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向山型算数に学ぶ特殊学級の授業 |
東京書籍「新編新しい数学1」2章 文字と式 p.58 1次式の加減
生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍
| テープ起こし | 分 析 |
| (生徒が少し遅れて教室に来た.。火曜日は前の授業が体育で、4階の1年教室で更衣をしてから、1階の特殊学級に来るので、遅れて来ることが多い。) C はあ。よっこいしょ。 T はい。教科書、ノート出したね。【11秒】・・1 C よいしょ。 T 黒板の問題をノートにやりなさい。 [板書] 5x+2x T 体育疲れた? C はあ。はあ、よいしょ。 【生徒がノートを書いている間に1分たつ】 (1分10秒たったころから、板書の音がする。) [板書] 5x+2x =(5+2)x =7x 【1分46秒たって】 T 黒板と同じに書けていたら、丸をしなさい。 T はい、すばらしい。(聞き取れない)・・もちゃんと・・(聞き取れない。)・・2 T 起立して、この式を読みなさい。 【ここまで1分51秒】 C 5x+2xは、文字の部分、ん?、・・文字が同じで、一つの項にまとめて、(T イコール)イコール(5+2)xは、7x、あ、イコール7xです。 T はい、すばらしい。きちんと言えましたね。・・3 T では、念のために、もう1つノートにやりなさい。【2分46秒】 [板書] 5x−2x T そう、隣の問題との間は、指2本分あけるんでしたねえ。ノートの書き方、ずいぶん身についてきました。 【ここまで3分】 |
(1)授業の始めから誉めよ! 生徒が、すぐに教科書、ノートを用意したので、誉めた。・・1誉めることで、生徒だけでなく、私も気分よく授業を始めることができた。 (2)生徒を心から誉めよ! 2で誉めているが、テープにははっきり録音されていなかった。力強く言い切っていないからである。また、口調が冷たい。 生徒を心から誉めていない。形だけで誉めているという感じがする。 (3)大切なことは、しっかり読ませよ! 生徒が、つかえながらも式を読んだので、3で誉めている。そして、次の問題を出してしまった。 「すばらしい! よく読み方を覚えていたね。」と誉めてから、「もう少しすらすら言ってみよう。もう一度。」と、しっかり読ませるべきだった。 (4)授業行為の意味を考えよ! 復習問題を出して授業を始める、問題はノートを持ってこさせずに自分で丸つけをさせる、起立して式を読ませるなどの授業行為を、なぜさせたのか、自分で説明できなくてはいけない。 テープ起こしをしてみて、改めて、「なぜ、ここでこうしたのか。」自分で問いかけてみた。 復習問題を出したのは、本時に1次式の加法・減法を使った文章題があるので、計算の仕方を思い出すため、また、簡単な問題で授業にリズムをつけるためであり、自分で丸つけをさせたのは、加法は前時にできるようになったので、持ってこさせてチェックしなくても大丈夫だと判断したためである。起立して読ませたのは、読めるのが大切なので、確認するためだが、本当に起立させる必要があったのか、迷う。 |