白銀聖闘士大全
白銀聖闘士【シルバーセイント】
ベーシックな青銅聖闘士と、最高位の黄金聖闘士の間に位置する、戦闘のエキスパート。それが白銀聖闘士である。
※このコーナーは独断と偏見に基づいていますので、基本的にツッコミは無用に願います(-_-)
鷲星座【イーグル】:魔鈴
聖域において、6年間、星矢に聖闘士としてのイロハを叩き込んだ師匠。相手が教皇だろうが神様だろうがタメ口きく星矢も、アテナ沙織と彼女だけは「さん」付けである。
非常に謎の多い女性であり、日本人であること以外、詳しいことはわかっていない。実際、6年間師事していたはずの星矢は、彼女のことを素で姉だと疑ってかかっていた。また、シリーズ通して聖域の意向を無視して独自の行動をとる傾向があり、しかも結果的に全てプラスに働いているところがまた底知れない。行方不明の弟を探して聖域に来た、と噂されたが、結局その真偽すらも不明である。
性格は極めてドライ。「死んじゃう」と泣き言を言う修行時代の幼い星矢に「死ねば?」と答える彼女は、恐いを通り越して、もはや萌える。
実は、一番最初に聖衣を披露していたのは、他でもない彼女である(第一話、巻頭カラーでちゃんと着用していた)。
必殺技:
○イーグルトゥフラッシュ
飛び蹴り。獲物を襲う鷲の爪のように、鋭く敵を蹴り抜く技。とりあえず、マッハ2を豪語するアステリオンのミリオンゴーストアタックよりは速い。
蛇遣い星座【オピュクス】:シャイナ
星矢の修行時代のライバル、カシオスを指導していた女性聖闘士。当初は、日本人である星矢を蔑視し、彼がペガサスの聖闘士になるのを阻止しようとしていた。しかし、聖衣をまとった星矢の拳の風圧で、マスクを飛ばされ、素顔を晒してしまった彼女は、以後、すっかり星矢のホの字になる。
その後、十二宮では魔鈴とともに最終決戦に赴く星矢の後押しをしたり、ポセイドン編では星矢たちの援軍として駆けつけ、ハーデス編では邪武たち青銅聖闘士や雑兵たちのまとめ役として、聖域をきっちりと守りきった。間違いなく、白銀聖闘士ではダントツの活躍度である。
なお、彼女が星矢に惚れたきっかけは、「女性の聖闘士が素顔を見られたら、その相手を殺すか、愛するしかない」からなのだが、最終回までに星矢の他に彼女の素顔を見た(と思われる)人間は、アイオリア(愛蔵版4巻)、カシオス(愛蔵版5巻)、ポセイドン、紫龍、氷河、瞬(以上愛蔵版10巻)、邪武、市、那智、檄、蛮、貴鬼、ついでに魔鈴(以上、愛蔵版15巻)……これは大変ですなあ。
必殺技:
○サンダークロウ
蛇の毒牙のようなするどい爪で、相手に凄まじい衝撃を与える技。この技を食らうと、数万ボルトの電流を受けたようなショックを受ける。
蜥蜴星座【リザド】:ミスティ
記念すべき、白銀聖闘士トップバッター。まさしく圧倒的な実力を持って星矢をさんざんに苦しめるが、その実力以上に「たかだか返り血一滴引っかかったくらいで、わざわざ全裸になって九十九里の海岸で夕陽をバックに悦に浸りながら水浴びをする」という素晴らしいナルシストっぷりを披露、強敵というより変態というイメージばかり残ってしまった。どれだけ美を誇っても、所詮トカゲということか。
もっとも、これまでに一度も敵の拳を受けたことがない、と豪語するだけあって、実力は白銀聖闘士の中でもかなりのものと思われる。だが、不屈の根性と大逆転属性の小宇宙を持つ星矢のしぶとさの前に、結局白銀聖闘士犠牲者第一号となってしまった。
必殺技:
○マーブルドリパー
指先から強力な空気の渦を生み出し、相手に放つ技。その威力は凄まじく、富士の地底すらも揺るがした。守護星座のトカゲとはまるっきり関係がない。
○空気の防御壁
両手を旋回させ、前方にジェット気流のような空気の流れを作り出し、いかなる攻撃も跳ね返す技。守護星座のトカゲとはまるっきり関係がない。
白鯨星座【ホエール】:モーゼス
ミスティとともに、星矢たちの抹殺を命じられて日本に来た白銀聖闘士。今までキズ一つつけたことのないボンボンのミスティと違い、全身傷だらけのパワーファイターである。アステリオンの助けを借りて魔鈴を倒すが、その後、飛躍的に小宇宙を高めた星矢の猛攻の前に瞬く間にやられてしまった。
必殺技:
○カイトススパウティングボンバー
鯨に吹き上げられる潮のように、敵を高々と放り投げ、落ちてきたところを拳で撃つ、というのを何度も繰り返す技。普通なら受け身はとれないらしい。
猟犬星座【ハウンド】:アステリオン
ミスティとともに、星矢たちの抹殺を命じられて日本に来た白銀聖闘士。相手の思考を読む「サトリの法」を心得ている。モーゼスを倒した星矢を圧倒、完勝するものの、そのすぐあとに魔鈴によってあっさりと倒されてしまう。そのため、どんな状況からでも逆転勝利を収める主人公に見事土をつけた実力者にもかかわらず、みんな見事に忘れてしまった。一応、魔鈴には急所を外してもらっていたので、生きて聖域に帰還し、教皇にことの次第を報告したようであるが、その後の生死は不明である。
必殺技:
○ミリオンゴーストアタック
マッハ2のスピードをもって、無数に分身し、全包囲から一度に蹴りを見舞う技。とりあえず星矢の流星拳より速かった。
ケンタウロス星座:バベル
ミスティとともに、星矢たちの抹殺を命じられて日本に来た白銀聖闘士。死闘の末星矢に破れたミスティの次に、鬼籍に入った白銀聖闘士であるが、氷河にあまりにもあっさりと倒されたところを見ると、どうやら白銀の中でも弱い部類に入る人らしい。
必殺技:
○フォーティアルフィフトゥラ
ギリシャ語で「炎の渦」の意。空気との摩擦で炎を生み出し、螺旋を描いて相手に放つ技。派手。
烏星座【クロウ】:ジャミアン
星矢たちの抹殺を命じられたミスティたちとは別に、グラードコロッセオの破壊と、沙織の誘拐、黄金聖衣の奪還を命じられて日本に来た白銀聖闘士の一人。無数の烏を自在に操り、荷物を運ばせたり、自ら飛翔したりすることができる。シャイナと二人で星矢を追い詰めるも、救援に駆けつけた一輝の鳳翼天翔を食らって、完膚なきまでにやられてしまった。確かにカラスじゃ鳳凰には勝てんだろうが、それじゃあ白銀の立場はない。
必殺技:
○ブラックウイングシャフト
烏の黒い羽を、相手の体にまとわりつかせ、その動きを封じたところで飛び蹴りをくらわせる技。
御者星座【アウリガ】:カペラ
ジャミアンとともに行動していた白銀聖闘士。ジャミアンが倒されたあとに現われるも、一輝の拳でいきなりやられてしまう。その後、いきなり立ち上がって一輝に円盤を投げつけるが、そのときには既に一輝の鳳凰幻魔拳で精神をズタズタにされていた。多分、白銀の中では弱いほう。
必殺技:
○円盤攻撃
実際に名前があるわけではなく、単に腰の円盤のパーツを相手に投げつけるだけ。それも、一輝の幻魔拳の悪夢の中で使っただけである。
地獄の番犬星座【ケルベルス】:ダンテ
ジャミアンとともに行動していた白銀聖闘士。うかつに一輝に向かって倒されたカペラを馬鹿にするも、彼とて結局大差はなかった。一輝に圧倒的な力を見せ付けられた上、瞬の星雲鎖に完膚なきまでにやられてしまったという、多分白銀の中でも弱い部類の人。鋼球鎖という武器(みたいなもの)を駆使するので、聖闘士としてもあんまり誉められた方ではない。
それにしても「地獄の番犬座」なんて、夜空のどこにあるのだろう。
必殺技:
○地獄の鋼球鎖
これは、あからさまに聖衣についている武器……みたいなものを、相手にぶつけるという芸のない技である。
ペルセウス星座:アルゴル
白銀聖闘士の中でも抜きん出た実力を持つと思われるものの、仲間が頑張っているところを静観していたり、メドゥサの盾に頼ったりと、あんまり印象のよくない聖闘士。この聖衣の標準装備であるメドゥサの盾は、目を合わせたもの全てを石に変えてしまう恐るべき魔力を有している。瞬、氷河を立て続けに石にしてしまうが、自ら目をつぶしてまで勝利を掴もうとした紫龍の前に敗れ去った。
必殺技:
○ラスアルグールゴルゴニオ
「ゴルゴンの悪魔」の意。相手に正面から突っ込むと見せかけ、フェイントで突如相手の視界から消え、上空の死角から急降下で蹴りを放つ技。
ヘラクレス星座:アルゲティ
星矢たちを誅するべく派遣された黄金聖闘士、レオのアイオリアの監視役として、教皇に遣わされた三人の白銀聖闘士の一人。顔に似合わず、それなりに強いらしい。星矢をあと一歩のところまで追い詰めるも、黄金聖衣をまとった星矢に、他の二人とまとめて粉砕されてしまう。
必殺技:
○コルネホロス
ギリシャ語で「棍棒を持つ者」の意。モーゼスのカイトススパウティングボンバーと同じく、上空に放り投げる投げ技。やはり受身は取れず、かつ、カイトススパウティングボンバーよりもパワーは上である。
銀蝿星座【ムスカ】:ディオ
アルゲティとともに、アイオリアの監視役として、教皇に遣わされた三人の白銀聖闘士の一人。顔に似合わずそこそこ強いらいい。空中戦が得意と思われ、劇中でも身軽なところを見せている。星矢をあと一歩のところまで追い詰めるも、黄金聖衣をまとった星矢に、他の二人とまとめて粉砕されてしまう。
とりあえず、彼の名台詞は、驚いた時に思わずもらした「はえっ!?」である。
必殺技:
○デッドエンドフライ
相手を高く蹴り上げる技。地味な名前の割には、派手に技を決めていた。
巨犬星座【カスマニヨル】:シリウス
アルゲティとともに、アイオリアの監視役として、教皇に遣わされた三人の白銀聖闘士の一人。三人の中では、比較的中心的な位置にいるようである。アイオリアに対して、随分と慇懃無礼な台詞を吐いていた。顔に似合わず強い……と思いたい。
技を出さなかった分、他の二人に比べて地味だが、台詞は一番多かった。
星矢をあと一歩のところまで追い詰めるも、黄金聖衣をまとった星矢に、他の二人とまとめて粉砕されてしまう。
矢星座【サジッタ】:トレミー
白銀聖闘士最強の刺客。星矢にあまりにもあっさりやられてしまった上に「あっけない」とまで言われてしまったために、ヘタレの烙印を押されてしまったが、ポセイドンの水攻め、ヒュプノスの甕封じにも平然と耐え切った最強の女神、アテナ沙織を死の淵に追い込んだものすごい男である。
聖衣のデザインはアニメ映画に出ていたものの流用であるが、着ている人は随分違ってしまった。
必殺技:
○ファントムアロー
無数の幻覚の矢を、雨のように相手に放つ技。その中に一つだけ本命を混ぜるのが正しい使用法である。
ケフェウス星座:ダイダロス
アンドロメダ瞬の師。その誠実な人柄と、強大な実力で多くの人に慕われていたらしい。瞬にとって、厳しくも温かい、理想的な先生であったようである。彼は聖域に対して不信感を抱いていた一人であり、そのために教皇の命を受けた黄金聖闘士、魚座のアフロディーテに殺されてしまう。
瞬VSアフロディーテ戦を盛り上げてくれた一番の立役者であるが、その後は、残念ながら英霊としての出番はなかった。
琴星座【ライラ】:オルフェ
冥界編において登場した、伝説の聖闘士。その実力は黄金聖闘士すらも上回るとさえ言われていた。しかしてその正体は、死んだ恋人を蘇らせるべくわざわざ冥界に乗り込んでハーデスに仕えたという、聖闘士の風上にも置けないヘタレ。数年の時を経て、ハーデス軍に騙されていたことを悟ると、態度を一変、星矢に協力してハーデスを討ちに行く。奇襲作戦によって、いいところまでハーデスを追い詰めるものの、ついにかなわず力尽きてしまった。
演奏者としても超一流であり、彼の琴はハーデスも聞きほれるほどに素晴らしい。
なお、彼はアニメ映画に出た琴座の亡霊聖闘士のデザインから、色濃く影響を受けているキャラである。
必殺技:
○ストリンガーノクターン
攻撃的メロディーで相手を粉砕する技。何がなんだか分からないが、とにかくすごい音楽の技。
○デストリップセレナーデ
聞いたものを深い眠りに誘う魔性のメロディー。敵が風流な耳を持ち合わせてくれないと、効き目がないらしい。
○ストリンガーフィーネ
琴の弦を伸ばし、相手に巻きつけ、締め付ける技。要は、アニメ映画に出た琴座の亡霊聖闘士が使った「ストリンガーレクイエム」である。オルフェは死に際に、この技で冥界三巨頭のラダマンティスにしたたかのダメージを与えた。