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  向山型算数に学ぶ特殊学級の授業   
      数学授業3分間の分析8 文字と式 いろいろな数量の表し方2
               TOSS加賀  元村恵利子メール

東京書籍「新編新しい数学1」2章 文字と式 p53 いろいろな数量の表し方 
生徒1名 中学校知的障害特殊学級在籍

      テープ起こし           分        析
(板書している音)
板書]  
       (1)xkg=□g  
       (2)acm=□mm 
       (3)y時間=□分
 黒板の問題をノートにやりなさい。
 問題か。
 はい。

    【ここまで約1分】

 〜間があく。生徒は、ノートに板書を写している。ときどき、生徒の咳が聞こえる。〜

T 
四角にあてはまる数量を書きます。


 
【生徒が問題を解いている間に3分たつ】
(1)授業最初の3分間をもっと大切にせよ!
   
向山洋一先生はおっしゃる。
 授業の出だしの三分間を見れば、授業の腕は分かる。
 その教師の技量も個性も実力も、最初の三分間に出てしまうものなのだ。        「教室ツーウェイ」bP70 (明治図書)p.9
 最も大切な、一気に生徒をひきつけなくてはいけない3分間で、私は生徒に背中を向けて長々と板書をしている。
 空白禁止の原則、細分化の原則、激励の原則、一時一事の原則、どれひとつできていない。最低である。
 問題を出すにしても、せめて、(1)だけ板書して、「ノートに黒板のように書いて、答えも書きなさい。書けたら、先生に見せなさい。」と指示するべきであった。
 授業は最初の3分が勝負であることを、肝に銘じなくてはいけない。
 
(2)生徒のつまずきを予測せよ!
 
前時に、単位の異なる2つ以上の数量の和や差を1つの式で表すときには、単位をそろえることを学習した。cmとm、kgとgを扱ったので、本時の最初で確認しようと思って問題を板書した。しかし、生徒はとまどっていた。単位を変えることと、文字を使って表すこと、2つのことを要求しているためだろう。
 生徒のつまずきを予測していなかった。(1)は、1kg=□gがよかった。

(3)生徒を誉めよ!
 
3分間で、1つも誉め言葉がない。生徒は、授業が始まる前から、教科書をノートを用意していた。指示のあとは、すぐにノートに問題を写し始めた。誉めることは、いくらでもあったのに誉めていない。冷たすぎる。

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