■まず、右の図を見てください。バーブリッジのイラストではありませんが、オクターブチューニングの状態を見る為に分かりやすいのであえてこのイラストを採用してみました。
■イラスト上のブリッジ駒は正確な位置に描かれておりませんが、イメージ的には010ゲージの方が全体的に後方へ移動するというのは間違いありません。・・・・一番上は、009
-042のゲージを張った状態の図です。そして2番目は010 -046のゲージを張った図です。そして赤い線はバーブリッジ上でのチューニングの誤差を確認する事が出来ます。各駒の中央が赤い線から外れている分だけチューニングの誤差が出ている訳です。
■ここで注目して頂きたいのは、相対的な駒の並び方に一定の規則性があるという事です。009のゲージも010のゲージも駒の並び方は基本的には同じで、それら全体の位置が前後しているだけであることがわかります。1〜3弦は右上がりの段階状に駒の位置が変化しています。そして4〜6弦も同様な角度で駒の位置が変化しています。009のセットも010のセットもそれぞれ
4〜6弦が後方へ下がることが出来ればオクターブピッチの安定が図れるという事になるのです。
■という事は、009 -011 -016 -026 -036 -046 というゲージにする事によりオクターブピッチの誤差が緩和されるという事になる筈です。つまり「バーブリッジのギターにはへヴィボトムを張れば良い」という事になります。(3番目の図参照)
■かのジェフベックが70年代に使っていた例のバーブリッジレスポールに 009 - 046 のへヴィボトムを張っていたのは有名な話ですが、その効果は単にサウンド面のみならず、より確実なチューニングを得る事にも一役かっていた訳ですね。30年以上も前にこのワザが生きていたことにただただ驚くばかりです。 |
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