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多汗恐怖症(多汗恐怖)



(多汗恐怖症克服のための具体的な説明)

多汗恐怖症は、多汗症や多汗恐怖とも呼ばれますが、人前で緊張し、汗が異常に出てしまうということで悩んでいる状態を言います。

汗が出る場所は、手のひら(手掌多汗症)だったり、脇の下だったり、背中だったりと、いろいろですが、この多汗恐怖症に悩む人が、最近は増えているように感じます。

これは、現在では、クーラーやエアコンが普及し、昔のように汗をかくことが少なくなっていることも、影響しているのではないかと思います。

汗をかくかどうかは、本来、体質的に個人差があるものなのですが、多汗恐怖症で悩んでいる人は、自分が異常に汗をかいていると、これが気になってしまうものなのです。

そして、これは、「わきが」などと同じように、体の異常から来るものだと考え、高額な費用を払って手術で治そうとする人も多いのですが、神経症から来ている場合が、かなり多いと思いますので、注意が必要だと思います。

つまり、本来、体の異常がないにも関わらず、不必要な手術をしてしまうことも多いのではないかと思います。

ですから、一度、自分の多汗恐怖症が神経症から来るものではないかとチェックしてみることも大切なことだと思います。

昔は手の震えが起こる「書痙」も、手の筋肉の異常から来ることだと考え、手術で治そうとすることが多かったですが、今は、神経症から来ることが分かっており、森田療法などの精神療法で、充分、治していけることが分かっております。

また、多汗恐怖症も、同じように、森田療法などの精神療法で治せることが分かっているのです。

しかし、同じ神経症の症状である多汗恐怖症が、まだ、手術などで対応されていることが多いのは、嘆かわしいことだと感じています。

なお、この多汗恐怖症も、人から変に思われるのではないかという不安がベースになっていますので、対人恐怖症の症状の一つに入ると言って良いものなのです。


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