9. 横板の曲げと接着(2)…C部以外(上部)

難易度 : ★ ★ ★ ★

材 料

今 回 使 用 す る 道 具


今回と次回でC部以外の横板曲げと接着をするわけですが、その前に接着に必要な当て木を作ります。

図 1-1
ネック部・テールピース部の横板接着用当て木
 (a および d)
図 1-2
C部の上下の横板接着用当て木
 (b および c)
図 2
当て木の位置
  1. 上図のような当て木を材料に書いてある木端から作ります。(平ノミ・丸ノミ・平カンナ・ヤスリを使用)
    ・a … 2個
    ・b … 2個
    ・c … 1個
    ・d … 1個
    上図1-1は右図2の a と d に、上図1-2は右図2の b と c に、それぞれ当てはまりますが、曲面のカーブ(黄色の部分)は a と d 、b と c で少し異なります。ブロックと同じカーブになるように成形して下さい。
    また、この曲面の部分は横板に直接当たるので、横板を傷つけないようコルク板を貼り付けておきます。
    ※ c と d は次回に使用します。
  1. 型の側面(右図3のAとBの間)によく石鹸を塗っておいて下さい。(ブロックには塗らないように!)
    ※ 以下、鉄ゴテやニカワの扱いについては、第7回 「横板の曲げと接着(1)C部」 を参照。
  2. さあ、鉄ゴテを熱して、上部2枚の横板を曲げてみましょう。C部の時もそうでしたが、杢を合わせる場合は向きに気をつけて下さいね。 (第6回を参照→ 杢について
    C部の時と同様に、横板は水につけ、ステンレスの板を使って、隙間なくピタリと内型に合うように頑張って下さい。
    プンタに当たる部分は後で成形をするので、図のようにはみ出した状態でOKです。また、上のブロックの部分にはネックが仕込まれるので、中心線から片側7〜8mm程度、間が空いても問題ありません。
    片側の1枚が内型と同じ形に曲げられたら、形を保つためにすぐに当て木を使いFクランプで仮固定し、もう片側も同じように曲げます。
  3. 上部2枚の横板が曲げ終わったら、本接着をします。ニカワに熱をかけて下さい。
    ※ ブロックの高さ(幅)よりも横板の幅の方が少し大きいので、表板側・裏板側とも横板がはみ出る位置で接着します。(参照→ 第11回 「横板の高さ出し」
  4. Bの部分のブロックと横板にニカワを塗ります。b の当て木を使って、Fクランプでしっかりと固定します。
  5. Aの部分のブロックと横板にニカワを塗ります。
  6. 矢印の方向に横板をしごいて、内型との間に隙間ができないようにし、a の当て木を当てて、Fクランプでしっかりと固定します。台付スコヤで垂直を確認しましょう(第7回の写真を参考にして下さい)。納得がいくまでやり直して下さい。
  7. はみ出したニカワをよく拭き取っておいて下さい。
  8. 5. 〜 8. の手順で、左側の横板も接着します。接着できたら、そのまま6時間以上固定しておいて下さい。
図3
上部横板の接着
当て木とクランプで固定する

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