北朝鮮絶望収容所 完全統制区域の阿鼻地獄 (1998.6.9追加)
著者 安 明哲 訳 池田 菊敏 KKベストセラーズ
初版第一刷発行 1997年5月20日 定価 本体1,600円+税
ISBN4-584-18287-6
北朝鮮や旧ソビエトの、強制収容所などの情景を描いた実録体験記は幾つかありますが、その殆どが収容されていた囚人側から書かれたモノでした。この本は、北朝鮮で強制収容所の警備兵をしていた亡命者(1969年生まれ、結構若いですね)が書いている珍しいタイプです。
さぞや他の類書とは違った角度から、書かれているのだろうと読んでみたら、確かに他とは全然違いました・・・。
だって、ノンフィクションだかエロ本なんだか区別が付きやしない!!。
私にはどうみても、この本のメインが、強制収容所に収容されている女囚に対するHな行為としか思えなかったもので(爆)。といっても「誰かの子を身ごもった女囚に、散々な仕打ちをして責め殺してしまう」とか、無茶苦茶鬼畜な行為が主なので、そういう趣味を持った方々じゃないと楽しめないでしょうけどね。私は気持ち悪くなりましたよ(-_-;;。
あと、強制収容所の警備側と、囚人側の関係が日本のイジメにそっくり。日本のイジメは、ある程度のところで止まる可能性があるけれど、ここの場合、囚人が死のうと、どういう羽目になろうとお構いなし。何だかんだ言って、日本人とそこら辺の精神構造は似てるのかも。
亡命者の書いた書物と言うことで、多少は割引いて考える必要があるのかもしれないけれど、ことこういうことに関しては「誇張はあっても、虚偽はない」というのが、通例ですから、大抵は本当なんでしょう。
しかし読んでいて、何回か途中で放り投げようとした本も久しぶりです。どう考えてもこの本18禁でしょ。よっぽど心臓が強いか、危ない趣味(笑)を持っている方しか読んではいけないと思います。