6. 横板の厚み出し

難易度 : ★ ★

材 料

今 回 使 用 す る 道 具


  1. 横板を33mmの幅で直線にカットします。
  2. カンナを使って、厚さを1.4〜1.5mmにします。この時、カリパーで厚みを測りながら、全体が均一な厚さになるよう心掛けます。(杢の深い横板の場合は、カンナの刃をよく研いでおかないと杢に合わせて表面が抉れてしまうので、注意が必要です。)
  3. スクレイパーを使って1.2〜1.3mmの厚さに仕上げます。 (右の写真)
  4. 全ての横板の厚みが出たら、横板の配分を考えなければなりません。必要な長さに板を切断しなければならないのです。
    ・133mm × 2枚 …C部
    ・175mm × 2枚 …上部
    ・225mm × 2枚 …下部
    のようになります。必要な寸法が取れるように考えて下さい。
  5. スコヤを使い、垂直に切断します。
横板をスクレイパーで削る

杢について

一般的な虎杢(トラモク)の場合、模様の方向の揃え方には、上がり杢と下がり杢、右上がり杢と左上がり杢があります。それぞれ、裏板の杢の向きと横板の杢の向きが連続するように考えます。今回裁断した横板を次回からブロックに接着していきますが、その際に、このような杢の向きを考慮するわけです。
しかし、杢が揃っていなくても楽器の機能的には何の問題も無いので、必ずしも方向を揃えなければならないというわけではありません。

※ なお、よく木目(年輪)と杢を一緒くたにしてしまっている人がいますが、この二つは別物です。楽器の虎杢は年輪に対して交差する向きに出ています。
「上がり杢」裏「上がり杢」横(左側が裏板側です)
右の写真はV字型の「上がり杢」の場合です。

横板曲げのための道具作り

難易度 :

材 料

今 回 使 用 す る 道 具


次回は横板曲げに入ります。横板を曲げるのには鉄ゴテを使用しますが、鉄ゴテだけでは横板を効率良く曲げることはできません。そこで、横板を挟み込むための道具を作っておきましょう。
  1. 厚さ0.1mmのステンレスの板を金バサミで40×300に切り取ります。この両端を手で握りやすい大きさの木で挟み、ドリルで数ヶ所穴を開けてネジで留めます。
ステンレスの板を木で挟む

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