「夫婦別姓について」の感想。
差出人 : "HIROSHI" <GZX02575@nifty.ne.jp>
日付 : Mon, 17 Jun 2002 21:53:56 +0900
それは「性差別」に関わる問題というよりも、「個人の選択の自由をどこまで認めるか」
という問題じゃないかと僕も(?)思います。
「賛成派と反対派の対立は異なる価値観をぶつけ合うことで生じている」という見方も、
きっとそうだろうと思います。
ここで、ポイントになるのは『選択的』夫婦別姓法案であるというところでしょう。
「家名というものの意味は重く、家族は同じ姓でなければならない」と思う人は夫婦同姓を
選べばよいし、「(男であろうが女であろうが)結婚したからといって、姓が変わってし
まうと仕事上でも私生活の付き合いでも不便なことが多いから困る。姓が違うと家族
の一体感が保てないなんて思わない。」人は夫婦別姓を選んでもかまわないというこ
とですよね。つまり、異なる価値観を持つ人々がそれぞれの価値観に従って自由に
選択してよいという方向のものだと僕は解釈しています。そうだとすれば僕はこの法
案に賛成です。
僕はたぶん「自由であること」に大きな価値をみているので、基本的には多様な価値
観を認め合うのがみんなにとっていいことなんじゃないかと思うのです。とはいうもの
の、特定の場合には価値観を統一する必要があることも認めないわけではありませ
ん。ただしその場合には、「なるほどそのことについては価値観が統一されていない
と、みんなが困るね」と納得できることが条件です。
ある夫婦が自分たちの価値観で「夫婦別姓」を選びたいと思い、親族一同も支持して
いると仮定して、第三者がそれを禁止し同姓にすることを強制することが必要でしょ
うか?なんのために?誰かが納得できる根拠を示してくれれば、僕も現行法を支持し
ますけど・・・・。たぶん納得できるような根拠は出てこないだろうなあって思いま
す。
まきこより
ご感想有り難うございます。
私は、そもそも性差別がなぜいけないかというと、個人の選択肢を狭めるからだと思っています。
夫婦同姓が性差別かどうかはともかくとして、まずは選択肢を作ることが重要だと思います。
とはいっても、仮に法案が成立したとしても、現時点ではまだ同姓、それも夫の姓を選ぶ人が大多数でしょう。
もっとも、確か自民党案だったと思いますが、同姓が原則で、別姓はあくまで例外という扱いにはすべき
ではないと思います。選択肢はあくまで等価でなければならないと思います。
夫婦別姓を阻む現実的な理由は、行政事務の複雑化だと思います。
ただ、これは国民の自由のための、必要なコストであるように思います。