ミリオンヒット

健に会いに行こうとし、家を飛び出しタクシーに乗ったのまでは
覚えていたが、その後の記憶がない。
気づいたときは、病院のベットの中だった。
極度のストレスと睡眠不足、栄養失調からくる過労だった。

安静にしていれば良くなるとのことだった。
そうえいばなれない仕事で、ろくに寝てなかったな〜。
歳には勝てないな・・・。そう思って
思い切って休養することにした。
上司の尾崎に相談するとここよく休暇を許してくれた。
ただ会社では札幌に滞在で取材していることになっている。
で、コラムくらい書いてよこせと仕事を命じてくる。
「若菜ちゃんがいるじゃない・・・」
そういうと、
「あの子は客寄せだからG1シーズンでないと意味がない。
夏競馬はあの子にはちょっとつらいんじゃないかな・・。」
当たっているだけに言い返せなかった。
「当たらなくてもいいですか?」
そう不安げに言うと、
「おまえに的中など期待しておらん。面白く書いてくれや」
そう言われて、しぶしぶ承諾し、コラムと予想をメールすることになった。

5日もすると、毎日読むスポーツ新聞にも飽きが出てきた。
コラムニストもそれなりの利詰で書き上げているが、当たったり当たらなかったりで
面白みに掛ける。元騎手、元調教師、タレント、俳優、格闘家など競馬評論家の他にも
多彩なメンバーだがどうも文章の方はピリッとしないようだ。
ただ気が付いたのは、読者は的中を期待していないと言うことだ。
的中率が良ければ、本誌予想になってる。
ここは、気楽に面白く書けばいいか・・・・。
ストレスで入院してストレス感じてたら世話がない。


週末の夕刊誌は宇多田ヒカルの結婚記事で賑わした。
彼女は、数々のヒット曲を飛ばすシンガーソングライターだ。
19歳という結婚に憧れる時期に、卵巣腫瘍の一部摘出の手術を
受け肉体的、精神的にショックを受けたことは想像つく。
薬の副作用が報じられ、静養中の彼女は、我々の知り得ない
もっとショックな事を知ったか感じたかに違いない。
それを支ええてくれた紀里谷氏と共に再び我々のもとに
素晴らしい曲を披露してくれることを願って!

京成杯AHは、彼女が再び◎ミリオンヒット(ミディオンビット)
を飛ばすことを祈願して、この馬から(ちと強引)