今年は色々と豊作でした。
トンデモ系の本までは、追いかけられませんでしたけど。
架空戦記部門
1位 あ・じゃ・ぱん
矢作俊彦 角川書店
戯れ言では、2002年8月8日で紹介してます。
パロディばかりの架空戦記は多々ありますが、文化とか芸能ネタ中心でここまで好き放題やっている作品は無いでしょう。
2位 合衆国復活の日(上・下)
著 ブレンダン・デュボイズ 訳者 野口百合子 扶桑社ミステリー
感想はこちらに。
読んでいて気持ちが明るくなる珍しい架空戦記。
3位 『大日本帝国第七艦隊』(全3巻)
鷹見一幸 学研歴史群像新書
架空戦記としては珍しく「最貧」なお話ですが、最貧なりにきっちりとした終わり方をしていてGoodです。
4位 レーベンスラウム1
記述は、2月25日、3月5日、4月20日、6月7日、6月22日。
厳密には、本では無いですが。
気のせいか、2002年で一番戯れ言での記述に力を入れた作品な気がします。
5位 攻撃目標を殲滅せよ ステルス艦カニンガムV 上・下
ジェイムス・H・コップ 文春文庫
アマンダ・ギャレット艦長シリーズ第4弾で感想はこちら。
この作品も色々とカミングアウトしてて、どっちかと言うと日本のライトノベルに感覚は近いです。
ライトノベル部門
1位 まぶらほ 〜メイドの巻〜
著 築地俊彦 イラスト 駒都え〜じ 富士見ファンタジア文庫
記述は10月19日に。
好き放題に暴走したら、何だか凄い作品になってしまった感じがします。
読む人は非常に選ぶでしょうけど。
2位 電詞都市DT(デトロイト) (上・下)
著 川上稔 イラスト さとやす 電撃文庫
記述は、上巻が3月12日で下巻が6月8日です。
この作品も相変わらず不思議な雰囲気ですよね。
3位 A君(17)の戦争(現在、4巻まで)
著 豪屋大介 イラスト 伊藤岳彦&モーニングスター 富士見ファンタジア文庫
色々と問題作だった4巻については、11月19日に記述。
4位 導きの星U 争いの地平
著 小川一水 イラスト 村田蓮璽・反田誠二 ハルキ文庫
8月16日で感想書いてます。
5位 ジェスターズ・ギャラクシー 1 天のほとりの愚神ども
著 新城カズマ イラスト 純珪一 富士見ファンタジア文庫
簡単な記述は、7月26日に。
「滅亡寸前の国家で体制側に付き奮闘する治安維持部隊」のお話というのは、やっぱ燃えますね。
とっとと続きが出て欲しいですが、作者が遅筆なだけにどれだけかかることやら。
軍事関係な本
1位 [帝国陸軍]太平洋戦史シリーズ vol.39 帝国陸軍 戦場の衣食住
学研
記述は、10月6日に。
こういう下世話で、美味しそうな軍事本ってこれまで無かったと思います。
2位 ビルマ航空戦 (上・下)
梅本弘 大日本絵画
まえがきにもあるとおり、この本を読んでいると、軍事を知っている人からは「性能の悪い駄作」と思われがちな、陸軍一式戦闘機<隼>が好きになってきます。
ちゃんとした感想は、いつか書きます。
3位 Men-at-Arms 369 The Japanese Army 1931-45(2)
1942-45
著 Philip S Jowett イラスト Stephen Andrew
OSPREY
記述は11月16日。
英語の資料ですが、大概の日本語資料よりも戦争中の日本軍について、短くまとめて書いています。
4位 私の中の日本軍 上・下
山本七平 文春文庫
記述は、8月7日。
色々と言及されることの多いこの作者の本ですが、言及されることだけのコトはある、と思いました。
ただ、「右」とか「左」とかで、この本を評価されたら、今は故人の作者も笑うでしょうね。
出来れば、今でも生きて現在の世の中についてのコメントを聞きたい作者です。
5位 硫黄島の星条旗
ジェイムズ・ブラッドリー&ロン・パワーズ 文春文庫
硫黄島での戦いで、あまりにも有名になった「6人の海兵隊員が擂鉢山に星条旗を揚げる写真」。
その写真によって、歴史に名前が残ってしまった6人の兵士たちの人生を描いた、かなりやるせないお話です。
著者の1人は、6人の兵士たちの中で唯一まともな人生を送ることが出来た人物の息子でもあります。
この本も、感想書こうと思ってたのですが、なかなか書けずにいて、HEY
BULLDOGの2003年1月7日で取り上げられたときには、「うわ、流石!」と思いました。
本の紹介としては、そっちを見ればだいたい判ります。
あとは、さぁぷらす歴史図書館の「独立混成旅団戦記」はいつも楽しませて頂いてます。
上記以外のジャンルで面白かった本
1位 ドラキュラ崩御
キム・ニューマン 創元推理文庫
感想はこちら。
気のせいか、今回は架空戦記部門1位の作品の「あ・じゃ・ぱん」と共にパロディ爆破な作品ばかり選んでいるような気がします。
人によっては安易なパロディなんて怒るのでしょうけど、私はそういう安易なのが大好きなんでしょうね。
2位 戯言シリーズ(bk1)(現在5巻まで)
著 西尾維新 イラスト take 講談社ノベルス
去年20歳でデビューし(イラストレーターはさらに年下)、一気に5冊も出たシリーズ。
ただ、私的には、この作品はミステリーというより、ライトノベルと言いたい感じです。
いやあ、あえて分類するなら「ライトノベル」になるだけで、厳密には何のジャンルに入れたら良いのやら。やっていることは「推理」じゃなくて「スタンド使い同士のバトル」か「びっくり人間コンテスト」としか思えませんし。
今の「ライトノベル」というジャンルは、富士見ファンタジア文庫や電撃文庫などのアニメ・ゲーム系のイラストが多いレーベルによって分類されていて、その中身は関係無いどころか、よく判らない実験小説とかも含んだ総花的なジャンルと化しているので、そう分類するしか無いのですけど。
しかし、私感では最近ライトノベル系の文庫から、ミステリー系文庫が幾つか分化しているように、「事件が起こって犯人を見つける」という点を除けば、最近のミステリーはライトノベルと全然変わらない気もします。
今のところ、シリーズ内で一番好みなのは、3作目の「クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子」。
3位 大陸の女戦士 ヴェルメラント戦記
著者 引野利秋 イラスト ポチ加藤(クレージュ) フランス書院 ナポレオンXXノベルズ
感想はこちら。
エロ小説ほど、書き手の趣味が反映される本も無いですよね。
30年戦争だって、正面から思い切りネタに出来てしまうのですから。
4位 海賊島事件
著 上遠野浩平 イラスト 金子一馬 講談社ノベルス
一応これまでのシリーズ「殺竜事件」「紫骸城事件」のちゃんとした続きになっているので、前2冊を読んでないと楽しめないと思います。
ラストの展開には、かなり驚かされましたし。
5位 鋼の錬金術士(現在、3巻まで)
荒川弘 ガンガンコミックス
久々に正統派の漫画で燃え。
コンピューターゲーム
1位 うたわれるもの
うわ、当時の戯れ言を今読み返してみても短期集中で一気にプレイしてます。
徹夜してまでゲームやったのって、Air以来な気がします。
2位 "Hello,world"
ニトロプラス Win
記述は、9月28日、9月30日、10月4日、10月5日、10月13日、11月1日、11月25日
ストーリーも、燃え&萌えも、はっきり言って、現在出ているノベルゲームでは、最高峰に位置するゲームだと思います。
けど、最高峰というのはエベレストがそうであるように、普通の人が簡単に登れるものでは無いのです。
そのプレイ時間の長さは、人には薦められません。
序盤は余りに文章が実験的すぎて、人を選び過ぎです。
かと言って、序盤の展開が無ければ、後半の盛り上がりは無くなりますから、ただ単に削れば良いってもんでも無いですし。
素晴らしい作品だとは思ってはいるんですけどね。
3位 BALDR
FORCE
戯画 Win
シナリオだけなら、"Hello,world"や家族計画に多少劣りますが、「ゲーム」という観点から考えると、両者よりも優れています。
シナリオも、かなり高レベルで、主題歌「Face of Facts」の歌詞、
「当たり前と信じ続けたことも オモテとウラが逆さだって 本当は誰も知らない」 「果てのないこの闇も 繰り返す後悔も 明日作る現実」「叶うはずない願いも キリのない後悔も 今を創る真実 」
に象徴されるように、繰り返しプレイによって、それぞれ違った立場のシナリオを紐解いていくのは、感慨深かったです。
4位 ユーディーのアトリエ
ガスト プレイステーション2
記述は、7月3日、7月15日。
アトリエシリーズの最新作で、色々と新要素を詰め込んで、それが大成功に終わった希有なゲームだと思います。
例えば、これまでの錬金術システムが、かなり簡略化されましたが、それは手抜きになった訳では無くて、これまでとは違った意味で、奥深さが出ていますし。
5位 家族計画
D.O. Win
記述は、2002年1月14日、1月16日、1月17日、1月26日、2月3日、2月4日、2月5日。
このゲームも繰り返しプレイが面倒臭くなければ、もっと評価高いんですけどね。
番外 エースコンバット04 シャッタードスカイ
NAMCO プレイステーション2
U−2KさんのカノンコンバットONE シャッタードエアを読んでプレイして思い切りハマり、結局全部売っても赤字確定という状態ながら、その同人誌まで作ってゲームです。
プレイするのが遅れてちょっと後悔してます。
同人関係部門
1位 空の境界(上・下)
竹箒
簡単な感想は、2002年1月2日で書いてます。
2位 ベルサリウス戦記(ヴァンダル王国遠征記) Vol.1(西暦533年−536年)
OUTPOST
記述は、11月3〜4日で。
久しぶりに爆笑できた戦記でした。
3位 月ノ裁
PsGシステム研究所
「逆転裁判」&「月姫」ネタな同人ゲーム。
このゲームをやってから、元ネタの「逆転裁判」をやったので、かなり忠実にパロディ化していることが判って、笑ってしまったり。
4位 すたひろみっくす!!
すたひろBOX
5位 PROJECT D4
猫茜四川砲
「全般」と言いつつ、何だか、一部のゲームにばかり偏っているような気がします。
1位 友永遥香("Hello,world")
ハロワの第2部序盤で登場した時には、その萌えキャラぶりに驚愕してしまいました。
ゲーム全体では、たいして出番は無いのですけど、一つ一つのイベントが非常に衝撃的なキャラです。
実は、同じちよれんの構成メーカーである、アージュの「君が望む永遠」のヒロインの1人、涼宮遥と名前の読み方が同じだったり、声優まで同じだったりします(笑)
2位 友永和樹("Hello,world")
恐らく「史上最強の主人公」。
人間世界での生活によって、人間よりも人間らしい心を持ったロボット。
ヒーローとして、ここまで理想的なキャラも珍しいです。
3位 バチェラ(朝倉ひかる)(BALDR FORCE)
属性は、「ロリ&ボーイッシュ(というか「ショタ」)」と、一見相反しそうな要素を1つにしている実験的なキャラですが、その試みは見事に成功してます。
ひかる (HIKARU)エンドでの最後のCGには感動してしまいましたし。
4位 高屋敷真純(家族計画)
「家族計画」というゲームの中では、最低の人気のヒロインですが、個人的には気に入ってます。
主体性が無くて、弱い彼女ですが、その弱い彼女が懸命に生きていく様が好きだったり。
5位 高屋敷青葉(家族計画)
こちらは、いわゆる「罵り」系のヒロイン。
「家族計画」の登場人物は、どいつもこいつもまともな社会生活は営めそうも無いキャラばかりですが(それが故に疑似家族計画で一緒に暮らさざるを得なくなったのですが)、その中でも一番まともな生活が営めそうも無いキャラです。
ちょっと忘れてたので、2003.1.29に入れ替え
5位 萩原子荻(クビツリハイスクール 戯言使いの弟子)
舞台となる澄百合学園(首吊高校)にて≪策士≫の異名を持つ女子高生で 足首まで届くストレートな黒髪とスリムなスタイル、日本刀の先端のような雰囲気を持つ少女で「大将にすらなり切れなかった策士」
何というか、奇人変人ばかりの「戯言シリーズ」の中で唯一まともに普通のラブコメができそうな少女である点が気にいりました。
普通と比較すると、やっぱり「おかしいキャラ」であることは確かなんですけど、このシリーズの他のキャラたちは色んな意味で強烈ですからね。
他の作品なら、たいして印象に残らないキャラでしょうけど、この「戯言シリーズ」では、それが長所となったわけで(笑)
番外 ゲームミュージック部門
1位 escape(白詰草話 OP)
ホント、このゲームはOPと第1話だけは最高だったのですが(笑)
2位 Face of Facts(BALDR FORCE OP)
3位 同じ空の下で(家族計画 OP)
4位 天罰!エンジェルラビィ(まじかるトワラー エンジェルラビィ OP)
5位 運命−SADAME−(うたわれるもの 挿入歌)
これらの曲が、作業中一番多く聞いていた曲でした。