1. 内型の型の製作

難易度 :

材 料

今 回 使 用 す る 道 具


中心線の左は内型のライン、右は完成時のアウトライン 左図の「中心線」(赤線部)より右側は、私が原寸大の写真から写し取ったStradivariのCremonese(1715)のアウトラインとf孔です。この講座では、最終的に楽器がこの形になることを目指します。

(ただし、この講座で扱っているのは内型での製作方法なので、完璧に同じ形にはなりません。同じ型を使っても毎回少しずつ異なった形に仕上がるところに、内型による製作の面白味があると言えましょう。)

これからこの講座でバイオリンを作ってみようと思う方は、図の右側のアウトラインを元に作った、左側の「内型」のラインの型を、アクリル板(またはアルミ板)で作るところから挑戦してみましょう。アクリルの型は半身で作り、作業の中で反転させて左右対称の「内型」を作ります。 (次回参照→ 第2回 「内型の製作」
  1. まずは上図をプリントアウトします。
    こちらをクリックすると、大きなサイズ(150dpi/74KB)の上図をダウンロードできます。
  2. 点線の寸法が353mmになるように拡大コピーをします。 (参照→ プレ講座 「バイオリンの寸法」
  3. 「中心線」のところで、きれいに半分に切ります。
  4. 切り離した左側の、ラインの5mmほど外側を切ります。
    (右側の部分、特にf孔は、大切に保管しておいて下さい。)
  5. 厚さ1mmで360×200mm以上の大きさのアクリル板(またはアルミ板)に、セロテープ(またはマスキングテープ)でずれないように貼り付けます。(日本のアクリル板は大体端が直線になっているので、板の端にぴったり「中心線」を合わせればよいでしょう。)
    たるんだり、皺ができたりしないよう注意して下さい。
  6. 貼り付けた紙の上から千枚通しなどでラインの通りに突き、下の板に形を写していきます。
  7. 貼り付けた紙を剥がし、アクリル板に写し取られたラインの2〜3mmほど外側を糸ノコで切ります。
  8. 半丸の金ヤスリを使い、ラインの通りに削ります。曲線は極力滑らかに仕上げて下さい。

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