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(症状克服のための具体的な説明) 手掌多汗症は、人前で緊張した時に、手のひらに、異常に汗をかいてしまうことで悩んでいる状態を言います。 多汗症(発汗恐怖)の中でも、特に多く見られるのが、この手掌多汗症だと言って良いと思います。 手汗のために、ギターの弦が錆びてしまう人もいるくらいなのです。 また、彼女とのデートの時に、この症状が気になって、手をつなげないと悩んでいる人もいます。 また、食事の後に症状が出たり、手の震えと共に症状が出やすいという傾向も見られます。 なお、この手掌多汗症(手汗)は手汗症と言われることも、稀にあります。 汗をかくかどうかは、本来、体質的に個人差があるものなのですが、多汗症と同様に、手掌多汗症で悩んでいる人は、自分が異常に汗をかいていると、これが気になってしまうものなのです。 そして、注意を症状の方に向けると、ますます手汗をかきやすくなってくるものなのです。 このように、手掌多汗症(手汗)は精神的な原因で起こってくることが、ほとんどなのですが、多汗症と同様に、汗がたくさん出る原因を汗腺の異常だと考え、汗腺をふさぐ手術をして治そうとすることも多いものです。 しかし、手掌多汗症(手汗)でも、神経質性格の特徴を持っている場合は、神経症が原因になっていると考えて間違いないと思います。 そして、多汗症と同様に、この神経症が原因になっている手掌多汗症(手汗)の場合は、手術や薬による治療よりも、森田療法によって、治療していった方が効果が期待できるものなのです。 しかし、残念なことに、今は、自分の症状が、神経症から来ているものだと気付かずに、手術や薬に頼ってしまう人が増えているように思います。 なお、手掌多汗症(手汗)も、人から変に思われるのではないかという不安が根本原因になっていますので、対人恐怖症(対人恐怖)やあがり症、社会不安障害の症状の一つに入ると言って良いと思います。 |
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(手掌多汗症克服の一口ヒント) この症状に悩んでいる時は、手に汗をかいて当然の時でも、これを異常なものとか、恥ずかしいことと考え、排除しようとしていることが多いものです。 そして、このために、ますます汗をかきやすくなってしまうという「悪循環」に陥っているものなのです。 ですから、時には汗をかいてしまうこともあって当然なんだと受け止めるようにしていくのが、第一歩になると思います。 そして、この上で、目的本位や「あるがまま」など、森田の考えに従って行動するようにしていくと、汗を必要以上にかかなくて済み、少しずつ症状が和らいでくるものなのです。 |
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