私が彼を殺した (1999.3.15追加、1999.5.28ネタバレ編追加)
東野圭吾 講談社ノベルス
発行日 1999年2月5日 定価 本体800円+税
ISBN4-06-182046-X
この本の購入理由は、うみうさんのところのチャットで、
「兄×妹のシチュエーションが、凄いですよ!!」
という情報を聞いたからです。ああ、何て邪な理由(笑)。
確かに、そっち方面は凄かったです、Hシーンがあるという訳では無いのですが、心理描写の方で。
昔、両親を亡くして、離ればなれになり、再び出会って同居してから、近親相姦関係に陥ってしまった兄妹がいて、後日、妹の方が他人と結婚することになり、その結婚式の前日から、ストーリーが始まるのですが、もう、この時の会話から、「くぅ〜」てな感じで、思いっきり悶絶させてくれます(笑)。この兄妹、お互いに自己陶酔しきってますし(^^;。
この本は、「謎を読者に考えさせる」タイプのミステリーで、大概の人は再読して、謎をチェックし直すと思いますけど、すると初読では気が付かなかった、細かいところに、この兄妹のヤバさが炸裂していることに気が付いて、またもや衝撃を受けます(笑)。
何だか、こんな兄妹に巻き込まれた方が、可哀想になるほど、キレた2人です。
あっ、一応、ミステリーとしても、とても良くできていて面白いですよ(^^;。最後の1ページの展開はホント見事でしたし。東野圭吾の小説は、これまで「名探偵の掟」しか読んでいませんでしたが、他のも読んで行こうかと思ってます。
けど、やっぱり私は、この小説「兄妹近親相姦小説」と呼ぶのが、ふさわしいと思いますけど(笑)
あと、完全ネタバレ編追加しました。(1999.5.28)