気象精霊記 正しい台風の起こし方
清水 文化 イラスト 七瀬 葵 富士見ファンタジア文庫
ISBN-4-8291-2757-0 C0193
まさしく「ライトノベル」だな。
この本を読んだときの感想がまさしくこれ。実はこの世界の気象を陰から操っている「気象精霊」達がドタバタ騒いで、地上がそれに巻き込まれて大災害を被って終わり。ストーリー要約したらこれだけ。実質的に無いともいいますね。ただストーリーを読ませていく力は凄まじいものがあります。ただ終わった後、何も残っていないことに気づいて爽快感を味わう人と、虚無感を味わう人によって評価は全然違ったものになるでしょうね。私は前者ですが。
とある雑誌の書評では、評者がこの本にストーリーが無いこと&ギャグが空回りしていること等を怒って「こんな本が出るからライトノベルが衰えるのだ」みたいなことをいってましたが、個人的にはこういう頭を全く使う必要もなくスカッと楽しめる本もいいと感じてます。そもそもこの本は読み進めていける力があるだけ、ライトノベルの屑よりはまだマシだと思うのですが(^^;)。
物事をそんなに深く考えないで元気を付けたいときにお勧めの本かも。