コラム6 早く上手くなりたい?



  

さてさて、今回は、早くピアノが上手くなりたい方へのコラムです。

どんな練習をすれば、すぐにピアノが弾けるようになるのか?
毎度のごとく、先に結論を言ってしまいますが、そんなウマイ話はありません。
上手くなるためには、練習あるのみでしょう。

上手な人程、良く練習をしているものなのです。

ただし、あなたがピアノを弾くために生まれてきた天才である場合はこの限りではありません。
しかも、並みの天才ではなくて、練習しなくてもピアノが弾ける天才です。(笑)

そもそも、そんなに簡単に弾けるようになるんだったら、ピアニストなどという職業は成立しません。
また、ピアノという楽器自体がとっくの昔に時代の流れの中で埋没してしまっているはずです。
逆説的に言えば、弾きたいけど、自分で弾くのは難しいからこそ、人々に その価値を認められ、誕生から数百年経った現在でも、この楽器は生き残っているわけです。

僕は思うんですが、どんな曲でもスラスラと弾けたとして、そんなのどこが面白いんでしょうか?
なかなか弾けるようにならないから面白いんではないでしょうか?
ちょっと極端な言い方をすれば、

1曲弾けるようになったということは、 1つ楽しみが減ったということなのではないでしょうか?

ちょうど面白い映画を見終わった後のように・・・

少なくとも、趣味でピアノをやるならば、はじめから”上手くなるには時間がかかるものなのだ”と思って やれば、気持ち的にもゆとりができて、もっとピアノを楽しめるのではないかなぁと思います。 逆に、それが結果として”早く上手くなる”ことにつながるのかもしれないです。

あっ、誤解の無いように言っておきますが、ピアノを生業にしている方、および、 生業にしようと思っていらっしゃる方には以上の話は当てはまらないと思いますよ。 だって、職業にするってことは、楽しかろうが、楽しくなかろうが期日までにやらなくてはいけないってことですからね。


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