武蔵野国風土記・倉沢谷奇譚
ケマ兄 著
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武蔵野国風土記・倉沢谷奇譚によれば、平安時代の貞観年間(800年代中期)日原川 山の神(注1)との死闘の末この怪物が勝利し、流域の村々は次々に襲われ人々生活は疲弊した。日原村の毘意寺にキノコ仙人という徳の高い修験者が居た。 その霊力(注2)を持ってこの怪物と三日三晩の死闘を繰り広げた末、何とか倉沢谷の洞窟に封じ込めることが出来たという。その洞窟の入り口は霊力を持った札(注3)により封印された。それ以来この洞窟はキノコ仙人の子孫により代々守られて来たのである。江戸時代になるとこの洞窟は倉沢権現と呼ばれ、はるか江戸は上野・寛永寺の管理下に置かれた。 注1:山の神とは狼のことではないかと言われている。狼の語源=大噛or大神。ちな 注2:キノコから抽出された毒素をもって怪物を眠らせたのではないだろうか。 注3:札にもキノコの毒素が染込ませてあった。
古の倉沢(about:1921) このころ・・・封印は一度解かれている・・ 当時のきのこ仙人と調査団たちは封印の張替えに倉沢に向かった。 しかし、激しい倉沢の流れに調査団たちは、なかなか鍾乳洞たどり着けなかった。 倉沢の激しい流れは、怪物の魔力だと言われている。 調査団は方法の手で仮の封印に張り替えて、逃げ帰ってきたという。
わらじを履いた娘がおとりになり、怪物を呼び寄せるという 当時(about 1921)の記録はこの2枚の写真だけ
遠く魚野川から きのこ千人を支援する 忍通 この横笛の音が怪物の動きを鈍らせる・・・・ 1930頃の写真・・ 封印に失敗してから、9年後ぐらいの写真 1921当時から現在までの間、唯一残っている資料である。 夏になると 忍通は横笛を持って全国の沢に巡礼に行く。 当時から現在まで、忍通はこの巡礼を続けている。 しかし・・・・横笛の威力も年々衰えてくる一方・・
そして平成15年葉月末日に事件は起こった。 怪物を封印したキノコ仙人から数えること18代。倉沢鍾乳洞の当代管理人BZキノコが新たな仲間(注4)を伴い、封印の張替に訪れた。失敗すれば怪物が再び目を覚ます、非常に難しい作業だ。 注4:言わずと知れたMSCC
月夜晩・・ 封印に向かう現在のBZきのことその一行 ところがこの夏の天候不順により、 増水した流れに新しい封印を流すというアクシデントが発生。
すると突然隊員の一人に異変が!!
怪物化してしまった!!
BZきのこ呪文で怪物化してしまった隊員は元の姿にもどったが・・ 恐ろしさのあまり・・おとりのわらじ娘は気がふれた・・ 右は救出に向かうタカ
容易に近づくことが出来ない倉沢鍾乳洞
激しい水の流れ・・へつる・にゃん
BZきのこ 現在のきのこ仙人・・われわれの希望だ
沢を遡行する現在のBZきのこと調査団
怪物の魔力は強まってくる・・
気がふれたわらじ娘とその記録をとるにゃん
またもや、隊員に異変が!!
くうぉ〜くくくく・・・
鍾乳洞の奥深く眠っていた怪物がその異変を察知し、1200年の眠りから目覚め(注5)キノコ仙人や仲間を次々と襲い始めたのだ。幸なことに今回は野生の鹿を犠牲に九死に一生を得る事が出来た。もはやこの怪物を退治できるのものは居ないのだろうか。 頑張れBZキノコ!そしてその怪物の正体とは?(注6) 注5:古い札の効力がなくなったというより、別の大いなる力が働いたと考える方が正解だろう。その力とは火星大接近に他ならない。 初めて怪物が現れた9世紀半ば、当時の中国の隋唐演義に「妖星荒ブルコト甚シ」という記述が見られる。この妖星こそ火星に他ならない。 古来ギリシャ・ローマ時代より、この星が輝きを増すと戦役が起こることから「禍星」「軍神星」と呼ばれた。日本では明治時代・西南の役の「西郷星」が有名だ。 唐代の大接近の後黄巣の乱が起こり、10世紀前半唐が滅びる原因となった。 注6:倉沢川のクラちゃん?凶暴な怪物には似合わない。海獣が突然変異を起こしたものか、冬眠状態の古代生物が火星接近の影響で目を覚ましたか真相は今もって謎である。早期解決を望むばかりだ...。
1921にタイムスリップしてしまった!!!
水の流れは一層強くなる!
助けを求めるEMI隊員
怪物に取り付かれてしまった、す〜隊員
EMI隊員を襲う! 上から呪文を唱えるタカ!
苦しむ・・す〜隊員 必死に自らの体の中で怪物と戦っているのだ!
放心状態で動けなる わらじ娘(岩の上)
怪物に追われ沢に飛び込むタカ!
おとりのわらじ娘を連れて鍾乳洞に向かうにゃん
鍾乳洞の中は暗く寒い・・・
怪物とわらじ娘
封印されるとも知らないでわらじ娘に近づく怪物!!
BZがすかさず封印!! 元に戻ったす〜隊員 嗚咽するわらじ娘 見守るZENさん
これで終わりだ・・
鍾乳洞を出る
激しく崩れてしまった鍾乳洞への路を降る
時間軸がひずむ・・
はたして・・・われわれは現代に戻れるのだろうか・・・ ケマ兄:マラスキ大学文学部史学科卒後マラスキをへて、MSCCおよび某山岳会で先鋭的なクライミングを実践する。現在、登山活動とともに歴史モノをアレンジした山岳小説を執筆中。その緻密な歴史背景や情景描写は読むものを魅了しやまない。 数多くの歴史モノ山岳小説のほか、現代文学エッセイとして ”僕の好きな先生” ”こばいけいそう と みやまくわがた” ”元気をだして” ”僕とスーパージェッター” などがある。 読者の声 |
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