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いろいろなところから拾った記事や私自身が気づいたコトを載せる 『メモ帳』 です。 ミーハー丸出しで書きますので、お許し下さい。
Last updated : 2003.04.29. |
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日本未公開の "Dark Harbor" は、 リックマンさんが全裸になるシーンがあることで、 ファンの間では特に有名ですが、 米国版DVDの箱にこんな写真(→)が載っていることをご存じですか? このシーン、本編にはありませんよね。 このシーンについて海外のリックマン掲示板で話題が出たので、 その情報をカキコミした米国のファンにさらに問い合わせてみました。
このファンは、"Dark Harbor" が上映されたメイン国際映画祭を実際に見に行った人です。 会場でジェフリー・シャープ氏(プロデューサーの1人)がこんなことを語ったそうです。 以下ネタバレ (選択すると読めます) → シャープ氏によると、このシーンはホテルの部屋でデイビッド(リックマンさん)が若者(ノーマン・リーダス)を殴るシーンだそうです。映画の最初の方に使うつもりで撮影されましたが、 編集では採用されませんでした。 すべてがデイビッドとその若者によって仕組まれていることが最初から明白になってしまうためだそうです。 また、 シャープ氏は、削除されたこのシーンをDVDに収録するかもしれないと述べたそうですが、 残念ながらこれは実現していませんよね。 暗い顔のリックマンさんが若者を殴りつけるシーン、 見たかったですが……。

『007シリーズ』 について調べていたら、 偶然、 すごく面白い情報に突き当たりました! なんと、リックマンさんがジェームズ・ボンド (あるいは、その敵役) を演じたかも…… という、 想像するだけでゾクゾクするようなお話です。
見つけたのは、 『007シリーズ』 の膨大な情報が載っているサイト 007Forever.com です。 この中に、"001 : Actors and Action" というコーナーがあって、ボンド映画の出演者として名が挙がった俳優たちが作品ごと載っているのですが、 その中にリックマンさんの名前も見つけたんです。 そこにこんなコトが書いてあるんですよ。
「『ダイハード』 でおなじみのリックマンは、 1993 年にボンド役としてテストされたが、 1994 年にはアレック・トレヴェリャン役 (『ゴールデン・アイ』 の敵役)をオファーされたという。 彼は出演する気だったが、 誇大妄想狂役 (『ダイハード』、『ロビンフッド』) という型にはめられてしまうのを嫌い、 決心を変えた。 結局この役は、 自身もボンド役のテストを何度も受けていたショーン・ビーンが演じることになった」
ちょっとニヤニヤさせられますでしょ? こんな話がこの他にもたくさん載っていて、信憑性はさておき、ボンド・ファンでなくてもかなり楽しめますよ。 例えば…… ピアース・ブロスナンがボンド役を降りた後の有力候補としてグレッグ・ワイズ (『いつか晴れた日に』 のウィロビー役) の名が挙がっているんだとか。 ワイズさんがエクスプレス誌に語ったことによると、 「(ボンド役が) できたら素晴らしいですね。実は、ティモシー・ダルトンが降りた後、プ ロデューサーと会ったんですが、 当時、 私はぜんぜんセクシーじゃないモミアゲがあって、 チャンスが台無しになってしまったんです」。 この話も信憑性は定かではありませんが、 何となく想像してみると面白いかも。 ワイズさんは、 リックマンさんの親友でもあるエマ・トンプソンさんのパートナーですし、 その縁でリックマンさんもボンド映画の新作に……なんて、考えるだけでも楽しいですよね! 脳みその片隅でほんの少しだけ期待していましょう。
なお、このサイトは、どこかのプロダクションが運営しているようですが、オフィシャル・サイトではありません。 信憑性は「?」ですので、 そのつもりで楽しんで下さいね。

ファンの間ではもっぱら 「リックマンさんはステキなんだけど……」 という戸惑いの声が聞こえる 『恋する予感』 ですが、リックマンさんのインタビュー (Premire UK、1995 年5月号) に興味深いことが書いてありました。 マイク・ニューウェル監督が共演者のヒュー・グラントとリックマンさんを比較して、 こんなコトをおっしゃったそうですよ。
「ヒューは軽くてひょうきんで、とてつもなく多芸なんだ。 ゲイで悪人の劇作家を見事に演じている。 一方、アランについて、私は非常に気を遣った。 アランがピリピリして気難しくなっているという気配を感じたんだ。 もし彼に選ばれたのだったとしたら、どうやってそれにこたえればいいんだろう? 話しかけると、彼はいつだってまるで丸い穴に打ち込まれた真四角のクギのようなのだから」
一方、監督がそう語ったと聞かされたリックマンさんは、 こう答えています。
まるで、監督はすべきことを自分で決めないみたいな言い方ですね。 まるで、撮影現場に向かう私が 「ああ、神さま、私はベストを尽くさなければ。 『フォー・ウェディング』 という世界的ヒット作を持つマイク・ニューウェル監督との仕事なのですから」 なんて、思っていないとでも? 私よりも気難しい人はたくさんいますよ。 例えば、ジュリエット・スティーブンソンとか。 誰が私を気難しい俳優だと言ったんでしょう? 私は自分の楽屋の広さについてわめいたりもしません。 ただ、私の仕事への取り組み方についてそう言うなら、気難しい俳優だと言われても、 私は気にしませんが。
つまり、なんと言われようと、リックマンさんは仕事に対して真剣に取り組んでいるという自負があるようです。 確かに、監督はこうも述べているとか。
「しかし、スクリーンでの彼は、カリスマ的存在だ。 そして、本当にすばらしい俳優たちがそうであるように、彼は協力者でもある。 アランは、神経質だが熱心だ。 信じがたいほど集中力があり、信頼できる俳優なんだ。 彼の人間としての不安定さは、演技することで完全に癒されている」
つまり、ニューウェル監督は、リックマンさんが仕事に対してとても厳しい姿勢で臨んでいるということを言いたかったんですね。 確かに、「真のプロフェッショナル」 というのは、そういう厳しさを伴うはずですもの。 穏やかなP・L・オハラの笑顔の陰に、リックマンさんの厳しい役者魂が生きている……というわけなんですね。 それにしても、そのリックマンさんが「私より気難しい」と評したジュリエットさん (『愛しい人が眠るまで』) の演技にも注目したいです。 リックマンさんに言わせれば、 「気難しい」 というのは、賛辞のようですから。

さて、同じインタビュー (Premire UK、1995 年5月号) では、 リックマンさんにこんな質問もしているんですよ。------- 「『恋する予感』 の撮影で一番恐れていたことは?」 リックマンさんの答えは意外にも……。
「オートバイから落ちることです」「実際、転げ落ちたんですよ。 撮影前に20分のレッスンを1回受けただけでしたから。 まるで生きた動物に乗っているような感じでした。 私の下にあるのは、 機械ではなくて、意思と心を持っていて、 それが何をしようとしているのか、 見当もつきませんでした。 速足から全力疾走へと乱暴に変わったかと思ったとたん、 完全にストップ。 これは、 スタッフが 「撮ってるぞ」 なんて言っているときには、 困ったことです。 実際、 私は一度落ちたんですよ。 ニューウェル監督が割って入って、助けてくれましたが」
さっそうと登場したP・L・オハラでしたが、 実は 「ズデ〜ン!」 とやった後だったりして……。

リックマンさんのファンなら、"Alan Rickman: The Unauthorized Biography" という伝記本が出ていることをご存じかもしれません。 1997 年2月に出版されたこの伝記本は、 長く品切れでしたが、2003 年2月にハードカバーで再発になるそうです。アマゾン(日本)でも予約受付中なので、 国内のあちこちのリックマン・ファンサイトで 「楽しみ〜!」 とか 「予約しちゃった!」 という声が聞こえてきますが……。 この本は "Unauthorized" (公式に許可されていない、独断の) と銘打っているとおり、 リックマンさんは執筆にまったく関与していないのです。 それどころか、"Oh, It's really a horrible book, it's full of lies." とおっしゃったそうなんです。
2001 年11月、ロンドンの舞台裏でその本にサインを求めたドイツ人のファンが、リックマンさんに 「こんなひどい本にはサインはしません」 と拒絶された経緯を海外のファン・サイトに書き送っています。 誰にでも親切に接してくれるので有名なリックマンさんが、「ひどい本」 と言ってサインもしてくれないなんて、よほどのコトなのでしょうね。 もちろん、何も知らずにサインを求めたファンに対して怒った態度を見せたりはしなくて、むしろ優しく気を遣ってくれたそうなんですが……。
「…… 私がサインをしてもらえそうなものは、数時間前に買った彼の伝記本だけでした。 そこで、私が彼の方に行くと、彼は本を見て言ったんです。 『このひどい本にはサインはしません』。 私はショックで顔が真っ赤になりました。 …… アランは『その本以外のものなら、何にでもサインします』 と言いましたが、 ほかには地下鉄の切符しかなかったんです。 …… 私は本当に困ってしまって、 彼の顔を見ることもできず、 彼の靴を見つめているだけでした。 でも、 アランは微笑んでいて、 困っているの私を見て、 面白がっているようでした。 彼は 『これは本当にひどい本です。嘘ばかりです』 と言い、 微笑みながら、 私の名前やどこから来たのか、ロンドンで何をしているのかを尋ねてくれました。 楽屋裏にいるのはふたりだけで、 私は質問に答えながら、 走ってどこかへ行ったトム(同行者)の帰りを祈るように待ちました。 すると、 アランが 『劇は気に入りましたか』 と尋ねたので、 『土曜日のチケットなので、まだ見ていないんです』 と答えると、 彼は 『気に入ってくれるといいのだけど』 と言いました。 そこへトムがプログラムを買って戻ってきたので、 ようやくサインをしてもらい写真を撮りました。 …… 4週間後、また楽屋裏に行ったら、アランは私を覚えていてくれて、 『前にも来てくれましたよね。 また会えて嬉しいです』 と声をかけてくれました。 ……」
……ざっとこんな様子だったそうなのですが、 相変わらずこんなに親切なリックマンさんが頑としてサインを拒むような本なのだということがわかります。 この伝記本、リックマンさんの若い頃の珍しい写真が載っているそうですが、 リックマンさん本人が 「ひどい本」 とおっしゃっているのなら、 私はぜったい買いません。 リックマンさんがこんなに嫌がることをして、善良なファンにおカネを出させようとする人にみすみす稼がせるの、 悔しいですもの……ね!

ずいぶん前のことですが、なにげなく Alan Rickman と Gabriel Byrne をキーワードにネット検索しましたら、こんなニュースを見つけました。
「キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、 シャーロック・ホームズの生涯を描いた作品への出演を考えている。 "Baker Street" はコナン・ドイルの 『四つの署名』 を下敷きにした作品で、 ホームズ役にはアラン・リックマン、ワトソン博士役にはガブリエル・バーンの名が挙がっている。 (中略) "Baker Street" の脚本は現在執筆の過程にあり、来春には撮影に入れる模様である 」
このニュースの出所は ANANOVA というサイトで、あちこちのリックマン・ファンサイトに載っている情報は、すべてこの記事がもとになっているようです。 記事で「来春」と言っているのは、2002 年春のこと。 リックマンさんは "Private Lives" の舞台で忙しい頃ですから、出演の依頼があっても、断ったことでしょう。ゼタ・ジョーンズさんはホームズとの秘めた恋に落ちる貴族の女性を演じることになっていたようですが、リックマンさんのホームズが美女を相手にどんな演技を見せたのか、想像するだけでけっこう楽しめます。ガブリエル・バーンのワトソン博士も意外な配役ですよね。
結局、がせネタだったわけですが、ほんのしばらく楽しい夢を見せてもらいました。我が家では、リックマンさんがホームズものを演るなら、ホームズ役よりモリアティー教授役の方がよいのでは……という説もありましたが。

『ラスプーチン』でニコライ2世を演じた、「サー」の称号を持つほどの名優イアン・マッケランがオフィシャルHPのでリックマンさんについてベタ褒めしています。
「アラン・リックマンは勤勉で物惜しみしない人物である。 私がサンクトペテルブルクに到着すると、彼は私のホテルに電話をくれて、共演者たちとのディナーに誘ってくれた。 その日ずっと撮影していたのだから、ルームサービスを頼んでゆっくりひとりで休んでもよかったはずなのだが。 彼は、異国で仕事を始める英国俳優たち全員に、同じことをしていた。 社交的な性格だからではなく、彼は俳優たちにチームとして仕事をしてほしかったのだ。 そして、リーダーが必要なときはいつでも、彼はラスプーチンを演じるのと同様、リーダー役を引き受けてくれた。 撮影現場でもそうだった。 彼は周囲の人々の心配事に気を配り、支えてくれた。現場の雰囲気を作ってくれるこんな心配りは、ふつう主演俳優からは望めないものだ。 しかも、契約書で要求されているわけもないのである。間近から彼を見ていると勉強になる。 あるシーンでベストの演技ができたと感じると、私は、監督が私の努力を認めて次のシーンに移らせてくれることを切望してしまう。 しかし、完璧を追求するアランを見ると、私は自分が恥ずかしい。 彼は自分のベスト以上の演技をするまでは、決して次に進まない。ラスプーチンを演じる彼のスタイルは、幅が広く、しかも正確。 奇怪、しかも微妙。 そして、ともすると主役をかすませてしまいかねない壮大な建築物や群集のシーンであっても、しっかりとその中心を演じきるのである。彼は数々の賞を受賞したが、まったく当然のことである」
まったくベタ褒めですね! リックマンさんに今さらゴマをする必要なんてまったくない名優の言葉だけに、信憑性が高いです。 なお、マッケランさんのHPのこことここでは、リックマンさんの写真が見られますよ。 きれいな映像もダウンロードできますが、リックマンさんは少しも出ませんので、念のため (マッケランさんのHPですから……ね!)。

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リックマンさんが 2000 年に出演した "Play" という作品がありますが、 「フジツボだらけのリックマンさんが壷に入っている」 らしいというコト以外、ほとんど語られていませんでした。 そこで、どんな作品なのか調べてみました。
まず、 『タイトル情報辞典』 によると、『芝居 Play』 は、 「アイルランド生まれの作家サミュエル・ベケットの戯曲 (1964)。 骨壷から首を出した男女が生前の三角関係を語る」 とのことです。 つまり、「フジツボだらけ」 なのではなく、 「死人」 なんですね。 さらに、このサイトを見ると、 リックマンさんが出演した作品は、 ノーベル賞作家サミュエル・ベケットの全戯曲を映像化するというプロジェクトの一環であることがわかります。 出演はジェレミー・アイアンズ、ジュリアン・ムーア、ジョン・ハートほか、 監督はアトム・エゴイヤン(『スウィートヒアアフター』)、ニール・ジョーダン(『マイケル・コリンズ』)、デビッド・マメット(『ハンニバル』の脚本家)など、一流どころが並びます。
さて、"Play" の出演者は、 リックマンさんのほか、 ジュリエット・スティーブンソンとクリスティン・スコット・トーマス、 監督はアンソニー・ミンゲラです。 ミンゲラ監督のデビュー作『愛しい人が眠るまで』の主演はリックマンさんとジュリエット・スティーブンソン、同じくミンゲラ監督のアカデミー賞受賞作 『イングリッシュ・ペイシェント』 の主演女優はクリスティン・スコット・トーマス…… つまり、おなじみの顔合わせなんですね。 オフィシャル・サイトのここで2種類(video1 と video2)の映像が見られます。 弾丸のようなセリフ、本当に驚きますが、 それ以上に、その面妖な姿に驚きます。 なお、脚本はここで見られます。
この "Beckett On Film" は、全リージョンOKのDVDになっており、 ここ で買えますが、4枚組ボックスセットが 149.99 ドルという高値です。 メイキング映像、インタビュー、スチル写真などが特典としてついているにしても、とても手が出ませんね〜。

海外のリックマン掲示板に書いてあった、ちょっといい話をご紹介します。
"Private Lives" のブロードウェイ公演も千秋楽まであと半月という 2002 年8月 15 日、 劇が終わった後の楽屋裏では、 熱心なファンがリックマンさんら出演者たちが出てくるのを待っていました。 平日だったせいか、 待っていたファンの人数は少なめで、 サインする出演者たちもファンもとても和やかな雰囲気だったそうです。 すると、 その人だかりに気づいた、 通りがかりの女性2人がまっすぐリックマンさんの方に歩いてゆき、 リックマンさんに 「あなたは誰?」 と尋ねました。 (このカキコミをした目撃者によると、このふたりは、とても小さくて子どものようだったそうで、障害者だったかもしれない、とのこと。) リックマンさんは親切にも、ふたりをそっとわきに連れてゆき、 「ハリー・ポッターの映画を見ましたか? 私がスネイプ先生を演ったんですよ」 と話しかけました。 その言葉に、ふたりは 「わ〜っ!」 と手を叩いて大喜びしたそうです。
このカキコミをしたファンは、今でも思い出すたびに息が詰まるほど感動してしまうそうですが、ホント、ひたひたとしみる良い話ですねぇ。 このさりげない気遣い、まるでブランドン大佐のようではありませんか。 ああ、またしてもホレボレ、うっとり……。

『ロビン・フッド』 ではリックマンさんのノッティンガム公がロビン・フッドを完全に食っていて、 あれでは主演の超大物スター、 ケビン・コスナーの面目は丸つぶれだったのでは……と少し心配していたのですが、 案の定、裏ではいろいろあったようです。
Entertainment Weekly 誌(1991 年6月 21 日号)によると、 ケビン・レイノルズ監督は旧友のコスナーや映画会社とかなりぎくしゃくしてしまい、 監督は劇場公開前に製作から離れてしまうほどだったとか。
まず、 スケジュールが超過密で、 コスナーも撮影開始3日前に現れるという始末。 コスナーとモーガン・フリーマン、 クリスチャン・スレーターは読み合わせを1回行ったきり。 しかも、撮影開始時点で、マリアン役、ノッティンガム公役も決まっていなかったそうです。 リックマンさんはまもなく契約しましたが、マリアン役に決まっていたロビン・ライトは妊娠を理由にドタキャン。 たまたま撮影のためロンドンにいたメアリー・エリザベス・マストラントニオに突然電話があって出演を依頼されたそうです。
コスナーは、 脚本について 「ロビンが十分に注目されておらず、ノッティンガム公が目立っている」 ことを心配していたそうです。 一方、監督によると、オリジナル脚本ではノッティンガム公は 「中世のダースベイダー」 のような一面的な人物として描かれているので、 何週間もかけてウィットのある役柄に書き直したのだとか。
当のリックマンさんは、 このことについて、次のように述べたそうです。 「最初、思いましたよ。またロビン・フッド?ってね。 しかし、脚本は変わりつつありますし……つまり、私のセリフが、という意味ですが」
リックマンさんがやりたい放題に演技している一方、 コスナーはより抑えた自然な演技をしているため、「リックマンがコスナーを食ってしまった」 ともらすスタッフもいたそうですが、リックマンさんはこう述べています。 「これは競争ではありません。ケビン(・コスナー)の責任は別なんです。私がロビン・フッドを演じるなら、 できるかぎりロマンティックでヒーローらしく演じるのが私の責任でしょう。 私の役は、より軽いことが重要なのです」
さて、 さらに問題が起きました。 テスト上映会での観客の評価は92点と好評でしたが、好きな登場人物として観客が挙げたのは、 ノッティンガム公だったのです。 看板俳優ケビン・コスナーがかすむことを恐れたプロデューサーたちは、 コスナーをもっと出すように監督に要求してきました。 一方、製作の早い段階からコスナーが目立つよう、 すでに脚本を書き替えているレイノルズ監督は、 この要求に猛反発。 しかし、監督が米国に里帰りしている間、 プロデューサーたちは監督の指名した編集者を追い出し、自分たちが送り込んだ編集者に編集を任せたのでした。
仕上がった作品を見せられた監督は、 ひどく失望しました。 特に、ノッティンガム公が魔女モーティアナが自分の母親だと知るエピソードや、それに基づいた最後のセリフ 「父さんは誰?」 が削られたことに大いに失望したそうです。 その結果、監督はそれ以降の作業には加わらず、製作から手を引いたとか。そんなこんなで、 旧友だったコスナーとレイノルズ監督には、 しこりを残した作品となったそうです。
でも、この記事が本当なら、削られてしまったシーンにリックマンさんがたくさん映っていた……というコトですよね。 死ぬ間際に "Who was Dad?" なんて、ちょっと物悲しいですが、リックマンさんはどのように演じたのでしょう。 『ディレクターズ・カット版DVD』、ぜひ出してほしいです!
……なんてコトを思っていたら、やはり出ましたね〜! リックマンさんのシーンばかり(12 分)が復活した2枚組DVD! 詳しくはニュースのページをご覧下さい。

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海外のファンサイトを見ていたら、"BIG NIGHT OUT" という本にリックマンさんのイラストが載っているようです。 この本は、イギリスの芸能人たち(?)が寄稿した短編集で、その中の女優の Beatie Edney (『ハイランダー』)が書いた作品のイラスト2点をリックマンさんが描いたそうです。
ビーティー・エドニーは、舞台版『危険な関係』でリックマンさんと共演したことのある女優さんだそうです。 本人によると、リックマンさん自身は作品を提供する時間がなかったけれど、 気に入った作品があれば、イラストを描きましょう……という話になったそうです。アマゾンUKに載っている読者の書評によると、「スターたちがしゃれたお出かけ情報を提供」しているような短編集だそうですが、収益は戦争の被害者となった子供たちを救う活動をしている WAR CHILD という団体に寄付されるとか。実際、WAR CHILD のHPを見ると、「最近サポートしてくれたアーティストたち」の中に、リックマンさんの名前も……。もとグラフィック・デザイナーだったリックマンさんの作品、見てみたくありませんか?
……と思っていたら、そのイラストが手に入りましたので、ご紹介しますね!
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劇場か映画館の客席のようですが、 どんな物語なんでしょうか。 真中の人物(?)はいったい誰なんでしょう。 イラストを見てしまうと、また別の興味がわきますね。

海外の某リックマン掲示板に書いてあったのですが、 2002 年7月上旬にテレビのインタビュー番組に出演したエマ・ワトソン嬢が撮影中のリックマンさんについて、 大暴露をしてくれたそうです。 その衝撃の内容とは……
その@ リックマンさんのスネイプ先生がドアをドカ〜ンと開けて教室に入ってくるシーンですが、 リックマンさんは途中、 壁にぶつかって後ろに倒れてしまったそうです。 教室中の子どもたちが立ち上がって、それを見ていたとか。 おいおい、見世物じゃないぞ〜。
そのA そして、 極めつけは、 有名なセリフ "Mr. Potter, our new celebrity..."。 そう言いながら手をクネクネさせるシーンで、 リックマンさんは笑いをこらえることができず、 撮影に2時間もかかってしまったそうです。 ぜひNG集で公開してほしいです〜!
う〜む、プロらしからぬ……と言っては失礼ですが、 自分でウケちゃうのも分かるくらい、あのシーンは面白いですよね〜! それにしても、笑いをこらえながら撮ったにしては、 暗〜いフンイキがよく出てますが。

『マリ・クレールUK』 (2001 年 12 月号) に掲載されたインタビューで、テキサスの中心人物シャーリーン・スピテリは次のように語っています。
「"In Demand" のビデオを撮って以来、たくさん女性に聞かれちゃうの、 『ねえ、アラン・リックマンってどんな人』って。 彼は素敵な人よ。 友だちになったわ。 大げさに言ってるんじゃないの。 ビデオの撮影中、 彼はハリー・ポッターの映画に出る予定だって言ったのよ。 私が 『ええ〜? 私、ハリー・ポッター大好きなのよ〜』 みたいに言ったら、 出演の決まった彼が電話をくれて、『撮影現場に来るかい?』って言うんだもの。 私、『行く行く!』って答えたわ。 それで、姪ひとりと甥ふたりを連れて、セットに行ったの。 すごくクールな体験だったわ」
ビデオ・クリップの中とはいえ、髪をぐりぐりなでられた上にタンゴまで踊ってもらったと言うのに、撮影現場の見学までさせてもらったとは…………ず、ずるいぞ〜!

2000 年 10 月、 全英ヒットチャートで最高6位まで上昇するヒットとなった "In Demand" ですが、 リックマンさんの出演で話題になったビデオ・クリップの方も、 同年、Brit Awards のベスト・ブリティッシュ・ビデオ賞にノミネートされるなど、 大成功を収めました。 それにしても、 なぜリックマンさんが起用されたのでしょうか。 テキサスのファン・サイトにシャーリーン・スピテリの言葉が記されています。
「相手役の条件は、 女性のコートをはぎ取っていきなりタンゴに引き込んでも嘘っぽくない人。 だから、 アラン・リックマンがいいって思ったのよ」
確かに、 深夜のガソリン・スタンドでいきなりタンゴを踊るなんて、 かなりヘンテコな設定ですよね。 でも、 そんなコトをすっかり忘れてしまうほど妙に色っぽいのは、 リックマンさんだからこそなんですね。 よく考えれば、 ピンクのワイシャツに赤紫のネクタイでもさまになるって、 フツーのおじさんにはできないこと。 う〜む、 リックマンさん、 えらい!

さて、そのビデオ・クリップ、撮影場所はほとんど 「道路」 です。 日暮れ時に街を出て夜明けにまた別の街へ……という設定ですが、 いったいどこの道路で撮影されたのでしょう? そこで、TEXAS のファンサイトの主宰者に問い合わせたところ、 答えは 「ロンドンとブライトンの間」 だそうです。 ブライトンというのは、 ロンドンからほぼまっすぐに南下したイギリス海峡に近い町です。 きっと大きな道路は一本でしょうね。 英国に行く機会があったら、 ぜひ夜間オープンカーで走って、 あの気分に浸りたいですが 、オープンカーと運転手とリックマンさん役の素敵なおじさまを調達しないと、 あのフンイキでませんよ……ね?

1992 年8月 30 日のインディペンデント紙日曜版によると、『危険な関係』の舞台で共演したリンゼイ・ダンカン女史がリックマンさんの及ぼす効果についてこう語ったそうです。
「観客の多くは劇場を出るとき、セックスしたい気分になってるの。 しかも、ほとんどの人にとって、相手はアラン・リックマンなのよ!」
あああ、クラクラする……。

リックマンさんのバイオグラフィーで 「中流家庭の出身」 と書いてあるのを見たことがありますが、BBC の報道番組 "News 24" のインタビュー (2001 年5月5日) で本人は 「労働者階級の出身」 と明言しています。 リックマンさんによると、 「子供時代の忘れられない風景のひとつは、 選挙があるたびに、 両親、 特に母親がイスに上がって、 『労働党に投票しよう』 というステッカーを窓に貼り付けていた姿」 だそうです。そういう家庭環境を知ってか知らずか、 労働党がリックマンさんに出馬要請をしたとか、 しないとか……という噂があったそうですが、 リックマンさん自身は、 「実際にそんな話はなかった」 と否定し、 さらに 「もし出馬するなら、完全に安泰な保守党にしますよ」とジョークをかまして、「いずれにせよ、 私には政治的な野心は一切ありません。 完全なナンセンスです」 と結論付けました。

「アルティメット・エディション」 と銘打った 『ダイハード』 の最新版DVDには、さまざまなオマケがついているのですが、 リックマンさんを堪能できる楽しい企画もついてます。 編集作業を体験できる 「カッティング・ルーム」 では、同じシーンをさまざまな角度や効果で撮ったものから自分で好きなものを選んでつないでみて、微妙なニュアンスの違いを楽しむ……という企画なのですが、 用意されている3つのシーンのうち、 ナント、 2つまでがリックマンさんのシーン、 しかもタカギ社長との緊迫したやりとりの部分なんです。 つまり、@ いろいろな角度からリックマンさんが見られる、A 同じセリフが何テイクも見られる (微妙に違うんだな、コレが!) というわけ。 面白かったのは、 「金が欲しいなんて、なんというテロリストだ」 と言うタカギ社長に対して、 ハンス・グルーバーが @ 「ふっふっふ、誰がテロリストなんて言った?」、A 「資本主義のテロリストだ」、 B 「収益を追求するテロリストだ」、C 「誰がテロリストなんて言った? (アップ)」、D 「誰がテロリストなんて言った?(顔は見えないけれど、ニュアンスが違う)」 など、 いろいろな受け答えをしていること。 最終的には@が採用されたようですが、 映画の撮影って、 たいへんなんですね!
ところで、「編集体験」の方ですが、 「できるだけリックマンさんが見える」 という基準で編集してみたら……シーンとしてはけっこうつまらななくなりました〜 (笑)。

さて、 『ダイハード』のDVD「アルティメット・エディション」 の特典のひとつに、 字幕解説というのがあって、 スタッフや出演者の最新のインタビューが字幕で見られるようになっています。 リックマンさんの解説もハンスとマクレーンの対面シーンあたりに1ヶ所あります。
それによると、 撮影前の衣装合わせのとき、 ハンス・グルーバー用にも戦闘服のような衣装が用意されており、 リックマンさんは 「他の出演者は大柄」 なので、ひとりだけ 「マヌケに見えてしまう」 と思ったそうです。
また、 音声解説によると マクレーンとハンスが対面するシーンは、 脚本家のスーザがある日、 セットの皆の前でいろいろなアクセント (訛り) を披露していたリックマンさんを見て、「ハンスがアメリカ訛りで正体を欺けばいい」 ことに気が付いて、 すぐに脚本を書き直したのとか。 このシーンの撮影は リックマンさんにとっては撮影初日、 しかもリハーサルなしだったそうですが、 リックマンさんもブルース・ウィリスも 「さすがプロだった」 そうです。
「これがうまくいかなかったらクビだ」 と思いながら撮影に臨んだリックマンさんでしたが、 結果はあのとおり、『ダイハード』 の中でも印象深いシーンになりました。 でも、当のマクティアナン監督は、 あのシーンのリックマンさんの発音に必ずしも満足していたわけではなく、 3回も撮り直したそうです。 「うまい俳優なのだが、アクセントは直せない」 「現代だったらコンピューターで代役の声で吹き替えたりできるのに」 というのが、監督の弁です。
いずれにせよ、 面白いのは、 音声解説・字幕解説を比べてみると、 監督、 脚本家、 リックマンさんの発言のニュアンスや話の前後関係が微妙に違うことです。 どの発言が真実なのかわかりませんが、 さすがに10数年たつと、 記憶があいまいになるんですね。 こういう企画は、 できるだけ記憶が新しいうちに実現した方がよいというコトなのでしょう。

『いつか晴れた日に』 は、リックマンさんが目当てで見たのですが、正真正銘の「名作」でした。 ラストでは久々にうっとりしましたよん。 リックマンさんが演じたブランドン大佐もにもしびれました。 でも、お気づきですか? ブランドン大佐の扱われようを!
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リックマンさんはどこ? 隠れファンが多いってコト、知らないのね〜! プンプン……。

そも 『リックマン』 って、 どういう意味なんでしょう? ……なんて、 ふと思ったので、 "The Penguin Dictionary of Surnames" で調べたところ、「リチャードの召使い」 という意味なんだそうです。そう言えば、 リックマンさんのミドル・ネームはパトリックですが、 パトリックといえば、アイルランドの守護聖人。 リックマンさんのご両親のどちらかがアイルランド出身だそうですから、その辺と関係のあるんでしょうか……ね?

『ドグマ』 の衝撃的な股間(?)のシーン、 日本語字幕では 「バービー人形みたいに、オレはできないんだ」 みたいなコトを言ってますよね。 でも、原文では "I'm as anatomically impaired as a Ken doll."、直訳すれば、 「オレは、解剖学的にはケン人形と同じくらい傷モノなんだぜ」。 「ケン」 というのは、 バービーちゃんの彼氏(の人形)です。 つまり、 大天使メタトロンは、 超イケてるバービーちゃんのボーイフレンドなのに、 彼女とできないケン君の無念にまで思いをはせて、 半ば自暴自棄になってあのセリフを言ったのでしょう。

『ドグマ』 のラスト・シーンで メタトロンが大ケガをしたベサニーに向かって妙な手つきで "Wax on, wax off." と言ってますよね。 これは大ヒットした青春映画 『ベスト・キッド (原題:The Karate Kid )1984』 に登場するナゾの日系老人ミヤギ (パット・モリタ) の有名なせりふなんですよ! ミヤギ老人が主人公のいじめられっ子 (ラルフ・マッチオ) に雑巾がけをさせながら、カラテの極意を伝授するシーンです。 有名なセリフ……とは言っても、 当のリックマンさんが知っていたかどうかは、かなり疑問ですが。

キネマ旬報社の 『外国映画人名事典(男優篇)』 のリックマンさんの項を見ると……
「87年、『危険な関係』 のヴァルモン子爵役で評価を定め… (中略) …500 回以上演じた役だったが、 スティーヴン・フリアース監督の映画版ではジョン・マルコビッチに役をさらわれ、 大いに失望、 その後もこの件で質問されると途中でさえぎるほど」
う〜ん、これじゃまるで、ものすごく根に持つ性格みたいじゃありませんか〜。ちなみに、載っている写真はブランドン大佐でした。