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ここでは一般的なゴムカタパルトによる「ループ上昇」と呼ばれる調整方法を紹介します。 約 45°の方向に発進する方式ですが、垂直上昇であっても同じ考え方でできると思われます。 1、上昇の調整 (翼の取り付け角差について) キットなどの機体では 図2 の様に主翼と水平尾翼の 胴体への取り付けに
わずかな角度の差が付いています。 また、垂直上昇機などのように この角度差を付けずに(図1 のように主翼と水平尾翼の胴体への取り付け角度差が 0°)製作されているものもあります。 図1 は、水平尾翼の胴体への取り付け角度に対して 主翼の取り付け角度がほとんど平行に近い状態を示しています。 図2 は、水平尾翼の取り付け角度に対して 主翼の取り付け角度がわずかだけ前上がりになった状態です。 図3 は、水平尾翼の取り付け角度に対して 主翼の取り付け角度をさらに前上がりにした状態です。 キットの機体などでは 胴体への翼の取り付け部分に関しては 設計者が十分に吟味して決定した取り付け角度になっているのですが、主翼、尾翼 共に 翼端まで同じ角度になっているかどうかは 製作上の正確さ によって違ってきます。 先ず、使用するカタパルトのゴムの強さと 引きの強さ(リーチ)を前提 として考慮しなければなりません。 使用するゴムの強さに合わせて 図2 の様な軌跡で上昇し、半円を描いた頂点でゴムの勢いが無くなり 滑空時の速度に近くなるのが理想です。 図1 は上昇時の宙返り半径が大きすぎて半円を描く前にゴムの勢いが無くなった状態です。 図3 は逆に上昇時の宙返り半径が小さすぎて半円を描いた頂点でもゴムの勢いが未だ残っており 一周して地上方向に戻ってきた状態です。 図4 の様に 主翼 または 水平尾翼を上下にたわめて 取り付け角差を調節することができます。 図1 の場合は 主翼を前上がり にするか もしくは 水平尾翼を後ろ上がりにすれば 上昇時の宙返り半径が小さくなり 図2 の様な軌跡へと変化します。 また、図3 の場合は 主翼を前下がりにするかもしくは 水平尾翼を後ろ下がりにすれば 上昇時の宙返り半径が大きくなり 図2 の様な軌跡へと変化します。 ただし、主翼前縁を上下させるのと主翼後縁を上下させるのとではキャンバーの高さも変化してしまいますので注意が必要です。 |
下の 図1 から 図3 は、翼の胴体への取り付け角差と上昇時の軌跡を示したものです。 ![]() ![]() ![]() |