|
|
2001年9月13日 本会議一般質問
|
|
1.福北都市圏について
|
|
|
(森ひろあき議員) |
|
|
|
今年8月28日に政府が決定した都市再生プロジェクトによると、「福岡・北九州都市圏においては、新北九州空港について、その需要を考慮し、空港アクセクの確保について検討する」との文章が盛り込まれています。この内容についてどう評価しますか。 |
|
|
(末吉興一市長) |
|
|
|
国の閣議メンバーの場までに、「検討する」ではありますが、ここまで入ったこと自身、私どもの取り組みの歴史を感じます。正直に感想をと言えば、「ようやくここまできたな」と思います。都市再生本部のお墨付き、追い風というのは、公共工事を減らすなかでウェートを置いたところに入っている点に1つの意味があると思います。 |
|
|
(森議員) |
|
|
|
空港連絡橋が現在建設中であることを考えると、この「アクセス確保」の内容は具体的には、新たな鉄道の乗り入れを指すと思いますが、市長の見解は。 |
|
|
(末吉興一市長) |
|
|
|
鉄道のことだと理解しています。 |
|
|
(森議員) |
|
|
|
空港連絡橋の利用料については、利用者数をできるだけ増やすために、引き続き国や県の協力を得て無料化を実現するよう強く要望します。
新北九州空港は、北九州都市圏の需要のみならず、現在発着回数の限界に近づきつつある現福岡空港の寿命を延ばし、新福岡空港が完成するまでの代替として福岡都市圏の需要にも対応すべきと思います。一方で新福岡空港は、2年後の国の空港整備計画に盛り込まれたとしても開港まで20年以上かかると聞いていますが、21世紀前半の航空需要の増大とわが国の空港整備には膨大な予算と時間がかかることを考慮すると、本市も福岡市に協力してはどうかと考えますが、市長の見解を伺います。 |
|
|
(末吉興一市長) |
|
|
|
3つの状況変化、新しい地方空港はもう作らない・大都市圏を中心に整備する・既存の施設を利用する、という流れが固まっていくならば、その要件に合うのが新北九州空港ではないかと私は思います。この3つの他に、福岡空港がもう満杯になっている・両市セットで考えてはどうか、の2つを加えた5つのファクターが本当に大きな流れになれば、自ずと水はそちらの方に流れていくのではと思います。したがって、私の意見ですが、そういう提案というか、取り組みをする方向に自ずと進んでいると思います。
しかし、市長としては、200万人の都市圏のなかの空港・2千メートル・2005年開港、これを着実に実行することが大前提です。それと北九州の将来と福北なり、客観情勢を含めて上手に分けながら議論する必要が絶対にあると思います。
|
|
|
(森議員) |
|
|
|
私たち政治や行政に携わる人間にとって、条例や計画にわずか1文を盛り込むことがいかに大変で影響を与えるかと実感していますが、今回の都市再生プロジェクトの決定でも、福岡市や福岡県、経済団体、国会議員など様々な関係者が働きかけた結果として、「福岡・北九州都市圏においては、新北九州空港について、その需要を考慮し、空港アクセクの確保について検討する」との文章が盛り込まれた、このことの影響は大きいと思います。
市長は自ずと進んでくるとおっしゃいましたが、私はそうだからこそ、福岡サイドとの信頼関係を作ることが必要だと思います。今後、行政、経済界、市民団体など様々な形で交流を深めて、両市の信頼関係を築くことを求めます。
|
|
【一言感想】 |
|
|
|
空港問題は、9月議会で最もホットな話題の1つで複数の議員が質問しましたが、小泉内閣の目玉の1つである都市再生プロジェクトに新北九州空港が盛り込まれている点は、何故か市も一切PRしていない、秘密のルート的な存在で、北九州市議会で指摘したのも私が初めてでした。市長も、担当課が用意した答弁書の内容を超えて、かなり踏み込んだ回答をしたように感じました。私が所属している北九州青年会議所(JC)でも11月には福岡JCと友好JC盟約の締結を行うと聞いています。様々なレベルで福岡市との信頼醸成に努めることが、遠回りに見えて新北九州空港のレベルアップへの近道だと確信しています。 |

|