2007年12月28〜29日 SFコラボ番外編 榛名・ログハウスにて
唯一の“生き証人” 深澤 史子
 
 午後2時に杉渕さんを高崎駅に迎えに行き、3時頃ログハウスに着き、すぐ、飲みながら話し始めた。ひたすら話す、話す、話す。夜中の12時頃、眠くてねたかったのに久さんに“許されず”、結局3時頃まで・・・。翌朝も7時半に起きて、8時過ぎから話し始め、11時過ぎまで・・・。その後、そば屋さんに行ってから高崎駅に送るまで・・。いったい、何時間、話をしていたのだろう。おそらく、16〜7時間は喋っていたと思う。よくこんなに、喋れるものだ。
 
 その間、話は、ほとんど全て<教育の話+αで人間の話>・・・だったと思う。我らがログハウスには、たびたびお客さんにも来ていただく事も多い。話し疲れてカラオケ――我ら夫婦は大好きなのだ――すぐに3時間ぐらいは歌ってしまう(笑)、ということもよくあるのだが、今回は、カラオケの「カ」の字も思い浮かばなかった。そのくらい、密な時間だった。
 
 かつて、「トマホーク」を生んだシンクタンクによるブレインストーミングのような。まさに、そういう感じだった。次から次へと、間が空くこともなく、話題が続く。聞き逃すのが嫌で、食べるものもろくに用意しなかった。せっかくはるばる来ていただいたのに・・と、後で少し杉渕さんに申し訳なく思ったのだが、とにかくその時は座をはずしたくなかった。とにかく話が面白い。
 
 二人の話を聞いていると、1+1=2どころじゃないのだ。3にも4にもなる、もしかしたら5にも。お互いが話したことにお互いが感化されて、新たなことを思いつく・・、といった感じなのだ。二人とも、やたら引き出しが多い。どんな話題が出ても、自分なりの考えと実践・体験を持っている。しかもそれが、二人二様なので、比べながら聞くことができる。さらに贅沢なことに、レベルが違う私には理解できないことも多いのだが、いくらでも「分からない。」と言うことができ、さらなる説明をしてもらうことができた。その意味では、ホント二人とも優しい。
 
 自分としての一番の収穫は、「具体像を描く」ということが本当に分かった気がしたことだった。 今は感じないのだが、かつて、よく思ったことは、「年度の前半はとっても面白いのだが、後半つまらなくなってくる」ということだ。荒れたクラスとかを、自分なりに変えていくときには燃えるのだが、ある程度収まってしまうと自分から引いてしまう・・・これがなぜだか分からなかった。だが、二人が一斉に言ったことは、
    「そこからが始まり。そこからが面白い。」
だった。つまり、わたしがその後の具体像を描いていなかったということなのだ。そのことがよく分かった。とても、もったいないことをしていたということに、気づいた。
 
 あまりに楽しかったので、年に2回ほど、定例化しようということになった。今から、とっても、とっても楽しみである。  <以上>

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