問題
<1>帝国主義国
〔イギリス〕 19世紀後半の選挙法改正の結果、労働者階級も選挙権を獲得し、1884年のフェビアン協会を母体として、1906年に(1.)党が成立した。また、1911年に成立した(2.)法により下院の優越が確立し、議会制民主主義の原則が完成した。(3.)問題は紛糾した。(3)のイギリスからの独立をめざす(4.)党の活動もあって、1922年には自治が、1937年には独立が認められたが、北部だけはイギリス領に残された。
〔フランス〕 第三共和政下の国内政治は,軍部・カトリック・王党派などの保守派と共和派の対立が激しかったため,いつも不安定であった。そして1889年には対独復讐をとなえるブーランジェ将軍のクーデタ計画があり,また97年から(5.)事件をめぐり世論を二分する激しい対立がおこった。
〔ドイツ〕 1890年,ビスマルクは労働運動や社会主義への対策をめぐり皇帝(6.)と対立して失脚した。それから第一次大戦の勃発まで,ドイツでは,鉄鋼・電気・化学工業を中心に経済の躍進がみられた。皇帝(2)は,対外進出をめざす「世界政策」を展開し,イギリスに対抗して大艦隊の建設にのりだした。また、社会主義者鎮圧法が廃止されたことにより、社会主義政党の(7.)党が議席をのばした。
〔ロシア〕 ロシア国内では革命運動や政府批判が高まり,19世紀末から20世紀初めにかけて,労働者階級を基盤としたマルクス主義の(8.)党,
農民を基盤とするナロードニキの社会革命党, 資本家による立憲民主党の結成があいついだ。(8)党は、(9.)率いるボリシェヴィキとプレハーノフ率いるメンシェヴィキに分裂した。政府は日露戦争の勝利によって国民の不満をなだめようとしたが敗れ,1905年1月には(10.)事件がおこった。これをきっかけに労働者はゼネストに立ちあがった。政府は十月宣言で国会(ドゥーマ)の設立を約束して革命の沈静化をはかるとともに,反乱を武力鎮圧してやっと苦境を脱した。革命後,首相ストルイピンは反対派の多い国会を解散してふたたび専制政治にもどった。
〔アメリカ合衆国〕 共和党の(11.)大統領は,さらに太平洋・中国大陸へも進出をくわだて,1898年に米西戦争をひきおこした。また、1899年には国務長官(12.)の名で,中国における「(13.)」「機会均等」「領土保全」を提唱し、中国市場への進出をねらった。ついで1901年就任した(14.)大統領は,(15.)運河建設のため(15)共和国を強引に独立させたり,カリブ海沿岸諸国の内政に武力干渉するなど「棍棒外交」を展開した。(15)運河はウィルソン大統領の時に完成した。
1)(1)〜(15)に当てはまる語句を書け。
2)下線部の説明として適切なものを次の内から記号で1つ選べ。
@ポルトガルと戦い、ハワイを獲得した。
Aフランスと戦い、マーシャル諸島を獲得した。
Bスペインと戦い、フィリピン、グアムを獲得した。
Cイギリスと戦い、キューバを保護国とした。
<2>独占資本
(1)次のa〜hのうち,第2次産業革命に該当しないものを二つ選んで記号で書け。
a:鉄鋼業、化学工業、電気工業の発達 b:石油・電力の開発
c:石炭・蒸気機関による動力革命 d:エディソン(米)
e:スティーヴンソン(英) f:モールス(米)
g:ベル(米) h:ノーベル(スウェーデン)
(2)次のa〜eの各語句の説明として適切なものを選択肢からそれぞれ1つづつ記号で選べ。
a:独占資本 b:カルテル c:トラスト d:コンツェルン e:帝国主義
{選択肢}
あ:同一業種の大企業どうしの合併、大企業の中小企業の吸収などにより同業種の多数の会社が単一の経営権にまとめられること
い:広義には国家の領土拡大・植民地支配政策、狭義には19世紀末以来の資本輸出を伴う資本主義国の世界分割政策
う:企業としての独立性を保持しつつ同一企業間で販売価格・生産量・販売地域などを協定して利潤の低下を防止すること
え:少数の巨大企業による市場の支配・独占により自由競争が制限されること
お:中心的な巨大企業が中心となり、異業種の他企業株を所有して営業権を握り、実質的な独占を形成すること
解答
<1>帝国主義国
1)1. 労働 2. 議会 3. アイルランド 4. シン・フェイン 5. ドレフュス
6. ヴィルヘルム2世 7. 社会民主 8. 社会民主労働 9. レーニン 10. 血の日曜日
11. マッキンリー 12.ジョン・ヘイ 13. 門戸開放 14.セオドア・ロースヴェルト
15. パナマ
2) 3
<2>独占資本
1)c,e
2)aえ bう cあ dお eい