Moulton

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BS Moultonがやって来た
Bridgestone Moulton this way come



AMOMと試乗会での乗り心地や,APBより軽くて分割もしやすいのが気に入って,BS MoultonをKooWhoで買った.
はじめてMoultonを買ったときとは違い,もう試乗もしているし勝手がわかっているから引き取りも簡単なものである. さっそく試し乗りを兼ねて,KooWho〜林試の森公園〜目黒通り〜駒沢通り〜駒沢公園〜多摩堤通り〜蒲田と,遠回りして帰ることにした.

林試の森公園にて林試の森公園.あいにくの曇り空でちょっと憂鬱.名前の通り樹々が茂っているので,新緑の季節など気持ちいいだろうな.ずいぶんネコが多いです.

駒沢公園にて駒沢公園.こちらはサイクリングロードもあって速く走るにはいい.ただし上り下りがないので面白みにはちっと欠けるが.

こうして実際の道をまとまった時間走ってみると,改めてBS Moultonは走りやすいと思う.急な下り坂や高速走行でも変な振動とかなくって安定していて,ペダルを漕ぐのが気持ち好いのだ.
試乗の時はハンドル幅の小ささを心配したが,走ってみると実によくフィットする.これなら交換する必要はなさそう.
ただギア比はちっと物足りない.仕様ではチェーンホイールが52T,リアのフリーハブが12〜23Tなのだけど,これだとギアをトップにしても軽めに感じるし,かといって上り坂だとかなりローの方にしないとツライ.もうちっと乗ってみてからだけど,この辺は変えたほうがいいかもだな.
AMOMではマルチパーパスというか,ユーザ自身の目的に応じて乗ってくれという感じだったが,こういうところはやっぱ街乗り仕様なんだなと思う.でも東京は坂が多いからこのままだとけっこうキツいと思うけど.

APBとBS Moulton #1APBとBS Moulton #2

APBと並べてみた.Fフレームはトラスフレームより低いので,女性にはずいぶん乗りやすいのではないか(あ,いわゆる“女乗り”のことね).カタログにも『モールトン博士いわく「この自転車に乗るときは,決してサドルの後ろから足を上げて乗ってはいけません.ステップスルーのフレームをまたいで乗りなさい』と書いてある.

フロントサスリアサス

写真左,フロントサス.蝶つがい(トグルリンク)は博士が特許を有し,航空機の車輪に使われているものと原理的に同じものだ.
写真右,リアサス.真ん中にアルミ板を接着したゴムスプリングで“ダブルフジ”(富士山が水面に映ったイメージらしい)の形状.フレームの後端の断ち切りは“ブリジストンのくちばし”と博士が名付けた.

英国と日本の技術者の幸福な出会いが,BS Moultonという素晴らしい結実となった.個人的には早くも今年のベストバイの予感がしている.キャリングケースも注文したし,しばらくはこの自転車で楽しめそうである.
(2001年1月記)