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掲載日 : 2006年5月29日 


 【 記 事 】 < 山形 > 「山形セレクション」新ブランドのマークが完成
               (2006年5月25日記事:山形新聞ニュース

 県が独自の基準を設け、優れた県産品やサービスを認定し、新たな山形ブランドとしてPRする「山形セレクション」のブランドマークが完成し、24日発表された。「YAMAGATA」に含まれる4つの「A」を強調した作品。近く第1弾として認定されるサクランボとメロンから、商品パッケージなどに使用される。

 マークをデザインしたのは、日本グラフィックデザイナー協会副会長を務める上條喬久東北芸術工科大情報デザイン学科教授。県の委託を受け、デザインした。

 「日本最高水準の県産品・サービスを体現する」「山形セレクションの文字を一体的に盛り込み、印象的でインパクトのあるデザイン」がコンセプト。「YAMAGATA」の中の4つの「A」に着目し、高品質を表すAクラスととらえ、強調した。配色は、オレンジ色を基本色に、パッケージカラーなどで使い分けできるように、青と緑のパターンも作成した。

 マークは、山形セレクションに認定された生産団体や個人に、県が使用を認め、使用品目ごとの個別の認識番号を決めた上で、電子データとして提供。認定団体や個人が自己負担でシールなどを作製し、商品となる農産物などの化粧箱に張り付けたり、印刷する。

 マークの大きさは、最小で縦4センチ、横2センチ、最大で縦7.2センチ、横3.6センチまでの5段階。今後、看板やのぼり旗など、現サイズ以外で使用する場合は、県と認定者との間で協議する。また、県はマニュアルを作り、使用方法の徹底を図る一方、認定団体や個人に使用実績の報告を求めることにしている。

 斎藤弘知事は同日の記者会見で、マークについて「商品とマークが一体となって、山形セレクションブランドの認知度と価値を高めることが大切。あらゆる場面で宣伝したい」などと語った。

 山形セレクションは、農林水産分野のサクランボなど、6品目について申請受け付けが終了。合わせて25件の申請があった。現在、加工食品分野の日本酒の申請を受け付けている。

出典:山形新聞ニュース:5月25日]
    http://yamagata-np.jp/kiji/200605/25/news04941.html


<地域ブランドの活動事例:注目の動向 -新ブランド・マークなど-。>

 山形県では、地域ブランドの推進にあたり、新たな山形ブランドとして「山形セレクション」を採用しています。そのブランド・コンセプトの明確化は勿論、マークのデザインもオリジナリティがあり、インパクトは強いと感じました。

 また、ブランド管理のため標準化とともにマニュアルを作成して、使用方法の徹底を図り、認定した団体や個人の使用実績の把握も行うようです。かなり本格的なブランド開発とマネジメントでPRするものと思いました。その思いを斎藤弘県知事は、(記者会見)で「マークについて『商品とマークが一体となって、山形セレクションブランドの認知度と価値を高めることが大切。あらゆる場面で宣伝したい』」と積極的なPRを行う意気込みです。

 山形の場合は、県が主体となり、地域経済活性化の一環として、地域ブランド育成事業を行っているようです。地域それぞれの事情があると思われますが、このような地域ブランド育成事業は、必ずしも都道府県・市町村などの行政が主体であるべきものではありません。他の地域では、地元の商工会議所・商工会、地域経済支援財団、業界団体、地域の有志グループ(団体移行も可)、各種支援団体などが、地域ブランドのPRと地域経済の拡大を狙いに、少なからず動き出しています。但し、自分たちだけ(業界・支援団体・グループ)で行うことは、大変な時間と労力を要します。そのため自治体(都道府県)や地域経済支援財団、商工会議所・商工会などを、うまく協賛や支援(財政面もあり)などの形で、(よい意味で)巻き込んでいく必要があります。


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