TOSSランドへ
(C)Two−Way/授業/向山型算数/中学校/障害児教育/授業分析/教師修業

 向山型算数に学ぶ特殊学級の授業   
   数学授業3分間の分析25 文字と式 文字を使った公式2
             TOSS加賀  元村恵利子(メール)

東京書籍「新編新しい数学1」2章 文字と式 p63 生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍

       テープ起こし          分        析
「  」は、教科書の記述。
※文字式の表し方の復習(井上好文氏「文字の式を書くときの約束を唱和させる」の追試)を、2分32秒した後の流れ。

 63ページ。星1。
 先生の後について読みなさい。
・・1
 「右の図の立方体の表面積について、次のことを考えてみよう。」
【13秒】
 
星1。「右の立方体の( 右の図の)右の図の立方体について、次のことを考えてみよう。」【28秒】
 「(1)表面積をS平方cmとする。Sを求める式はどうなりますか。」
【37秒】
 「(1)表面積をエクス( エス)Sセンチメートル( 平方センチメートル)平方センチメートルとする。Sを求める式はどうなりますか。
【53秒】
 もう一度読みます。星1。
・・2
    【ここまで約1分】

T・C
 
「右の図の立方体の表面積について、次のことを考えてみよう。(1)表面積をS平方cmとする。Sを求める式はどうなりますか。」
 
問題が解けるためには、すらすら問題文が読めることが大切です。もう一度読みます。・・3
 もう一度。
 はい。
 「右の図の立方体の表面積について、次のことを考えてみよう。(1)表面積をS平方cmとする。Sを求める式はどうなりますか。」【1分51秒】
 はい、とってもスムーズに読めました。
・・4
T 右の図の立方体はどれですか。  
C これ。(教科書の図を指差す。)
 
そう。
    【ここまで2分】

 立方体の展開図をノートに書きなさい。

 展開図。を書くと。
 
ミニ定規を使います。(立方体の展開図を板書し始める。)・・5
 ミニ定規。持ってきました、ミニ定規。これだ。こっちだ。
 はい、すばやくミニ定規を用意しましたね。すごいなあ。・・6【2分44秒】
 
 【展開図を書いている間に3分たつ】
(1)生徒の意欲に応える授業をせよ!
   
授業が始まる前に、生徒が「今日は何ページですか。」「星1?」聞いてきた。そうだと答えると、ノートに日付とページ数、問題番号を書いて見せてくれた。
 生徒の意欲に応える授業ができるよう、修業していきたい。

(2)話し方に気を配れ!
 
はきっぱりと、教科書の記述はゆったりと読んでいる。声の大きさや、話す速さに気をつけて、いつも、めりはりのある話し方をしたい。授業にリズムとテンポを生むには、話し方も大切である。
 自分の授業テープを初めて聞いたとき、口調が冷たく、話し方が単調で、耳をふさぎたくなった。今は、耳をふさぎたいほどではないが、まだまだ話し方が単調である。テープを聞いて、心地よいと感じられるように話したい。

(3)趣意説明をせよ!
 
では趣意説明をしているが、は、理由も言わずに、指示を出している。簡単に「つまったところがあるので」くらいでいいので、趣意説明をしてから読ませるべきだった。

(4)心から生徒を誉めよ!
 
の誉め言葉は、生徒が誉められて嬉しいと思えるような言い方ではない
 形だけ誉めているという感じである。もっと力強く、心から誉めなくてはいけない。

(5)作図をスモールステップでさせよ!

 
前時に直方体の展開図をフリーハンドでかかせた。多少、形がゆがんでもいいから、あまり時間をかけずにかかせようと考えたからである。しかし、フリーハンドだと却って難しいようだった。形のゆがみも大きかった。
 そこで本時では、始めからミニ定規を使うように指示した。
・・5
 展開図はかなりきれいに書くことができたが、時間がかかった。「展開図を書きなさい。」だけでは、ステップが大きすぎたのだ。私が板書するのに合わせて、スモールステップで作図させればよかった。  

元村ホーム トップ チェックリスト  子どもの感想  前へ  次へ  向山型算数を目指すための課題へ