ワンポイント”健康”
 養生訓の作者、貝原益軒について

祖父から3代続く福岡藩士。江戸時代初期から中期にかけての儒学者。博物学者。庶民

教育家。自然科学でも広範囲な業績をあげた。1630年福岡藩医の5男に生まれ、1714年

荒津の邸で没した。益軒の銅像と夫妻の墓は福岡市中央区今川の金龍寺にある。著書

は儒学、神道、本草学(漢方薬学)、医学、地理、歴史など百数十冊。日本の儒学者の中

で、欧米の学者に最も早く認められた。主な著書に「黒田家譜」「大和本草」「養生訓」「大

和俗訓」「大疑録」「慎思録」がある

<養生訓とは>

江戸時代の儒学者貝原益軒がその死の前々年83歳の時に書き、その翌年(1713年・正

徳3年)には上梓され世上に流布し、世人後生のためを思って著した貝原益軒の遺言とも

いうべき書です

。養生訓は身体の養生のみならず「こころの養生」を説いています。
■ワンポイント”健康”

NO3 ”熱飲、冷飲をさける”( 2005.6第3週掲載)
飯はよく熱して、中までやわらかになったものがよい。堅いものや粘っこい飯はわるい。温かいうちに食べるのがよい。吸物は熱いうちがよい。酒は暑い夏でも温めて飲むのがよい。冷酒は内臓を悪くする。寒い冬でも熱燗はよくない。気をのぼせて血液をへらすからである。

NO2."病は口から"( 2005.6第2週掲載)
人は毎日飲食しないことはない。たえず慎んで欲を自制しなければ、度をすごして病気になる。古人はいう、「禍は口よりいで、病は口より入」と、口から出し入れするものは常に注意しなければならない

.NO1."元気は生命のもと、飲食はその養い" (2005.6第1週掲載)
飲食は人間の大欲であり、口や腹が好むところである。好みに任せて食べ過ぎると脾胃を傷つけて諸病を引き起こし、命を失う。養生の道は、飲食を適度にして、その身体を養うことである。
Top Home