2月22日  暗殺されたマンシャーKNU書記長の葬儀

 今朝、バンコクから帰国した。14日にビルマ軍政により暗殺されたカレン民族同盟の
マンシャー書記長の葬儀が18日に、ビルマ・タイ国境のカレン州側のKNU解放区で執り行われ、
急遽17日からタイに出かけていた。わずか三日間の国境の町メーソットの滞在だった。
 バンコクから夜行バスでメーソットに到着したその日に、葬儀は治安上の理由で当初の予定
よりも一日早く実施され、かろうじて間に合った。

 快晴のさわやかで強い日差しの中、マンシャー書記長の遺体が棺とともに、特設された
野外の火葬場の丸太の山に積み上げられ、僧侶たちの読経の後に火葬にふされた。軍政側の
妨害も予想される緊張と悲しみの漂う良い雰囲気で行われた。

 タイ領内や海外をベースに活動する民主組織のビルマ人活動家も大勢参列し、メーソットで
無料診療活動を続けるシンシア・マウン医師の姿もあった。

 カレン民族の解放闘争と、ビルマ全体の民主化のために命を捧げたマンシャー書記長の
遺体は、激しく燃え上がる炎とともに、カレン州の青空と大地に散っていったことを見届けた。

 20年前、初めてカレン民族同盟の解放闘争に出会った時、民族の歴史やビルマの政治情勢
をいろいろと教えてくれた古い友人にも久しぶりに再会することができた。つかの間の日程
だったが、昨年の僧侶の反政府抗議行動を指揮し、軍政の逮捕を逃れタイ領に脱出した僧侶の
リーダーにも会ってインタビューできた。

 今回の収穫をできるだけ伝えていかなければ意味がない。

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