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 向山型算数に学ぶ特殊学級の授業   
   数学授業3分間の分析32 文字と式 基本のたしかめ
             TOSS加賀  元村恵利子メール

啓林館「数学1年」2章文字の式p.72 生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍
※使用教科書は東京書籍版だが、基本の習熟に、啓林館版を使用した。

       テープ起こし          分        析
 問題出します。・・1
 ふおう。
 先生が黒板に書くようにノートに写しなさい。
・・2
 はらあ、問題ですか。
 1。(問題を区切って読み、板書していく。)
【40秒】
C 3月・・。
 日付書くのが速くなったね。
【48秒】
 19。
 1、書きましたか?
 1? はい。
 次の数量を。

  【ここまで1分】

 次の数量? 数量・・。(ノートに写す。)

 (生徒が写したのを見て)そう、数量を。【1分17秒】
 表す式を。
 
表す式を。
 つくりなさい。
【1分40秒】 
 
そう、(1)。
 かっこ1。
【1分53秒】
 1キログラムa円の。
 1グラム。
 1キログラム。
 1キログラム。
    【ここまで2分】

 1キログラムa円の。
 a円か。
 
先生と同じくらいの速さで書いているね。
 砂糖を。
 砂糖。
 4キログラム買い。
 
1000円出したときの、おつり。【2分43秒】
 
 【生徒が問題を写している間に3分たつ】
(1)ぎりぎりまで言葉を削りぬけ!
   
は、なくてもよい言葉である。すぐにの指示を出せばよかった。もっと言葉にこだわり、ぎりぎりまで削りぬかなくては向山型算数には近付けない。 

(2)書く力を鍛えよ!
 生徒はとてもまじめで、ノート作りにも丁寧に取り組むが、書くスピードが遅い。本時は、敢えて問題文をノートに視写させてみた。とても真剣で、書くスペードもいつもに比べると
速かった。教科書に載っていない問題で、緊張感があったためだろう。
 もっともっと、生徒の書く力を鍛えてこなくてはいけなかった。
「なかなか書くのが速くならない。書くことに時間がかかるから、授業中にできる問題数が少ない。」と思いながら、力をつける指導をしてこなかったことが、申し訳ない。
 
()もっともっと生徒を誉めよ!
 今年度最後の数学授業であった。最後だから生徒を誉めようと思っていたのだが、まだまだ誉め方が少ない。
 授業が終わってから、たくさん誉めるべきことがあったと、後悔した。
 「真剣に黒板を見ているね。」「とても読みやすい字です。」「すごい! 速いうえ間違いなく書いている。」などの誉め言葉を、タイミングよくかけられるようになりたい。 


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