モ ル ダ ウ

祖国の伝説を元にして


1、作曲した人について

 「モルダウ」を作曲したスメタナは、1824年に、ボヘミア(現在のチェコ)で生まれました。
 当時、ボヘミアはオーストリア帝国の支配下にあったため、ドイツ語を話す事を 強制され、スメタナも、家でチェコ語を聞いた事がありませんでした。

 お父さんは、ビール造りの職人でしたが、アマチュアのヴァイオリンニストでもあり、 スメタナに最初に音楽を教えてくれた人でもありました。
 8才で最初の作曲をし、その後も作品を作りつづけますが、音楽理論を 習った事がないので評価は得られませんでした。

 15才で名門校に入学したにもかかわらず、音楽にひたっていたスメタナは、 学校を無断欠席して、舞踏会でピアノを弾いたりしてすごしていました。

 日記に、「私はピアノにおいてはリストのように、 作曲においては、モーツアルトのようになる」と 書いたスメタナは、20才でようやく音楽理論を正式に習い始め、 作曲家への道を歩み始めました。




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