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ここでは 水平尾翼容積(Vt)を用いた機体データの管理法を紹介します。 水平尾翼容積、空力平均翼弦、などについては 様々な文献、サイトなどで紹介されていますが 途中まで読み進んだが複雑な計算式が出現したり、突然定義されていない記号が式の中に出現したりすると理解困難になり「別に理論を知らなくても飛ばせるや」と諦めてしまった方も多いでしょう。 ここでは 極めておおざっぱな計算で製作した機体のデータを数値として残し、数多くの機体のデータの蓄積で 新作機の設計に応用しようとするものです。 |
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まず最初に翼のデータを調べます。 調べる項目は、
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| 3、 | スライスした各翼弦(C n が C1 から C21)の長さを測定します。 |
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これらの長さの平均を C n ave とします。 C n ave = (C1 から C n の合計)/ n で求められます。 (Excel などを使用すると簡単にできます) これは厳密な意味での「空力平均翼弦」とは異なりますが、数多くの翼の計算をいつも同じ手法で行うと言う意味では 機体の相対的な比較検討には十分使用できます。 |
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| 4、 | スライスした各翼弦の前縁側から25%の位置に線を引きます。 |
| (C nの上から1/4の位置) | |
| 5、 | 翼の前端から各翼弦の25%位置までの長さ(Bnが B1からB21)を測定します。 |
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これらの長さの平均を Bn ave とします。 Bn ave = (B1 から Bn の合計)/ n で求められます。 |
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| 6、 | Bn の平均の位置に線を引き、この位置を 25%位置とします。 |
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この位置から C n の平均の1/4だけ上の位置に線を引き、この位置を 0%位置とします。 また、この位置から C n の平均の3/4だけ下の位置に線を引き、この位置を 100%位置とします。 |
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| 7、 | 6 での 0%位置と 100%位置を上下に結んで長方形を描きます。(上図の青線の長方形) |
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赤の楕円翼 と青の長方形は同じ面積になるはずです。 これで 翼面積は求められます。 図の青線の長方形の上部分が「重心0%位置」になり、下部分が「重心100%位置」となります。 |
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| 8、 | 同様の方法で水平尾翼についても測定しておきます。 |
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| 12、 | 水平尾翼容積は以下のような式で表されます。 | ||||||||||||
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| 水平尾翼容積 Vt =(St × L)/(S × C) 式1 | |||||||||||||
| この式を Lを求める式に展開して、 | |||||||||||||
| モーメントアーム L =(Vt × S × C)/St 式2 | |||||||||||||
| 式2 を用いて L を求めて胴体の寸法を決定します。 | |||||||||||||
| 13、 | フライトテストでのオモリの増減を行って 最終的な重心位置が決まったら L の値を再度実測して | ||||||||||||
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最終的な 水平尾翼容積 Vt を 式1を用いて計算し直して資料として保存します。 また、最終的な重心位置が何%の位置になるかも求めておきます。 |
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数多く製作しては飛ばし、資料として残しておくことにより 新型機の設計の参考になり、自然とお気に入りの機体が見えてくる様になるでしょう。 一般的に グラフの右下になるほど縦安定が悪くピッチングしやすい機体となります。 |
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