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パニック症(パニック発作、頻脈)



(パニック症の具体的な説明)

頻脈など、パニック発作の症状を示す、パニック症は、パニック症候群や、パニック障害とも呼ばれ、代表的な症状は下記に示したようなものになります。

突然の動悸や、頻脈、めまい、息苦しさで、パニックになってしまうという形で現れることが多いものです。

なお、パニック症は乗物恐怖とか、外出恐怖、外食恐怖、留守番恐怖など、いろいろな形で現れてきますが、いずれも、死の恐怖を直接的に感じるというところに特徴があると言えます。

対人恐怖症などの場合には、「社会的な死の恐怖」が背景にありますが、パニック症の場合には、直接的な「死の恐怖」が背景にあると言って良いと思います。

動悸や、頻脈、息苦しさで、パニックになった時(パニック発作)、このまま死んでしまったらどうしようと不安になってしまうのが、パニック症の場合の、第一の特徴だと言えるのです。


<下記の8種類が、パニック症の代表的な症状になります。>


(パニック症の症状1)
・急に心臓がドキドキし(頻脈)、今にも心臓麻痺で死ぬのではないかと
 感じる時がある。(心臓神経症)


(パニック症の症状2)
・頻脈や息苦しさの不安で電車やバスに乗ることが出来ない。(乗り物恐怖)


(パニック症の症状3)
・頻脈や息苦しさの不安で家族と一緒でないと外出できない。(外出恐怖)


(パニック症の症状4)
・急に呼吸が苦しくなり、恐怖を感じることがある。(過換気症候群)


(パニック症の症状5)
・頻脈や息苦しさの不安で一人で留守番できない。(留守番恐怖)


(パニック症の症状6)
・突然、動悸が起こってしまう。(パニック発作、不安発作、頻脈)


(パニック症の症状7)
・吐き気がしてしまい外で食事が取れない。(外食恐怖)


(パニック症の症状8)
・不安や恐怖心のため飛行機に乗れない。(飛行機恐怖)




なお、パニック症に悩んでいる場合の一例を挙げますと、下記のようになります。



(パニック症に悩むTさんの例)

あるサラリーマンのTさんは、営業社員として常にトップに近い成績を上げていました。

毎日、夜遅くまで残業をし、休日も仕事の付き合いに費やすほど仕事熱心なTさんでしたが、ある朝、通勤電車の中で、突然、激しい動悸(頻脈)や、息苦しさを感じ、不安になってしまいました。

心臓発作で、このまま死んでしまうのではないかと感じ、途中の駅で電車を降りてしまいました。

この日を境として電車で通勤している時に、たびたび動悸(頻脈)や息苦しさを繰り返すようになり、そのうち、「またあの苦しさが起きるのではないか」と電車に乗る前から意識するようになってしまいました。

そして、ラッシュ時間を避けて通勤したり、途中下車を繰り返すようになりました。

思いあまったTさんは、心療内科を訪れ、自分の症状がパニック症であることを知りました。

そして、病院で出してもらった動悸(頻脈)や息苦しさの不安を抑える薬を飲むようになりました。

確かに薬を飲むといくらか、動悸(頻脈)や息苦しさの不安が和らぐことを感じましたが、このまま自分は一生、薬を飲み続けなければならないのかと、今度は薬を飲み続けることに対しても不安を感じるようになりました。

しかし、薬を飲まないと、動悸(頻脈)や息苦しさの不安で電車にも乗れないということで、毎日、心の葛藤を感じながら過ごしているのです。




上に書かせていただいた例のように、パニック症に悩む人は、バリバリの営業マンなど、対人恐怖症に悩む人のように、人見知りするとか、恥ずかしがり屋という面が少なく、むしろ外向的に見える人が多いというのも特徴になります。


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