コラム5 独学について(3)



  

独学についての最終コラムです。

このHPを見た僕の友人の奥さん(なんのこっちゃ!)が、「独学で月光ソナタが弾けるなんてスゴイねぇ」 と言っていたという話を聴きました。
後になってコラム2を読み返してみると、確かにそのように取れるのですが、誤解の無いように言っておくと、 月光ソナタは独学じゃないです。

いや、正確に言うとまさにこの曲で,独学は無理があるなぁと思い知ったのです。

月光ソナタ独学歴1年ぐらいの時に、好きな曲を見てもらおうというときに、 思い切って、この月光ソナタ第一楽章を見てもらうことにしました。
(当時、レッスンでは、ツェルニー、ブルグミュラー、好きな曲の3本立てでした)

見てもらうって言っても、そりゃーあなた、他の曲とは訳が違いますよぉ。
なんせ、ほとんど毎日のように、1年以上弾いてるんですからねぇ(笑)

「よーし、先生をビックリさせちゃうぞ〜!!!」
なんて思って自信満々で次回のレッスンに持って行くと・・・・

確かに先生は驚いてました。とりあえず暗譜してたから。(1年も弾いてりゃ嫌でも覚えるよナ・・・)

しかし、すかさずたくさんの指摘が・・・。
ハッキリ言って、自信あっただけにショックでした。

いろいろなことを言われたんですが、なかでも難しかったのは、低音の音量をいかに押さえるかってことですね。
旋律が、最高音部にあるので、最高音部が際立つようにしなければならない。
んでもって、逆に低音部の音量を押さえなくちゃならない。
僕の演奏は低音部の音量がありすぎて、旋律がかき消されてしまっているとのことでした。
でも、低音部のpって初心者にはなかなか難しいんですよね。
正直言って、今でもまだまだできてないと思います。

しかし、一番重要なのは、 1年以上も弾いていながら、そのことに自分では気がつかなかったことでしょうね〜。 「旋律がかき消されてしまっている」ことに気がつかなかったのです。CDだって100回以上は聴いたし、自分でも自分の演奏を良く聴くように していたけれども、やっぱりダメなんですねぇ。違いが分からなかったんですよ。

それからというもの、自分で勝手にいろいろな曲を練習するのをやめました(笑)




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