虚栄の掟 ゲーム・デザイナー  

  著 佐藤 大輔  幻冬舎ノベルス

初版発行 1997年12月5日  定価 本体781円+税

ISBN4-87728-920-8


 経営の思わしくないゲームハウスに勤める主人公はある日社長から、会社を離れて独立しようとしている裏切り者の調査を依頼されます。いったい何が会社に起こっているというのか?

 「レッドサン・ブラッククロス」や「遥かなる星」など架空戦記やSFを多数書いている佐藤 大輔が書いたミステリーです。はっきり言って出来はそれほど期待してませんでしたが、嬉しいことに思いっきり裏切ってくれました。他の分野の作品も書けるというのは、架空戦記作家としては極めて少数派では無いでしょうか。

 ただいつもの”佐藤節”というかマニアネタは思いっきり爆発してますね。舞台がゲーム業界ということもありますし。これまでの佐藤大輔の小説のようにこっそりと小ネタを忍ばせるのではなく、実名をばんばん出しているので結構趣も違います。

 あえてこの本のジャンルを分けるならば「ヲタク向けミステリー」といったところかもしれません。普通の人の感想も聞いてみたいところです。

  

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