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 向山型算数に学ぶ特殊学級の授業   
   数学授業3分間の分析17 文字と式 1次式の加減3
             TOSS加賀  元村恵利子メール

東京書籍「新編新しい数学1」2章 文字と式 p.59 生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍

       テープ起こし          分        析
「  」は、教科書の記述。
※百玉そろばんで、10までの数の合成・分解を約5分した後の流れ。

 ノートを開きます。
 ノート?
 59ページ、例5の式までやりましたね。
【9秒
 50・・?
 59ページ。例5。
  ノートを見て。これをこう読みます。
  (a+7)-(5a-3)は、減法を加法に・・・・ひくほうの式の符号を変えて加えて、イコール(a+7)+(−5a+3)、かっこをはぶいて、イコールa+7−5a+3、文字の部分が同じ項どうし、数の項どうしを加えて、イコールa−5a+7+3、イコール(1−5)a+(7+3)、イコール−4a+10です。
  【ここまで1分17秒】

 1行ずつ先生と一緒に読んでみます。かっこ・・。
 先生の後について読みます。
 (a+7)-(5a-3)は、ひくほうの式の符号を変えて加えてイコール(a+7)+(−5a+3)。はい。
【1分40秒】
 (a+7)たす、あ、ひく(5a-3)は、ひくほうの・・。
T・C ひくほうの式の符号を変えて加えて
、イコール
    
【ここまで2分4秒】

 (a+7)+(−5a+3)。
 文字の部分が同じ項どうし、数の項どうしを加えて、あ、ごめん。かっこをひらいて、かっこを
はぶいて、イコールa+7−5a+3。
 かっこをはぶいて、イコールa+7−5a+3。
 ここで、文字の部分が同じ項どうし、数の項どうしを加えて、イコールa−5a+7+3。
 文字の部分が・・。
 
文字の部分が同じ項どうし、数の項どうしを加えて。
    【ここまで3分3秒】
(1)もっと授業を大切にせよ!傲慢になるな!
  
なんだこれは! ひどすぎて、話にならない。
 例5の読みから始めているが、これは前時が例5の式を写したところで終わったからである。前時に、読みまで終わらせておかなくてはいけない。授業の途中で、予定まで進むことができない、次の授業が崩れると思ったら、先に進まずに問題を出すこともできたはずだが、無理やり進めるだけ進めてしまった。生徒のことが見えなくなって、自分の計画にしがみついてしまったのだ。私が焦っているので、当然生徒にとっては「分からない。」授業になってしまったはずだ。
 授業が予定まで進まないのは、計画が甘いのであり、授業に無駄が多いのである。つまり、私が授業を大切にしていない表れである。
 教材のポイントを見抜き、生徒のつまずきを予想して授業計画を立て、言葉を惜しんだ授業をしていれば、計画通りに進むはずだ。
 本時も、計画が甘く、教師である私が傲慢になっている。
 読み方の手本を示さなくてはいけない私が、何度も読みを間違えている。しかも、式を読み終わるまでに1分以上かかっている。
 教師でさえ間違える読みを、生徒が正確に言えるはずがない。
 「何をしているか分かるように、説明を全部入れよう。」と欲張って、やたらと長い読み方になっている。長いため、余計に訳が分からなくなっている。自分で、何度も式を音読してみれば、「こんなに長くては、混乱してしまう。」と思っただろうが、ノートに書いてみただけで、音読していなかった。
 もっと謙虚になり、授業を大切にしなくてはならない。
 

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