コラム1 「弾きたい曲」を持とう!



  
さてさて、記念すべき最初の話題は、「弾きたい曲」を持つことについてです。
ただし、この「コラム1」は大人になってからピアノをはじめる人のみを対象としていますので、
お子様を習わせようとしていらっしゃる方は参考にしないで下さいね。(^O^)

ピアノをはじめる動機付けとして、「弾きたい曲」があることは、非常に大切なことだと思います。

「この曲が弾けたらかっこいいだろうな〜」とか、
「この曲にとても感動した!」など

まあ、理由はいろいろと考えられると思いますが、最初のきっかけとして、 そういう曲にめぐりあうことはとても重要だと思います。

ただし、習いはじめる前にそういう曲とめぐりあっていなければならないかというと、 それはそうとも限らないと思います。
僕が言いたいのは、ピアノを習い始める前か、 あるいは習い始めてから、しばらくの間にそういう曲にめぐり合わないと、 ピアノというものは、なかなか練習する意欲が沸いてこないのではないかということです。

人間というものは、何でもある程度できるようになるとそれが楽しくなってくるのですが、 最初のうちは基本練習などは誰にとっても苦痛です。

例えば僕はゴルフをやっているのですが、 よくゴルフをつまらないという人がいます。
彼らに理由を聞くと、決まって 「だってまっすぐ飛ばないんだもん!」 という答えが返ってきます。

これはもっともな意見で、おっしゃる通りです。打てども打てども、まっすぐ飛ばないのに、 誰がそれを楽しいと感じるでしょうか?

ここでひとつ重要な事実があります。

ゴルフというものはあくまでも競技なのです。
競争心というものはとても重要なファクターで、苦痛な基本練習をする動機付けになります。
「練習は苦痛だけど、あいつよりもうまくなりたいから練習する」というわけです。

「いや、ゴルフは自分との戦いだ!」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、 それはもっと上手くなってからの話でしょう。
やはり普通の人の動機は競争心であると思います。

だいぶ話がわき道にそれてしまったのですが、ここで改めて事をピアノに置き換えて考えてみます。
ピアノは(少なくともはじめたばかりの頃は)人と何かを競うわけではありません。
だれかと一緒に練習をするわけでもありません。(一般的には)
ピアノ(に限らず芸術、音楽など)というものは 最初から「自分との戦い」を強いられていると言えましょう。

つまり、いつまでも「なんとなくピアノをやっている」状態では、練習そのものは苦痛でしかないのです。
しかし、「あの曲を弾きたい」という気持ちがあれば、ちょっとツライ練習にも耐えることができるのではないでしょうか。


以上で今回のコラムは終わりですが、次回は僕の体験談を通して今回の内容の続きを述べたいと思います。

なお、このコラムに関する、ご意見、ご感想、反論などは、こちらまでお願いいたします。




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