12. ライニングの曲げと接着

難易度 : ★ ★ ★

材 料

今 回 使 用 す る 道 具


今回はライニングの接着までをやってしまいます。(裏板側)
接着の際に右の写真のような小型のクランプを使いますが、これは昔ながらの木の洗濯バサミでも代用できます。洗濯バサミに図のように輪ゴムを巻きつけ、パワーを増幅させます。一周でだいたい40〜50個ほどもあれば足りるでしょう。
ちなみに私は写真の左側のクランプを使っています。右側のクランプはホームセンター等で簡単に入手できると思います。
ライニング接着に使うクランプクランプの代わりに木の洗濯バサミでもOK


ライニングは下図1のようにつきます。C部はブロックに埋め込むことに注意して下さい。
図 2
ライニングが入る部分のブロックを削る
図 1
ライニング
  1. まずはC部の埋め込み式になる部分のブロックを削りましょう。
    右図2の赤線の部分に、ナイフで8mmの深さまで切り込みを入れます。次に、パフリング クリーナで深さ8mmの位置を奥行き3〜4mmまで突きます。最後に、パフリング クリーナで青線の位置から掻き取るようにして削ります(黄色の部分)。
パフリング クリーナ
パフリング クリーナ
(下記参照→ パフリング クリーナについて


  1. ライニングがつく部分(左図1のオレンジ色)の寸法を測り、その寸法より5mmほど長めにライニングをカットします。まずは裏板側にのみライニングを接着するので、必要な分だけ切り取って下さい。
  2. カットしたライニングに水をつけ、横板の時と同じように曲げます。(参照→ 第7回 「横板の曲げと接着」) 横板の内側と同じカーブになるまでがんばりましょう。
  3. ライニングとブロックの間に隙間が出来ない長さにライニングを切断します。ただし、C部は埋め込み式になっているので注意して下さい。
  1. ライニングの仕上りは右図3のオレンジ色のような曲線になります。現段階では緑色の部分を軽く削っておきます。
    ※ このように斜めに削っておかないと、後で最終的な形に仕上げる時に、ナイフで横板を傷つけてしまいがちです。
  2. 先に紹介した小型のクランプまたは洗濯バサミを使って、ニカワで接着します。図3のように、横板より0.5〜1mm上にずれた状態で接着します。

図 3 横板とライニングの断面
横板とライニングの断面
  1. はみ出したニカワはよく取り除いて下さい。とくにライニングの下の部分はサボると後で大変です。しっかりきれいにしましょう。
  2. ニカワが硬化したら、横板と同じ高さまで、24mmの平カンナで削ります。(図3の黄色い部分)

パフリング クリーナについて

パフリング クリーナは買ったままだと刃幅が大きすぎる場合があります。その場合、ヤスリや砥石で使いやすい幅に加工します。また、買ったままだとまず切れませんので、自分で砥いで下さい。
この道具はパフリングの溝掘りにも使います。その時に細かい仕立てのしかたを紹介しますので、刃幅・形等を必要以上に変更しないようにして下さい。 (参照→ 第16回 「パフリングの溝掘り」


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