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向山型算数に学ぶ特殊学級の授業 |
東京書籍「新編新しい数学1」2章 文字と式 p.61 生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍
※井上好文氏「『助走問題』は、計算手順の逆で配列せよ」(向山型算数教え方教室bO16・明治図書)の追試
| テープ起こし | 分 析 |
| 「 」は、教科書の記述。 ※「録音」でなく「再生」ボタンを押してしまって、授業の始め数分間が録音されていなかった。 ※百玉そろばんを使っての10までの数の合成・分解をしてから、助走問題を出した後の流れ。 T 答え合わせをします。 T (1)2−6は、絶対値の大きい方から小さい方をひいて、大きいほうの符号をつけて、−(6−2)、イコール−4です。 (2) −4+5は、1です。【22秒】 (3)2x−6xは、(2−6)x、イコール−4xです。【34秒】 (4)4x−3xは、(4−3)x、イコール1x、イコール1はふつう書かないので、xです。 T 合っていたら丸をつけます。直した問題も丸です。【54秒】 C はあ、まちがえちゃった。 ★生徒の誤答 (2)−4+5 =+(5−4) =−1 【ここまで約1分】 T 問題2です。【1分09秒】 C 問題2。 T はい。(問題を読みながら板書する。) (1)2×x (2)2×3 (3)2(x+3)を、分配法則を使います。(2からx、3に矢印をつける。) (4)−3(x−4) 【ここまで2分4秒】 T 今度は、2分間です。 C 次2分間。 T そう。 【生徒が問題を解いている間に3分たつ】 |
(1)追試で助走問題の配列を学べ! 助走問題の配列は、「変化のある繰り返し」にすればよいのだが、私には、なかなか思いつかない。 『向山型算数教え方教室』(明治図書)bO16(2001.1月号)の、井上好文氏の連載「中学校からの発信! 「向山型数学」実践講座10」に、具体的な助走問題が載っていた。それも、中学1年生の方程式の場面で、共通することがたくさんあり、とても参考になった。 井上氏の追試で、助走問題を配列した。 井上氏は、問題を読みながら問題を板書した後で、時間を指定していた。 時間を指定されることで、緊張感が生まれる。前時にだらだらと生徒を待ってしまって、時間を無駄にしたので、私も時間を指定することにした。 頑張って時間内に解き終わろうと思えるような時間にしなくてはいけない。長すぎてはだらけてしまうし、短すぎると、やる前からあきらめてしまうだろう。そこで、助走問題を生徒と同じノートに書くときに、時間を計ってみたて、私が解いた時間より少し長めの時間にした。 助走問題の配列を追試したおかげで、教科書の問題にスムーズに入ることができた。教科書の問題を解きながら、生徒は「先生、ここ、同じ問題やね。」と言っていた。自分で解くことができて、嬉しそうだった。 (2)生徒のがんばりを誉めよ! 問題1は、1分30秒と時間を指定した。(2)を解き終わったときに57秒かかっており、1分30秒では、(4)の問題をノートに写し終わるまでいかなかった。しかし、私が答えを読んでいるうちに板書を写し、丸をつけていた。書くことに時間のかかる生徒ががんばって写したのだから、思いきり誉めなくてはいけなかった。 (3)明るい声で授業せよ! 私の声は、明るく、元気があった。明るく元気な声だと、授業はまずくても、聞いていて気持ちがよい。常に心がけたい。 |