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ギターの生涯について。

 最近、思うことがあって今まで手に入れたギターを少しずつ処分しています。まぁ、金銭的に楽になるからというのもありますが一番の理由は「楽器の生涯」というものについて考えるようになったからなんですよね。

 ギターを10本近く持っていると、気に入って買った楽器ではあるけれど全然弾かないものとか結構出てきますよね。他人から見れば「珍しいの持ってるね、すごいコレクションだねぇ」・・なのかも知れませんが楽器の立場に立ったらどうでしょうね。「私は演奏される事を望んでいるのに、このオーナーは弾いてもくれない、なんか寂しいな。」とか思うかどうかは知りませんが、人間と同じで役割を持たせて貰えないギターたちはきっと泣いているにちがいない・・と思うんですよ。まぁ、人間なら文句も言えるでしょうけれど、ギターたちは文句も言えない・・・。最近、こんなことばかり考えます。

 結局のところ、こっちの独占欲の犠牲になっていると思うととても悪い事をしているような気がするんですよね。ギターは何も言いませんが、ギター達を作った職人さんに対してもすごく非礼な気がしますね。(考えすぎかな?)

 今、手持ちのギターで使う機会の多いものはたかだか5〜6本。(これでも充分多いと言われます)後の10数本は全然さわられもしないし、ケースから出される事も無い・・・悲しいなぁ・・・。

 たぶん恐らくギターは我々のギタリスト人生よりもずっと長生きするでしょう。何十年か経ち、オーナーがもうギターを弾かなくなったあとで彼らはどう感じるでしょうね。世間では「ミント」だとか「レア」だとか言われてもてはやされるだろうけど、本当に彼らはそれを望んでいるんだろうか。縁があって自分のところへ来たギター達はオーナーに弾かれる事が最大の喜びなんじゃないかな。・・・うん、やっぱりそう思うよね。

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