ハイパーあんな 

 原作 近藤 るるる 著 黒田 洋介 カバー・本文イラスト 近藤 るるる アスペクト スペシャルストーリーシリーズ

1巻 宇宙で一番強いヤツ

 初版発行 1998年4月3日  定価 本体580円+税

 ISBN4-7572-0004-8

2巻 杏菜の無人島物語C++ (1998.9.3 追加)

 初版発行 1998年4月3日  定価 本体640円+税

 ISBN4-7572-0119-2

 


 現在、月刊「コミック ブーム」で「新ハイパーあんな」として連載されている漫画「ハイパーあんな」を小説化した作品です。自分の小説「魔法少女プリティサミー」で、「ハイパーあんな」のパロディを出してたりしてる黒田 洋介が書きました。

 設定としては、「ハイパーあんな」と「新ハイパーあんな」の間の話ということになってます。

 こういう類の小説化は、イメージを原作通りに保てるかが非常に重要になってきますが、この本は、成功してる部類に入ると思います。

 あとがきで、「この小説は、『あんな』では禁じ手っぽくないかという手法も使っています」とも、著者が書いてますが、なんだかんだ言ってイメージは合ってると思います。原作のファンなら、絶対読む価値あり(^^)。

 あと、相変わらずの黒田節が爆発しているので、「ハイパーあんな」を読んだことのない黒田 洋介ファンが読んでも楽しめると思いますが、大部分の黒田 洋介ファンは、コミックの方も読んでると思いますから、言うだけ無駄でしょう(笑)。

 

2巻 杏菜の無人島物語C++ 

 前巻には、1とも何とも数字が書いてなかったので1冊だけだと思ってたこのシリーズにも2巻が出ました。

 この巻は短編集で、「杏菜の無人島物語C++」「琴美ちゃん、でんじゃあ」「おろし丸魂〜ミッチー王子の飛燕刀〜」「きみがステディ」の4編で構成されています。まあ見る人が見ればわかるでしょうが、すべて題名はゲームネタですね(笑)。

 内容も面白く、プロローグとエピローグは近藤るるる描き下ろしの数ページのコミックで、いい味を出してます。

 あと、あとがきには著者本人の現在の修羅場が書かれていて凄いです(^^;。そりゃ、「トライガン」全26話の脚本を全部一人で書いてたり、あそこまで色んな仕事に手をつけてれば当たり前でしょうけど。

 ときに、あとがきに書かれてた「ずっと書いてない某小説の最終巻」って「プリティサミー」のことでしょうけど、「超有名な美少女ゲームのアニメのシナリオ」って何でしょう? まあ何にせよ異様に忙しいようで。

 

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