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向山型算数に学ぶ特殊学級の授業
数学授業3分間の分析4 文字と式 積の表し方2
TOSS加賀 元村恵利子メール
東京書籍「新編新しい数学 1」2章 文字と式 p49.積の表し方 生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍
| テープ起こし | 分 析 |
| 「 」は、教科書の記述。 チャイム T 49ページ。例2。「右の図形の面積を、文字を使った式で表してみよう。」 C 文字? T 読みます。 T・C 「右の図形の面積を、文字を使った式で表してみよう。」 T 右の図形を、指差してごらん。 C これ。 T それ下。・・1 C これ。まちがえちった。 T 続きを読みます。 T・C 「下の図のように、2つの部分に分けて考えれば、○1、○2の面積はそれぞれ次のようになる。8a平方cm。3b平方cm」・・2 T 上の図から下の図に、矢印を書きます。下向きの矢印。上の図から下の図に矢印を書きます。・・3 【ここまで約1分】 T ミニ定規・・(聞き取れない。)すばらしい。・・4 T そしたら、横に分けると書きます。 C 分ける? T 分ける。 〜間があく。生徒が、風邪のため咳をしたり鼻をかんだりしている。〜 T はい、分ける。 【ここまで約2分】 T ○1の図形を、赤でぬります。ぬったら、先生に見せます。 【ここまで2分25秒】 〜間があく。生徒が、図形に色をぬっている。〜 T はい、ていねいにぬれてる。 【ここまで3分17秒】 |
(1)明るい声で話すことを常に意識せよ! 初めて授業を録音して聞いたときに、自分の冷たい話し方にショックを受けた。「笑顔の浮かぶ声」で話すことを目標に、声の調子を意識するようになった。「笑顔の浮かぶ声」にはまだ遠いが、以前に比べると、明るい声になってきている。 (2)間違いに自分で気づかせよ! 生徒が右の図形でなく、下の図形を指差したのを、すぐに私が指摘している。・・1隣の生徒がいれば、二人で確認させるところである。 生徒1名しかいないので、私と確かめをさせればよかった。指摘されなくても、自分で見て、間違いに気がついただろう。 (3)大切なところは、何度も読ませよ! 例2の記述を、1度しか読ませていない。・・2 途中で止めて確認を入れていたつもりだったが、「つもり」でしかない。記述の意味をつかませるために、何度か読ませなくてはいけなかった。 (4)くどくど指示をするな! ・・3の指示がくどい。「下向きの矢印」も、余計である。上から下に書くのだから、向きは下向きに決まっている。もっと自分の言葉に厳しくならなくてはいけない。くどい指示で、授業のテンポが崩れてしまう。 (5)もっと力強くほめよ! 矢印を書くのに、生徒がミニ定規を使っていたのでほめているが、語尾がはっきり聞き取れない。・・4 ほめるときこそ、力強く、はっきり言うべきである。 |