弧さんです。
本当にありがとうございました。


「褐色の夢」

しゃららん しゃららん
鈴の音は 鳴り響く
宵の明かりを その身に纏う
珠の連なる 細い鎖が
たおやかにしなる 手首にゆれる

踏み散らされた 砂の足跡
撒き散らされた 白い花びら

歌声は 低い高みに
湿り気を帯び 手を伸ばす
幾千の 星に紛れて
見つめる瞳に

ぽろろん ぽろろん
琴の音は 鳴り渡る
夜の光を その身に宿す
石の連なる 細い鎖が
ゆるやかにくねる うなじに躍る

振り散らされた 空の手のひら
舞い散らされた 甘い水滴

唄声は 近い遠くへ
清けさを増し 追いかける
幾千の 闇を突き抜け
見つめる背中に

どこにいようと 誰といようと
歌姫は祝福を 舞姫は微笑みを
捧げるために 月を待つ

銀の魔力を その身に集め
紡ぎだすのは 褐色の夢

(詩...空弧さん)

 西
         西