新横井小楠全集について
山崎正董氏編集の『横井小楠遺稿』が日新書院から刊行されてから60年以上が過ぎました。この間に、新しい史料の発見があり、また小楠直系のご子孫横井和子氏(大阪教育大学名誉教授)から260点にのぼる新史料の提供がありました。これらの新史料を収録した新しい小楠全集を出版することは、小楠研究者の積年の希望であります。全国横井小楠研究会は、藤原書店社長藤原良雄氏の理解と全面的協力を得て、『横井小楠遺稿集成』(仮題)の編纂事業を進めることとなりました。花立三郎会員を代表とする編纂委員会は、構成・巻建て等の検討を重ねる一方、熊本・大阪・福岡・東京に支部を置き、各地の研究機関・図書館・古文書館・史料館等で更なる新史料の発掘・収集の作業を開始しました。今後数年に及ぶ大事業となりますが、完成の暁には小楠研究が一段と進展し、人々の小楠への関心が高まり理解が一層深まるものと期待されます。
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