2000年12月10日,オーナーズミーティングでPylonに乗りそこねた人たちからの強い要望もあってか,Pylon,そしてBS Moultonの試乗会が行われた.
天気は最初薄く雲がかかる程度だったのがだんだん雲が厚くなりしまいにはパラパラ降り出してきて,けっこう寒い.本格的な降りにならなかったのが不幸中の幸い.
11時前から皇居前の駐車場に三々五々人が集まって,来た順番で試乗を始める.試乗と言っても駐車場の中を一周するくらいのものだが.
今回もブリジストンの人がきていた.今回はちっと年配の方で,けっこうよくしゃべる.しかも家からわざわざ輪行してきたのだそうだ.やるじゃん.
AMOM2000のレポートで,BS Moultonは最初のシリーズを最新技術でリメイクしたと書いたが,サスペンションでも,フロントにはスプリングではなくエラストマーを使ったり,リアも上下に分割して間にアルミの板を挟む免震構造にしたりと,一見昔と同じように見えるところにも手を加えられている.

Pylon
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Pylon(右)とNew Series(左)
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Pylonが走る
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さっそく試乗させてもらう.Pylonはドロップハンドルにまだ慣れないのを差し引いても,ちょっとした溝などでもけっこうショックが伝わってくる.サスも硬い.これ,New Seriesの試乗会などでサスが柔らかいとみんな言っていたのに影響されてないかなあ.今回“マーケットの要求に応えてドロップハンドルとフロントディレイラーを付けた”くらいだし,博士自身日本のユーザがサスを硬くセッティングするのに驚いていたらしいし.
(後で伊原さんのレポートを読んだら,フロントサスをロックさせていた人がいるらしい.オレが乗ったときどうだったかは確認していないが,サスが硬いという感想はちっと割り引いた方がいいかもしれない.もっとも伊原さんも,ロックを解除しても硬いと書いていたが.)

Bridgestone Moulton
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疾走するBS Moulton
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一方BS Moultonはかなり柔らかめ.段差などもスムーズに乗りこなせる.ハンドルの狭さも良い道で走っている限りはすぐに慣れてしまう.
結局長距離のツアーなどではPylonの方がよいかもしれないが,段差や石畳のある街乗りではBS Moultonの方がいいのではないかという話をみんなとする.
ついでに(失礼!)APB-8にも乗る.ハンドルのせいかわからないが,ずいぶん乗りやすい.つーかライディングポジションがほとんどお買い物自転車という感じだ.やっぱBS Moulton対抗と言うことで街乗りを意識しているのだろうか.
でもすでにAPBを持っている身としては検討対象にはならんなあ.新規購入者には悪くないかも.デザインだけならAPBだし(BS Moultonはパッと見は安い折りたたみ自転車と思われそうだし.ロゴも目立ちすぎだし).
天候のせいもあってか集まったのは,のべで30名くらいだろうか.遅れてくる人や早く帰る人もいてあまり人数が集まったという感じがしない.今回は小径車でも非モールトン率がけっこう高い.ブロンプトンやフライデイ,フレームから手足が生えたようなストライダ,プジョーのAllons-Y,最近注目されているリカンベント.トレンクルにディレイラーを付けたのまで出てきて,さながら小径車の見本市のようであった(そういえばBD-1がいなかったような).

ブロンプトン
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ストライダ
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リカンベント
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改造トレンクル
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みんなで新製品を乗り回したり雑談しているうちに時間も過ぎ,13:30頃,ひととおり全員が試乗したのを見計らって,少し早めの解散ということになった.
解散,と言った途端に陽が射してきて,暖かくなってきた.こういうもん.
ちなみに今回は記念写真も皇居一周の走行会もありません.
おまけ.走行会が終わって近くの食堂でごはんを食べたとき,そこにいたネコをからかう.ちっと緑の入った黄色い瞳がすごく印象的.はとバスの駐車場にいるだけあって,人慣れしている.
おまけ2.食事から出てきたら,試乗会が終わって5分後に着いたと言う人たちがモールトンを眺めていた.予定より早く終わっちゃったからな.かわいそう,というわけでNew Seriesのオーナーがいたので,それに乗ってもらった.とりあえず喜んでいたもよう.
(2000年12月記)
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